ブラックハットSEOの誘惑に乗るな!SEOは正攻法で攻めるべし

SEO対策

2種類のSEO対策

SEOの手法には、「ホワイトハットSEO」と「ブラックハットSEO」の2種類があります。

その名が示す通り、ホワイトハットSEOはクリーンな正攻法。

ブラックハットSEOは、不正な手段で上位表示を目指す方法です。

白と黒の間にはグレーもあるわけで、全部を白と黒に分けることはできませんが、大まかにいうとSEOの手法はこの2つです。

この2つの手法の違いは、上位表示されるスピードにあります。

 

ブラックハットSEOは短時間で効果が出る

ホワイトハットSEOは正攻法だけに、上位表示されるまで時間がかかります。

正確にいえば、上位表示させてアクセスを集めてくるまでです。

その反対に、ブラックハットSEOは、効果が出るまでのスピードが早いのが特徴です。

ブラックハットSEOとは、主に自動ツールによる自作自演やどこぞの業者から購入した不正な外部リンクですが、不正なリンクが不正とGoogleにバレるまでは、そのリンクの多さから検索エンジンのからの評価が高くなり、コンテンツの中身がショボくても他サイトを押しのけて上位表示されます。

しかし、検索エンジンも進化してますので、不正な外部リンクがバレてしまい、ペナルティを受け、そのサイトは圏外へと飛ばされてしまいます。

 

焼き畑農業のブラックハットSEO

インターネットの世界では、検索エンジンに嫌われてしまうと、アクセスはまず集まりません(その場合、広告やSNS経由で集めるしかないです)。

よってペナルティを受けたサイトは、今までの苦労も水の泡、何の役にも立たないクズサイトになってしまいます。

では、なぜこのようなリスクを犯してまで、ブラックハットSEOを行うのでしょう?

無知なのは別として、その理由は「その場限りの売切り」で良しとしているからです。

要は、ペナルティを受けることを承知でブラックハットSEOを行い、上位表示されているうちに稼げるだけ稼いで、ペナルティを受けたらそのサイトを捨てて、新たなサイトを作って、そのときのGoogleのアルゴリズムの抜け穴を探してペナルティ覚悟で上位表示をさせる。

ずっとこの繰り返しです。

だからサイトも、極力人の手がかからないようツールで自動生産です。

これも一つの考えでそれはそれでいいのですが、こういう「売切り型」が通用するのは、売って終いが企業理念の会社か、個人の名前を出さないアフィリエイターです。

一般的な会社は、長くお客様に利用してもらわないといけないわけで、サイトの役目は売ることだけが目的ではないでしょう。

地域に根付いてやっていくには、信用や看板が大事になります。

その企業やお店がブラックハットSEOを行い、ペナルティの度にサイトが圏外に飛ばされていたのでは、信用もクソもないでしょう。

だから、企業や顔を出して売る個人の場合、たとえ時間はかかっても、正攻法のホワイトハットSEOに取り組むべきなのです。

 

外部リンクの獲得は永続的な課題

誤解なきようにいっておきますが、外部リンクを不正(自作自演や購入)に取得しなければ良いのかという問題ではないです。

外部リンクは、今でも重要なランキング要素で、これがあることで上位表示されやすくなりますし、検索順位も安定しやすいです。

だから外部リンクは、不正な手段でなく、正攻法で獲得し続けていかなければいけない施策です。

そのためには、コンテンツの質が重要になってきます。

コンテンツが素晴らしければ、リンクを張って誰かに紹介したくなりますからね。

 

リダイレクトはSEOに悪影響を及ぼす?

ちなみに、サイトを引っ越した場合に、新しいURL(新サイト)にアクセスを送ることをリダイレクトといいます。

仮にペナルティを受けてサイトが圏外に追いやられた場合、リダイレクトを使って既存のユーザーを新サイトへ誘導するけですが、では、このリダイレクトを繰り返すと、検索エンジンのランキングに悪影響を及ぼすでしょうか?

