記事のリライトで検索順位を確実に上げる6つのコツ
記事のリライトでSEO対策
SEO対策で、記事のリライト(修正・追記)は有効な方法です。
コツコツですが、着実に順位を上げる効果があります。
ある意味、こちら側が積極的に順位を狙っていける施策でもあります。
もしアップして放置したままなら、それは非常にもったいないことです。
しっかりリライトを行って、検索順位のアップを狙いましょう。
コツ1・記事タイトルと本文の一致
わたしの体験ですが、文章の構成を入れ替えただけで、順位が上がりました。
これは、記事タイトルと文章の内容が一致したためだと思われます。
それまでは、タイトルと一番関連がある内容が、文章の中間くらいにきていて、タイトルを見てアクセスした人には「?」となる内容だったのです。
記事の回答を、スクロールして探さないとわからない状態です。
これは、検索ユーザーに優しくない文章の書き方です。
検索意図を満たす
これは絶対に忘れてはいけないのですが、検索エンジンが上位表示する記事は
「ユーザーの検索意図を満たし記事」
です。
Googleは検索エンジンを作ったときから
- ユーザーの検索意図を正確に知り
- その疑問に最適な回答を返す
という2つのことを大事にしています。
なぜなら、自分の知りたいことへ、正確な回答を返してくれる検索エンジンなら、新規もリピータも増え続けるからです(現に検索エンジンを利用する人は増えています)。
だから、ユーザーの検索意図を満たしたコンテンツにすることが重要なのです。
そこで、ユーザー目線はGoogle目線ということで、訪問者にわかりやすい記事構成に変更しました。
結論を冒頭に書く
具体的には、「結論を冒頭に書く」です。
最初に、「この記事でいいたいことはこれです」と提示します。
たったそれだけですが、文章の順番を変えるだけで、意味がすっきり通るページになり、それが検索順位を上げる結果となりました。
ビジネス文章では、結論を先に書くというのは、わかりやすい文章にする鉄板の法則であり、それがSEO対策にも通用したということです。
SEOを意識するあまりの、SEO脳に多い症状なのですが、検索順位を上げようと、とにかく長文コンテンツにすることだけに頭が行くと、肝心のユーザーのことを忘れてしまいます。
何文字以上書いたからOKみたいな、しかしこれは、本当に考えなくてはいけない検索ユーザーのことを無視した状態です。
ユーザーあってこそのSEO対策で、ユーザーを無視したSEO対策は、どんなに頑張ってコンテンツを作って評価されないのです。
このことを忘れてはいけません。
コツ2・ユーザーの役に立つを意識する
リライトするときも、ユーザーの役に立つ情報を更新するようにします。
何でもリライトすれば、順位が上がるというわけではありません。
ユーザーの役に立たない情報を追記しても、結果として読まれないので、順位の変動があったとしても、それは一時的なもので終わってしまいます。
Googleの検索エンジンは、アルゴリズムの変更なのか、お試し期間なのか、コンテンツの評価が定まるまでは順位が変動します。
最初は高評価でも、時間の経過と共に順位が落ちることはよくあります。
それはユーザーの動向など総合的に見て、有益でないと評価されてのことでしょう。
だからこそ、リライトするときは、ユーザーの役に立つを心掛けなくてはいけないのです。
コツ3・オリジナル性のあること
Googleが評価するコンテンツとは、良く知られるように
- ユーザーの有益になる
- オリジナル性がある
この2つを満たすコンテンツです。
ユーザーの有益になる記事であっても、他のサイトで手に入る情報では効果も半減してしまいます。
同じような検索結果しか表示しない検索エンジンなら、リピートするユーザーも少なくなってしまいます。
だからこそ、あなたのサイトにしかないオリジナル情報は、高く評価されます。
リライトするときも、オリジナル情報が追加できないか調べましょう。
トップページのサイトにない情報なら、順位にプラスに働きます。
コツ4・長文化、共起語を入れる
以前ほど長文コンテンツは、SEO対策に有効でなくなってきているとはいわれていますが、まだまだ効果があるのも事実です。
ですから、追記することで文字数を増やし、コンテンツを長文化していくことは有効なSEO対策になります。
また、その際、メインキーワードと関連する共起語も入れるようにしていきます。
共起語とは、貯金というキーワードがメインなら、銀行、郵便局、定期預金のように、その周り当然ながら絡んでくるキーワードのことです。
こういった共起語が入りることで、Googleの検索エンジンは専門性のある記事と認識し、順位を上に上げる傾向があります。
