読み手を納得させるWebライティングの書き方

WEBライティング

潜在意識レベルで相手を納得させる言い回し術

誰かに何かの決断を迫る場合、「言い回し」が重要です。

言い回し一つで、決断をしやすくなるのです。

それも罪悪感をとってあげる言い回しなら、なお効果的です。

人はいいことが起こり過ぎると、無意識のうちに「良くない」と考える傾向にあります。

たとえば、仕事がどんどん舞い込むようになって、金銭的にも余裕が出てきた。悪いことは何も起こらない。

でも、何か人生がスムーズに行き過ぎることに、どこか不安を覚えます。

そんな矢先、事故にでも遭うと、「やっぱり悪いことが起きた。いいことがあり過ぎたんだ。人生プラスマイナスゼロだな」と、変な言い方ですが、腑に落ちるものです。

私たちは、人生でいいことが起こるように願っています。

ただそれとは逆に、心のどこかでいいことが起こることに罪悪感を持っているのです。

要は、この罪悪感を取り除いてあげることで、決断をしやすくなるのです。

たとえば、アメリカのある食品メーカーが、牛乳を混ぜるだけでできるケーキの素を発売しました。

この商品は事前の調査で、「本物のケーキと見分けがつかない」というくらい完成度が高く、メーカーも自信満々でした。

ところがふたを開けてみると、思ったほど売上が伸びません。

そこで、なぜ売上が伸びないのか調査をしたところ、意外な答えが返ってきたのです。

すなわち、

「怠け者と思われたくない」
「楽をしていると思われるのが嫌だ」

という答えです。

つまり購入を決めるとき、

「作業が楽になる」

という自分にとっていいことよりも、

「怠け者に思われる」

という罪悪感を優先させてしまっていたのです。

そこでこの食品メーカーは、

「空いた時間でもう一品料理を作ってあげましょう」

というイメージ広告に変えました。

すると、売上も急激に伸びたとそうなのです。

罪悪感が心の引っかかりになっていて、それを断りの理由にしていることはよくあります。

仮にバリバリ働くキャリアウーマンに旅行を提案したい場合、

「あなたが働き過ぎることで、周りの人が休みを取りづらく感じていませんか?それにたまには体を休めないと、効率の良い仕事はできませんよ」

という言い回しにすればどうでしょう。

体の言い言い訳を見つけてあげることで、「休むことが悪い」という罪悪感を取り除くことができます。

そこで「休暇がとれたら、旅行をして心身共にリフレッシュしませんか?」と提案すれば、あなたの意見を受け入れやすくなるでしょう。

言い回し一つで、提案の受け入れやすさは変わります。

単純ですがこれがないと相手は動きません

提案する場合、「お願い」が重要です。

人は理屈だけ並べられても、行動することはできません。

相手からお願いされることで、はじめて自分の取るべき行動が分かるのです。

たとえば、何かの企画を聞かされた場合、終始一貫説明で終わってしまってはどうでしょう?

「ところで、わたしに何をしてほしいの?」

と感じてしまうはずです。

つまり、説明するだけでは、相手に取ってほしい行動まで伝えることはできないのです。

聞いた相手としては、その説明を理解した上で、

「自分にどういう行動を取ってほしいのか」

まで教えてほしいのです。

その部分がお願いです。

「今月の10日に資産運用のセミナーを開催します」

では何をしてほしいのか分かりません。

それに

「知っているとお金の運用に有利な内容ですので参加されませんか?」

とお願い文を加えることで、はじめて相手に取ってほしい行動が分かります。

また、お願には相手の自尊心を満足させる効果もあります。

人間は感情の動物です。

提案やメリットが優れていても、気分を害したらそこでアウトです。

その提案やメリットを受け入れてくれることはないでしょう。

しかし、お願いすれば自尊心は満たされます。

ここでいう「お願い」とはお願い営業のことではなく、行動を促すための「お願い」です。

お願いしたからといって、あなたの価値が下がるわけではありませんのであしからず。

正しい「が」の使い方

ちなみに、「は」や「が」の使い方で文章に強弱をつけることができます。

「が」などの濁音の助詞は、主語を強調したいときにピンポイントで使うのがベストです。

たとえば、

「お金惜しい」

では気持ちが伝わりません。

しかしこれを「が」にすると、

「お金惜しい」

となり、お金を失う焦りの気持が伝わります。

しかしその反面、「が」といった濁音を使うと「くどい」文章になってしまいます。

濁音がつづくと耳障りな感じがし、読みにくい文章となってしまうのです。

たとえば、

「これから高いリターン期待できる投資先ココです」

と「が」をすぐ近くに続けて使うと、くどさを感じます。

しかも濁音なので、上品さも欠けてきます。

それを、

「これから高いリターン期待できる投資先ココです」

と、「が」を「は」や「を」にすれば、くどくなく、耳障りの心地良い文章に変わります。

文章を書くときは、助詞をどう使えば、読みやすくなるのかも考えて書きましょう。

助詞の使い方一つで、読みやすい文章や伝わる文章になります。

まとめ

言い回しを成功させるポイントは、相手の罪悪感を取ることです。

罪悪感を感じる限り、それがストッパーになり、メリットある提案でもはねつけられてしまいます。

どんな言い回しをすれば読み手の罪悪感を払拭できるか?ぜひ、考えて提案してみてください。

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