結論からいってしまえば、「影響しない」です。

この質問に対して、Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は次のように回答しました。

いや、リダイレクトの繰り返しが問題になることはない。

一般的に言えば、ユーザビリティのためにはリダイレクトの数を減らすことを推奨している。可能ならば、最終の URL に(直接)リダイレクトしたほうがいい。

とはいえ、PageRank や、そのほかのランキングシグナルの受け渡しに関しては、リダイレクトの繰り返しは問題にはならない。

1つ覚えておくことがあるとしたら、5回までのリダイレクトを私たちはその場でたどるということだ。リダイレクトが5回を超えると、次のクロールのサイクルに回される。

重要だと考えている URL が、5回より多くのリダイレクトを経ているなら、修正した方がいい。

リダイレクトの繰り返しは、特にモバイルでは表示速度が非常に遅くなる。

また

品質が低いページのURLに対するアクセスを、品質が高いページに301リダイレクトしたら、品質が高い方のページに悪影響がありますか?

どちらもページも同じトピックを扱っていて、それぞれにトラフィックがあるのですが、ユーザーには一番いいページだけを見せたほうがいいだろうと考えています。

という質問に対しても

最後のページの品質だけに注目すればいいだろう。リダイレクトのことは心配しなくていい。(ユーザーが最終的に見る)結果をすばらしいものにするようにしなさい。

と回答しています。

リダイレクトがSEOに悪影響はないとはいえ、ジョンミューラー氏も答えているように、リダイレクトは5回までしかされません。

5回を超えたリダイレクトは、「リダイレクトした後、停止して 404 として処理します」とGoogleの公式ガイドに書かれています。

これはあくまで検索エンジン向けのことですが、リダイレクトが本当に悪影響を及ぼすのはユーザーに対してです。

単純に、リダイレクトが繰り返されるような不便なサイトを、ユーザーが好んで使うわけがないでしょう。

万が一ペナルティを受けて新サイトに引っ越しても、ユーザーが不便と感じてしまい、結果的にそれがコンバージョン率を落とす結果になります。

後々のことまで考えたら、一般的な企業やお店が、一時的なアクセスほしさにブラックハットSEOを行うことがどれだけメリットがあるのでしょうか?

よくよく考えた方がいいです。

 

アルゴリズムの第一人者より提言

ではホワイトハットSEOでは何に取り組むべきか?

最近でも(2017年5月)、品質関連のアルゴリズムの変更により、検索順位に大きな変動があったようです。

この変動によって影響を受けたいくつものサイトを、アルゴリズム分析の第一人者とも呼べる、グレン・ゲイブ氏が丹念に調査した結果、次のようなアドバイスを送っています。

  1. コンテンツ品質とユーザー体験の観点に立ち、客観的にサイトを分析すること。そして全体像をつかむべし。
  2. 低品質なコンテンツを改善し、中身のないコンテンツを削除するか、グーグルにインデックスさせるべきではないページをnoindexにするべし。
  3. 低品質コンテンツはインデックスされなければ問題にならないので、高品質コンテンツのインデックスに注力すること。
  4. 目立たせすぎている広告を撤去するべし。広告がユーザーを不快にさせているとグーグルが判断したら、評価を下げられる。
  5. サイトに存在するユーザー体験の問題をすべて速やかに修正するべし。
  6. コンテンツやユーザー体験の問題の原因になりうる技術的な問題を直すべし――たとえば、レンダリングを妨げるような要素を取り除いたり改善したり、または表示速度を遅くするような不具合をなくすのだ。
  7. 高品質なコンテンツを継続して追加していくべし。他にない独自の内容で、検索意図に関連性があり、ユーザーのニーズを満たすコンテンツだけを公開していくのだ。それができないコンテンツなら、公開しないほうがいい。
  8. また、すでに品質が高いコンテンツであっても、さらに質を高めることはできるはずだ。検索クエリを調べ、ユーザーの期待以上のものを提供できるようにする。
  9. (順位が下がった場合は)おそらくすぐには回復できない。本当に品質が改善したとグーグルが認識するまでには長い時間がかかる。いまのSEOは短距離走ではなくマラソンの心構えで取り組んでいくべし。

