ワードプレスの表示速度を高速化させる方法~おススメプラグイン3選~
ワードプレスの表示即を高速化
サイトの表示速度を速める施策は、大事な意味を持っています。
それはSEO上もですが、ユーザーにとって大きな影響を及ぼします。
そう、表示速度が遅いと、ユーザーの離脱率が高くなり、収益を生まないサイトになってしまうのです。
このページでは
- 表示に時間が掛かっているページの改善点の見つけ方
- サイトを高速化させるおススメプラグイン3選
をご紹介します。
サイトの表示速度が売上に影響する
サイトの表示速度と売上は相関関係があります。
あのAmazonのテストデータによりますと、「0.1秒の遅れで1%の売上が減少する」といわれています。
表示速度が遅いと、そのままページから離脱してしまうユーザーが多く、その結果売上が下がるという見事な因果関係です。
そして、表示速度と離脱率の関係はスマホユーザーでより顕著で、「スマホの表示スピードに5秒以上かかるとユーザーの74%は離脱してしまう」という調査結果があります。
逆にいえば、表示速度が速くなれば、たったそれだけで売上アップが可能になります。
現に、「ページの読み込みを7秒から2秒に短縮した結果、売り上げが7~12%増加する(米Shopzilla)」という結果があります。
それだけサイトの表示速度と売上は、密接な関係にあるのです。
スマホユーザーが大半を占めるようになった今、なおさら考えなくてはいけない課題です。
サイトの表示速度が速いとSEO上有利になるか?
まず、サイトの表示速度とSEOの関係についてです。
サイトの表示速度がページのランキングを決める要素になっていることをGoogleは公表しています。
ただし、それが大きな影響を及ぼしているかといわれればそうでもなく、あくまでランキングを決める一要素でしかないのです。
Googleの担当者の話をまとめると
- 条件の同じサイトがあって、一方のサイト表示速度が遅いならランキングが低くなることがる。
- 異常なくらい表示速度が遅いサイトなら、それが理由でランキングが下がることはある。
というようなことになっています。
あまりにも表示速度が遅ければ要改善ですが、それほどデリケートに考えることではないということです。
ですが、サイトを巡回してくるクローラには意味があるようです。
・WordPress高速化|1秒前半で表示する誰でもできる簡単な方法
上の記事によれば、表示速度の速いサイトはクローラが効率的に巡回しやすく、その反対に表示速度の遅いサイトは、通常よりデータ容量が多く消費されてしまい、クローラに敬遠されてしまうというのです。
Googleに、あなたのサイト内の情報を正しく認識してもらうことは(これを内部SEOといいます)、やはりSEO上大事になので、表示速度を速くすることも結果大事な施策になります。
表示速度のロスは売上のロス
それよりも、です。
繰り返しになりますが、もっと大事なのは、サイトの表示速度と売上が密接に関係していることです。
「サイトの遅延は売上ロス」
このことの方があなたにとっては重要でしょう。
ですから、サイトの表示速度を上げることは、SEOに関係なく取組んでおかなくてはいけません。
Googleアナリティクスで速度の改善を提案してもらう
でははじめに、表示の遅いページの見分け方をお伝えします。
使うのは、Googleアナリティクスです。
左のメニューから
行動>サイトの速度>速度の提案
をクリックしていきます。
すると次のような画面が出ます。
ページの順番は、ページビュー数が多いものが上位に表示されます。
ページビュー数の多いものから改善していけば、全体の改善効果も大きくなります。
ちなみに「/」はトップページのことです。
ページの何を改善すべきかを見るには、「PageSpeedの提案」の値をクリックします。
すると、Googleの「PageSpeed Insights」でページの分析をはじめてくれます。
分析の結果、
パソコンでは76点
モバイルでは
57点の結果になりました。
さらに、具体的な修正すべき箇所まで指摘してくれます。
指摘された内容は
- 画像を最適化する
- プラウザのキャッシュを活用する
- CSSを縮小する
- JavaScriptを縮小する
- HTMLを縮小する
- 圧縮を有効にする
です。
とはいえ、これらを修正するには専門知識が必要で、素人のわたしには何のこっちゃわからずお手上げです。
そこで使いたいのが、サイト高速化を手軽に実現できる「プラグイン」です。
専門知識は不要なので、初心者におススメです。
今回ご紹介するのは、代表的なプラグイン3つです。
高速化プラグイン3選
高速化プラグインその1:EWWW Image Optimizer
このプラグインを使うと画像を軽量化してくれます。
SEO上画像を意図的に使うことは、一つの戦略を担っていますので、画像を使わざるを得ないのですが、その反面、画像が重いと表示の邪魔をして遅くなります。
そこでEWWW Image Optimizerを使います。
このプラグインを使うと
- これからアップする画像は自動で圧縮してくれる。
- 過去にアップロードした画像を一括圧縮(軽量化)してくれる。
- 軽量化による画像の劣化を防ぐ設定ができる。
などの機能があります。
高速化プラグインその2:BJ Lazy Load
このプラグインは、画面のスクロールに合わせて画像を表示してくれます。
スクロールしていくと、画像が徐々に見えてくるサイトがありますよね?
あれです。
ユーザーに見える部分以外の画像の読み込みを遅らせることで、画像の表示速度をあげる仕組みなのです。
画像はどうしても容量を食うので、画像を処理できるプラグインが高速化に役立ちます。
高速化プラグインその3:WP Fastest Cache
これは「キャッシュインプラグ」といいまして、サイト表示をものすごく速くするためのもので、WP Fastest Cacheは、そのプラグインの中の一つです。
キャッシュインとは何かというと、詳しい内容は下記記事を読んでいただきたいのですが、
・WordPress高速化|1秒前半で表示する誰でもできる簡単な方法
ワードプレスは通常のHTMLサイト(静的ページ)とは違い、動的ページといって、ユーザーから表示の要求があった場合、一回一回データベースまでデータを取りにいって、非常に時間がかかる、その工程を省くのがキャッシュという仕組みなのです。
この仕組みを発動するのに、これまでは高度な専門知識が必要だったのですが、プラグインを使えば簡単に設定できるというわけです。
で、WP Fastest Cacheだと、プラグインの設定自体も簡単で楽に設置できます。
同じキャッシュプラグインには、「WP Super Cache」や「W3 Total Cache」といった有名なものもありますが、導入したら画面が真っ白になったなどトラブルがあり、プラグインといえどもおいそれと手を出せない現実がありました。
その点「WP Fastest Cache」は、今のところエラーはあまり聞かれてないようです。
ただし、どんな場合もで絶対はありません。念のためバックアップは取っておきましょう。
そして、導入は自己責任でお願いします。
※キャッシュ系のプラグインは月10万PV以上からで十分という方もいらっしゃるので、アクセスが少ないなら、リスクを犯してまで導入する必要はないかもしれません。知り合いに詳しい人がいたら、その辺りのことを聞いてみてください。
まとめ
GoogleはAMPを推奨しているように、サイトの高速化は今後も求められる課題です。
インターネットの世界では、遅いより速いが求められます。
それは何も検索エンジンだけのことではなく、ユーザー自体が求めていることです。
最初にも話たように、サイトの表示速度が0.1秒遅れただけで売上が1%減少し、スマホユーザーなら表示に5秒以上かかれば、74%はサイトから離脱していくのです。
SEOとか関係なく取組まなければいけない課題です。
アナリティクスでサイトの問題点を調べ、プラグインで改善してみてください。
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