Googleアナリティクスでコンバージョンの真実の理由を探る
Googleアナリティクスで数値を分析
あなたはサイトやランディングページのアクセスを、Googleアナリティクスで分析してますか?
数字は正直です。
憶測や感覚では、物事は正しく判断できません。
きちんと数字を把握して、あなたのサイトで何が起こっているか正確に分析しましょう。
成約はパソコンユーザーから
現在、小顔矯正のランディングページをPPC広告に出稿しているのですが、先日、たった22アクセスで1件のご予約があったわけなのです。
そこで、どんなユーザーから成約を得られたのか調べてみようと、Googleのアナリティクスでアクセスを分析してみました。
すると成約になったであろうアクセスは、パソコンユーザーからのものであることがわかりました。
スマホからのアクセスが増える中、この結果は意外でした。
では、なぜパソコンユーザーからといえるのか?
それは滞在時間にありました(正確には平均セッション時間)。
Googleアナリティクスでのデバイスの調べ方
Googleアナリティクスは、ユーザーがどのデバイス(端末)でアクセスしてきたかを調べることができます。
方法は
ユーザー>モバイル>サマリー
の順でクリックしていくと見れます。
期間を指定するときは右上の
で調整します。
そこで成約となった日のアクセスを調べてみると
モバイル端末の方がアクセスは多いですが、滞在時間でいうとデスクトップの方が圧倒的に多いのでした。
これは、現在までの出稿している期間全体にいえて、モバイル端末よりデスクトップ端末の方が長いです。
※小顔矯正のページは1枚もののセールスレターなので、ユーザーがアクセスして、そのまま直帰しているかもしれません。ですから、必ずしも成約率と平均セッション時間がイコールとなっているわけではないことは、付け加えておきます。
正しい仮説を導くには客観的な数字
そこから次のような仮設を立てることができます。
- モバイルユーザーは移動などの空き時間を利用して見ている可能性が高く、それゆえ滞在時間も短い。
- 本気度の高い人は、画面が広くじっくり見れるパソコンからアクセスしてくる可能性が高い。
今、盛んにモバイルユーザー向けのサイト対策を叫ばれているわけですが(わたしも叫んでます)、実際のアクセスを解析してみると、パソコンからのアクセスもしっかり考えておかなければいけないことがわかります。
とはいえ、出稿期間も短く、サンプル数も少ないので、今後この数字がどう変化していくかはわかりませんが。
数字はウソをつきません
ただはっきりいえることは、憶測や感覚では、このような現実を見極めることはできません。
「今頃はスマホからのアクセスが多いというし、このご予約もスマホからだろう。きっと。多分」では、この先見誤ることが多くなるのです。
その点数字はウソをつきません。
しっかりした現実を見せてくれます(データを読む人が曲解することはあります)。
だから、現状に近い分析結果を出すことができ、その改善策も的確なものになるでしょう。
いい加減な分析なら、改善策も的外れで、当てになりません。
人の記憶はいい加減
人の記憶はあいまいなもので、ある種そのとき抱いた印象や感情に左右されます。
たとえば店舗経営者に、「あなたのお店の客層はどんな人が多いですか?」と質問すると、「30代の女性で主婦が多いです」とすらすら答えが返ってくることがあります。
でもそれって本当でしょうか?
データも調べず、なぜ即答できるのでしょう?
ただ「30代の主婦が多かった」と、何となくの印象で話しているケースが多いのです。
このようないい加減なデータを元に集客を考えても、上手くいくはずがありません。
記憶に頼らず、実際のデータを調べましょう。
脳はウソを平気でつきます。
まとめ
あなたが販売者側なら、広告や集客では消費者の感情をよく考えなくてはいけません。
しかし、ことマーケティングの判断なら別。
感情を極力排して、客観的な数字で判断しなくてはいけないのです。
そうでないと、正しい判断なんてできないでしょう。
だからこそ、データ分析で現実の数字を知る必要があるのです。
Googleのアナリティクスで、アクセスをしっかり分析しましょう。
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