まさに、王道と呼べるSEO対策です。

もう、小手先のテクニックでは通用しなくなっているのです。

 

本質はブラックもホワイトも関係ない

誤解しないでいただきたいのですが、ホワイトハットSEOなら必ず評価されるかといわれればそんなことはありません。

その逆に、ブラックハットSEOを施したサイトでも順位を落とされないケースもあるのです(ブラックハットSEOをおススメするものではありません)。

その違いは何か?

そのコンテンツが、検索ユーザーのニーズに答えているかどうかです。

不正に購入したリンクがペナルティを喰らう原因は、ユーザーにとって価値のないサイトを無理やり上位表示させてしまうからです。

ある意味、ブラックであってもユーザーのニーズを満たしている記事であれば、順位を落とす意味はないでしょう。

その反対に、ホワイトであっても、検索ユーザーのニーズに答えていなければ、そんなページを上位表示させても、誰も益する人がいないのです。

ですから究極的にいってしまえば、不正なリンクがあるかどうかなんて話ではなく、ユーザーのニーズを満たすコンテンツを作ることが大事になるのです。

【追記】2018年4月現在では、中身の伴わないページに外部リンクを送るだけでは、安定した上位表示は難しくなってきています。

外部リンクが効果を発揮するのは、「ユーザーにとって有益なコンテンツ」という条件を、必ず満たさなくてはいけなくなっています。

 

ツールの解析だけでは意味がない

またまた余談ですが、SEO関連のツールはたくさんありますが、そこで解析したキーワードのデータだけでは何も問題は解決しないです。

タイトルタグやH1タグでキーワード対策するだけでも無意味です。

そのキーワードを使って、中身の充実したコンテンツを作らないと、Googleは評価してくれません。

わたしの場合ですが、SEOに無知なころ、コンサルタントにSEOチェキを使ったサイト分析の方法を教えてもらい、キーワード対策をして半年間毎日投稿し続けてもアクセスは集まりませんでした。

対策といっても、検索ニーズのありそうなキーワードをh1タグに入れていただけですが・・・。

その原因は今ならはっきりわかりますが、コンテンツの中身(400文字前後の記事)です。

今のGoogleはコンテンツがショボいと、キーワード対策したくらいでは上位表示してくれないです。※必ずしも文字数で決まるわけではありません。

あまりSEOを理解してないコンサルタントに教えてもらっても、時間と労力を無駄にするだけで効果は出ませんから気をつけてください(毎日更新とか、何百ページの投稿したとか、検索エンジンが評価するのはそこじゃないのです)。

 

まとめ

ホワイトハットSEOは、正攻法だけに時間がかかります。

最近のSEOの主流がコンテンツということは皆知っているので、コンテンツ自体の質も高くなってきています。

それゆえ、なおさら時間がかかるようになっています。

だから、すぐに結果の出るブラックSEOに走ってしまいたい気持ちもわかりますが、売切り目的(稼ぐだけが目的)でなければ、やはりホワイトハットSEOでいくべきです。

たしかに時間はかかりますが、検索エンジンからの評価が上がってくるとアクセスも徐々に徐々に伸びますし、更新をしなくても長期間安定的なアクセスがもたらされます。

それにアルゴリズムの変更の度に、コンテンツが評価されれば、順位が上がってアクセスが伸びますからね(ブラックハットSEOは、落とされるのではないかとビクビクしていなくてはいけません)。

一時的な利益を求めると、返って失うものが大きくなります。

SEOは正攻法で、長期の利益を求めましょう。

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