文章に「臨場感」が出るWebライティングの書き方

WEBライティング

臨場感を出す3つのロジック

文章に「臨場感」を出すことは大事です。

臨場感が出ることで、読み手が話の中にすっと入っていけるからです。

臨場感を出すには、特段の文章力は必要ではありません。

  • 文章の語尾
  • 書き手の視線
  • 書き手の感想

という3つのロジックを知っていれば、誰でも書けるようになります。

過去形と進行形をミックスするWebライティングの書き方

過去の話の中に、現在進行形の話を入れると、文章に臨場感が出てきます。

過去形と現在進行形をミックスすることで、臨場感が増し、あたかも自分の目の前でその出来事が起こっているような感覚を演出できるのです。

過去に起こったことを、

「~していた」
「だった」

と書くと、読み手は「もうすべて終わってしまったこと」と感じます。

過去の話ですから、臨場感はなくなります。

当たり前です。

そこで過去の終わった話でも、あえてその中に現在形を入れるのです。

過去と現在が入り組むことで、臨場感が増していきます。
たとえば、

次の文を読み比べてみてください。

【過去形の文章】

私は湯船にゆったり浸かっていた。

満天の星空を仰ぎながらの露天風呂だった。

そのまま自然の中に溶け込んでしまいそうな心地良さを感じることができた。

心に残る素敵な想い出となった。

【過去形と現在進行形のミックス型】

私は湯船にゆったり浸かっていた。

満天の星空を仰ぎながらの露天風呂である。

そのまま自然の中に溶け込んでしまいそうな心地良さを感じている。

心に残る素敵な想い出だ。

いかがでしょう?

後者の方に臨場感を感じるはずです。

現在進行形を入れることで、まさに目の前で起こっているように感じられるからです。

さらに過去形と現在進行形をミックスさせると、語尾に変化をつけることができます。

例文の場合、前者はすべて語尾が、「~た」なので、読んでいて単調なリズムになってしまいます。

それに対し後者は、語尾に変化があるので、文章にリズムがでます。
ただし、

ただし注意点が一つあります。

それは、すべてを現在進行形にしないことです。

すべてが現在進行形だと、意味が通じなくなってしまうということです。

過去形と現在進行形を組み合わせるときは、次の2つを意識してみてください。

  1. 実際の行動を書いた文は過去形にする。
  2. 様子を説明する文を現在進行形にする。

読み手を「同化させる」Webライティングの書き方

読み手を書き手の視線と同化させるWEBライティングの書き方をご紹介します。

視線が同一になれば、あたかも文章の主人公になったような気持ちになります。

書き手の視点を書く

さらに臨場感を出すには、読み手を書き手に「同化」させなくてはいけません。

映画をイメージすると分かりすいです。

ストーリーに入り込んでしまう映画は、観客を「同化」させる技術に長けています。

あなたが共感した映画を思い出してみてください。

あなたはまるで登場人物の一人になったかのように、怒ったり、泣いたり、笑ったり、緊張したりして主人公と感情を同じにしたはずです。

喜怒哀楽を共にすることで起こる現象、これすなわち「同化」です。

文章で読み手を「同化」させるには、書き手と「同じ視線」にします。

視線が同じだと、読み手はその場にいるような錯覚を起こします。

たとえば、次の2つの文章を読み比べて見て下さい。

地元では知らない人はいないという、ハンバーグ専門店に行ってきた。

駅から車で南へ約5分の場所にお店はある。

車をとめ、階段を上って足早に店内へ入る。

ログハウス風の雰囲気だ。

地元では知らない人はいないという、ハンバーグ専門店に行ってきた。

駅から車で南へ約5分の場所にお店はある。

車をとめ、階段を上って足早に店内へ入る。

店内をぐるりと見回す。

ログハウス風の雰囲気だ。

この2つの文の違いは、

「店内をぐるり見回す」

だけしかありません。

しかしこの一文が入ることで、「読み手の視点」が動きます。

あたかも自分が、店内を見回しているような錯覚を起こします。

要は、「お店に入って、店内をぐるり見回す」という文章を読むことで、読み手の視点が、実際に店内に入って体験した書き手の視点と、「同化する」というわけです。

書き手の視線を追っているうちに、読み手は書き手と同化して、同じ世界へと入り込んでしまうというのが、この方法のトリックです。

読み手と視線を同化させるには、

  • 誰の視点かをはっきりさせる。
  • 視点を移動させる。

ということが大切になります。

書き手の感想を書く

そして次に、

「情景描画と感想をはっきり分ける」

ことをします。

さきほどの文に感想を加えると、

地元では知らない人はいないという、ハンバーグ専門店に行ってきた。

駅から車で南へ約5分の場所にお店はある。

車をとめ、階段を上って足早に店内へ入る。

店内をぐるりと見回す。

ログハウス風の雰囲気だ。

木の持つ素朴さが、暖か味を出しているように思えた。

情景描画の後、

「木の持つ素朴さが、暖か味を出しているように思えた」

と感想を続けることで、お店の雰囲気を読み手に具体的に感じてもらえます。

これで、書き手のあなたと読み手の同化が完了しました。

読み手を同化させる文章は

  1. 書き手のあなたの視点(誰の視点かをはっきりさせる。視点を移動させることを意識する)
  2. 書き手のあなたの感想

の2つを書いてください。

まとめ

いかがでしたか?

臨場感を出すのに、それほど文章力が必要ではないことをご理解いただけたと思います。

要は、簡単なロジックを知っているだけで、誰でも書けることなのです。

臨場感が出るWebライティングの書き方は、簡単な方法なので、取り入れてみてください。

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