検索エンジンは、その仕組み上、専門を好むようになっています(ただし、2017年の健康系アップデートの際に、むずかしい言葉が連発して、読者に意味が伝わらないコンテンツは避けるようにしましょうと、注意書きしていたので、あまりにも専門に特化し過ぎると返って逆効果と名可能性があります)。
リライトするときは追記して、長文化と共起語を入れるように意識しましょう。
コツ5・コンテンツの信用度を上げる
リライトするときは、コンテンツの信用度を上げることも意識してください。
信用度とは、リンク先のことです。
たとえば、あなたの展開する主張の根拠となっている証拠です。
「この論の根拠となっているのは、厚生労働省の発表しているこのデータです。リンク先はここです」と引用元にリンクを貼っておきます。
Googleの検索エンジンは、リンク先の中身まで見ています。
実際、2017年の健康系アップデートの際、順位を落としたページの中には、リンク先が薬事法に引っかかっていたという事例もあったくらいです。
だからむやみやたらにリンクを張ればいいというものではないのです。
リンクを張る際は、一般的に
- 公共機関
- 有名企業
- 大学
などの信用度の高いサイトが好ましいです。
健康系アップデートのきっかけもそうでしたが、検索エンジンの検索結果には信頼性が問われるようになってきています。
それは、Googleを利用する人が増え、その検索結果が社会的影響を与えるようになったからです。
だから今後は、コンテンツの質の高さには、「信頼性」の比重が大きくなっていくでしょう。
関連性が高いリンクは好まれる
また、コンテンツとの関連性の高いリンクも好まれます。
これは検索エンジン側の思考になってみればわかります。
Googleが嫌うのは、ユーザーが何度も検索結果を行ったり来たりする行為です。
ただ単に比較しているだけとも取れますが、それって結局、検索結果に表示したページに「求めている答えがなかった」とも受け取れるからです。
理想でいえば、1位に表示されたページで、すべての答えがわかってしまうのが良いわけです。
だからコンテンツに関連するリンクが張られているページを好むのです。
これは、まとめページや目次のようなリンクが集まっているページが上に表示されやすいことからも、そう推測できます。
リライトするときも、関連したリンクが張れないかを考えましょう。
Googleは記事の権威性を重視するようになった
さらに検索に関する品質ガイドラインにも
- Expertise(専門性があること)
- Authoritativeness (権威があること)
- TrustWorthiness (信頼できること)
を重視する(略してE-A-T)と明記されています。
これは記事を書いた執筆者がどういった人なのかも見られますので、匿名での投稿はSEO対策上不利となります。
ユーザー目線から見ても「誰が書いたか」は信頼性に関わる大きな分部です。
自身が何の分野に精通した人物なのかプロフィールと共に明らかにし、検索エンジンにアピールする必要があります。
コツ6・アクセスを集めている記事を優先する
リライトする記事は、アクセスを集めている記事を優先させます。
単純に、効果が出たときのアクセス数が伸びが大きいからです。
たとえば、リライトして10%のアクセス増になったことを想定してください。
1日100アクセス集める記事の10%なら、110までアクセスを伸ばせます。
それに比べアクセスを集めてない記事をリライトしても、その効果は知れてます。
同じ10%の改善でも、1日50アクセスなら55アクセス。
10アクセスならなら1アクセス、つまり100アクセスのページの1/10しか伸びません。
どちらが効率が良いか、もうお分かりですね。
というか、もともと検索エンジンからの評価が低いページは、少々リライトしたくらいでは順位は上がりません。
もし検索順位を上げようと思うなら、長期戦を覚悟し、定期的にコツコツリライトを加えるしかないでしょう。
そしてここが大切なのですが、アクセスを集めているということは、検索エンジンからの評価が高いページということなので、その記事のリライトはアクセスが上がりやすいのです。
リライトの注意点
意味のないリライトは、行ってもほぼ意味ありません。
無意味な作業にならないように、注意点に気をつけましょう。
「言葉を変える」がリライトではない
言葉や言い回しを変えただけでは、リライトにはなりません。
リライトするときは、ユーザーの立場になって考えましょう。
新しい情報が出たので、ユーザーが知れば役立つ
追記することで、ユーザーの理解が深まる
など、ユーザーにとって有益なコンテンツになるようリライトしましょう。
