ブログの直帰率と滞在時間はアクセスアップに関係あるか?

アクセスアップ対策

ブログの直帰率と滞在時間の影響力とは?

ブログ記事の更新数がアクセスアップとは関係ないことは、以前の記事でお伝えしました。

エクセルで14カ月分のデータを分析してみたところ、記事の更新数とアクセス数に相関関係は「ほぼない」ことがわかりました。

では、サイトのユーザーの滞在時間や直帰率は、アクセス数に影響しているでしょうか?

こちらも分析してみました。

ユニークユーザーと直帰率と滞在時間の関係とは?

はじめにですが、ここで出したデータ分析は、あくまで1ブログの解析結果です。

その他のサイトも同じ結果になるわけではないことを最初にお伝えしておきます。

さっそくですが結論からいいますと、「ほぼ無関係」という結果になりました。

用意したのは、「ユニークユーザー」と「滞在時間」「直帰率」の3つです。

ユニークユーザーとは、純粋な訪問者の数です。

たとえば、1人の同じ人が1日に3回サイトに訪れた場合でも、1ユーザーの訪問としかカウントしない数字です(つまり、1ユニークユーザーと表示されます)。

これが「セッション」でカウントすると、3セッションとなります。

UU(ユニークユーザー)とは

そのユニークユーザーに対して、「滞在率」と「直帰率」がどれだけ関係しているかをデータ分析で調べます。

ブログの分析結果

エクセルの「データ分析」→「相関」で分析したところ、数値は次のようになりました。

相関関係の数値は、統計の世界では「相関関係はこうである」という明確な基準はありませんが、目安としては以下のような基準で相関関係を見ていきます。

  • ~0.3未満:ほぼ無関係
  • 0.3~0.5未満:非常に弱い相関関係
  • 0.5~0.7未満:相関がある
  • 0.7~0.9:強い相関関係がある
  • 0.9以上:非常に強い相関関係がある

解析結果は、ユニークユーザーに対して

  • 滞在時間:-0014
  • 直帰率:0.1

となっていますので、両者とも「ほぼ無関係」であることがわかります。

エクセルで相関関係をデータ分析する方法はこちら

念のため、「重回帰分析」でもデータ分析してみましたが、「補正R2」の値が-0.2となり数式としての信頼性がないとわかりました(重回帰分析は補正R2は0.5以上が目安)。

有意Fも0.9もあって、分析結果を間違える確率が90%もあります。

したがって、直帰率も滞在時間も、アクセス数とは関係ないということです。

通常、ページの検索順位が上がるには、一定期間必要になります。

ですから上記の結果は、タイムラグがあるためともいえるので、一応3カ月後のアクセス数とズラして分析してみましたが、結果はやはり「ほぼ関係ない」となりました。

滞在時間と直帰率は検索ランキングに関係しているのか?

では、サイトの直帰率や滞在時間は、SEO対策とどう関係しているのでしょうか?

SEO対策の専門家の中では、「関係している」とおっしゃる人もいます。

この疑問に対し、

「クリック率や直帰率、離脱率などのユーザーの行動はアルゴリズムを評価する目的で使用しており、ランキングには影響しない」

「私たちは検索順位を決めるにあたって、Googleアナリティクスのデータを活用、結びつけてはいない(Google、ジョンミュラー氏)」

と回答されています。

つまり、アルゴリズムの改良や、検索結果の品質を上げるためのアップデートに参考として利用することはあるが、だからといってそれが原因で検索順位が変動するわけでもないということです。

たしかに、直帰率一つをとってみても、一概に長い方が良質なコンテンツとはいい切れません。

検索結果を複数窓開いていた場合、必然的に一番最後に読むページの滞在時間は長くなりますし、単純にただ開きっぱなしだったということもあります。

反対に短いコンテンツが、検索ユーザーの検索意図を満たしてないともいえません。

直帰率にしても、1ページでユーザーの疑問に対する回答をほぼ網羅しているようなページなら、直帰率が高くてもユーザーが満足したとも解釈でき、それなら直帰率が高くなくても良いわけです。

このように、滞在時間や直帰率が絶対的な基準になるかといえばそうでない面もあるわけで、だとしたら今回のデータ分析の結果が「ほぼ関係ない」と出るのも、ある意味納得です。

本当は、「関係ある」という結果をもとに、したり顔で講釈を垂れたかったのですが。

直帰率と滞在時間を改善する方法

しかし、だからといって、直帰率が高く滞在時間が少なくても良いかといえば、そんなことはありません。

現在の検索ランキングには影響はしてないかもしれませんが、滞在時間が長く直帰率が低いサイトの方が「ユーザーの満足度は高い」といえます。

ではどんなページが直帰率は低く、滞在時間が長くなるのでしょうか?

  • ページ単位の改善方法は
  • ページの冒頭に画像を貼る
  • 関連ページに内部リンクを張る
  • コンテンツをユーザーが満足できるよう充実させる
  • 小見出しをつける
  • 文字数を増やす
  • 動画を貼る

などの施策があります。

ただし、わたしが試してみた感じでは、上記の方法の影響はわずかで、大きく改善されるものではありませんでした(だからといってないがしろにしていいものではありません)。

確実に直帰率と滞在時間を改善したいなら、「まとめページ」が検索でヒットするようになると改善します。

まとめページとは、その名の通り、あるカテゴリーごとにコンテンツをまとめたページで、目次的な役割をしており、そのページから関連ページへとリンクを張ったページです。

このようなページにチラシのことで悩んだユーザーが訪問すると、必然的に上から下まで見るようになり、結果として直帰率や滞在時間の改善になるというわけです。

ただしこの方法の欠点は、必ずしも狙ったページが検索上位にくるわけではないということです。

手間暇かけてまとめページを作っても、検索順位が上がらなければ徒労となる可能性があります。

まとめ

今回のデータ分析では、アクセス数に対して、直帰率と滞在時間は、「ほぼ関係ない」という結果になりました。

ただし、データ分析は、原因をみつけたり相関関係を特定したりすることには役立てられますが、それだけでは何の解決にもなりません。

直帰率と滞在時間は、ユーザーの満足度を表す指標にはなりますので、たえず改善していく必要があります。

それがリピーターの獲得になり、さらなるアクセスアップにつながります。

データ分析の結果を活かして、的確なアクセスアップを目指しましょう。

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