ただ単に、キーワードを加えたり、言い回しを変えただけでは、結局順位は上がりません。
質の低い記事は削除、または統合する
コンテンツの質の低い記事は、サイト全体の評価を下げることになります。
文字数が少ないなどの低品質記事は、思い切って削除するのも方法です。
それがもったいないなら、記事を統合して、コンテンツの充実を図ります。
単一の記事では評価されなかったコンテンツも、統合して長文化することで、アクセスを集める記事になります。
また、低品質生地がなくなることで、サイトの評価も上がります。
100%上がるわけではない
リライトしたからといって、どの記事でも検索順位が上がるわけでないことは認識しておきましょう。
サイトのジャンルと記事タイトル、そして記事内容によって、検索順位の上がりやすい記事と、上がりにくい記事が、同一サイト内でもあります。
SEO用の記事をアップしているのに、検索順位が上がらない理由で多いのが次の2つです。
キーワードの選定が間違っている
先ほど書きましたが、サイトのジャンルと選んだキーワードがズレていると検索順位は上がらないです。
検索エンジンはサイトのタイトルで、何を取り扱っているサイトなのかを見極めています。
金融系のジャンルなのに、ダイエット関連の記事を書いても順位は上に来ません(そういう意味では、専門サイトは検索に強いといえます)。
また、検索ボリューム自体少ないキーワードも、アクセスは集まりにくいです。
SEOを意識し過ぎて何がいいたい記事かわからない
最初にも書きましたが、SEO脳になると、すべてがSEO基準で考えるようになってしまいます。
これは、本当に大事にすべき検索ユーザーのことを忘れてしまう危険な兆候です。
だからわたしのように、文字数だけ多くて、文章の構成がわかりづらいコンテンツになってしまうといったことが起きます。
訪れたユーザーにしてみれば、「探している答えがどこにあるかわからない」となって、すぐにページから離脱してしまいます。
そのようなユーザーの動向が、結局のところ検索エンジンの評価につながり、がんばってつくったのに順位が上がらないとなります。
SEO対策にとらわれるのでなく、ユーザーの方に目を向けましょう。
結果としてそれは、検索エンジンからの高評価になります。
インデックスされにくくなっている
Googleの検索エンジンは、ここ最近でインデックスの基準が厳しくなったといわれています。
新しいサーチコンソールでも、インデックスの登録をお願いをするときは、そのコンテンツが登録対象として基準を満たしているかを調べられます。
インデックスとは、Googleのデータベースへの登録で、登録してもらえなければ検索結果に表示されることはありませんので、インデックスされることも重要なことなのです。
で、2017年8月ごろから、インデックスの基準が変わり、これまで登録できていたレベルのコンテンツのものも、一定基準に満たないと登録されなくなりました。
あるいは、登録されていたものも、低品質であれば登録から抹消されています。
そしてこの基準が、これから緩くなることはないと考えられています。
だからこそ、定期的にリライトをして、コンテンツの質を高めておくことが大切なのです。
いいですか?
Googleのデータベースにインデックスされないと、検索結果に表示されないのです。
どれだけインデックスされることが大事かわかりますよね。
インデックスしてもらえるように、コンテンツの質を高めましょう。
それには、リライトが効果的なのです。
まとめ
記事をアップしてそのままという人は、「一度決められた検索順位は変わらない」という思い込みがあるのかもしれません。(あるいは、ただ面倒くさいだけかも)
しかしそれは間違った思い込みです。
定期的に記事をメンテナンスすることで、検索エンジンから評価され、ランキングは着実に上がります。
とくにSEOを狙った記事は、手間暇かけてつくるコンテンツですから、そのまま放置しておくのは非常にもったいないです。
新しい記事を作ることも大事ですが、立ち止まって過去記事(とくに順位を上げたい記事)をメンテすることをおススメします。
もうSEO対策に「こうすれば順位がすぐに上がる」という方法はなくなりつつあります。
検索エンジンの裏をかくやり方は、これからも時と共に出てくるでしょうが、その方法の寿命は短いです。
SEO対策に関しては速効性のある方法は期待しない方が賢明です。
その点、記事を定期的にリライトすることは、確実性のある方法です。
しっかりリライトしてコツコツ順位を上げていきましょう。
時間はかかっても
その方が確実です。
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