Googleアナリティクスの「not provided」を解読する3つの方法

アクセス解析

「not provided」の正体を暴く

あなたのサイトに「どんなキーワード(自然検索)でアクセスが流れてきているか」を知ることは大事です。

それは、SEO対策で狙った通りのアクセスが来ているかを知る術であり、あなたのサイトのニーズを探る手段でもあるからです。

しかしです。

最近のGoogleアナリティクスで表示されるキーワードの9割以上は、「not provided」です。

「not provided」とは、暗号SSL化により生じる現象で、セキュリティが叫ばれる昨今、今後もこの現象は続くと思われます。

では、我われサイト運営者に「not provided」を解読する方法はないのでしょうか?

否。あります

この記事では「not provided」を解読する3つの方法をご紹介します。

「not provided」とは?

ある日突然、「not provided」がオーガニック検索(自然検索)の9割を占めたときは、わたしは正直ビビりました。

すわ、Googleのペナルティかと焦りましたが、アクセスは減ってなかったので、アナリティクスの表示の問題かと調べたところ、原因はサイトのSSLというセキュリティの強化が原因であることがわかりました。

SSLって何?
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上で通信を暗号化する技術です。SSLを利用してパソコンとサーバ間の通信データを暗号化することで、第三者によるデータの盗聴や改ざんなどを防ぐことができます。

悪意ある者からセキュリティで守られるのは喜ばしいことですが、サイト運営者にとっては痛い面でもあります。

でも、これからご紹介する方法を使えば、検索キーワードをある程度特定することができます。

ただし、あくまで「ある程度」で、正確に解読することはできませんので、ご了承下さい。

その1・Google Search Consoleの検索アナリティクスで解読

サーチコンソールとは、Googleが無償で提供する、サイトのパフォーマンスを管理・監視するツールです。

サイト運営者には必須のツールですので、必ず登録しておきましょう。

このサーチコンソールの「検索アナリティクス」機能を使って、「not provided」を解読していきます。

まず 検索トラフィック>検索アナリティクス の順にクリックしていきます。

そこで「検索クエリ」の欄を見ていきますと、サイトがどんなキーワードで検索されたときに表示されたかがわかります。

「検索クエリ」とは、検索エンジンで検索されるキーワードのことです。

上記の場合なら、「ダイエット 方法」が検索クエリです。

これに対し、アナリティクスで表示される「オーガニック検索キーワード」は、実際にサイトに訪れた人が検索したキーワードになります。

先の例なら、「ダイエット 方法」で検索した人が、サイトに訪れれば、アナリティクスに「ダイエット 方法」と記録されます。

要するに、「検索クエリ」で表示されたキーワードで、ユーザーはあなたのサイトに訪れていると解読できるわけです。

ちなみにですが、あなたが狙ったキーワードのSEO対策が上手くいっているかどうかは、この「検索クエリ」を指標にします。

オーガニック検索でクリックされるには、検索クエリの段階で、どれだけ多く上位表示されるかがポイントになるからです。

つまり、「検索クエリが増える=SEO対策が成功した」なのです。

その2・ランディングページから解読

2つ目の方法はGoogleアナリティクスを使った方法です。

この方法では、サイトの入口になっているランディングページから、「not provided」を解読します。

ランディングページとは、サイトの入口になっているページです。このページをアナリティクスを使って調べます。

1)アナリティクス左の 集客>キャンペーン>オーガニック検索キーワード の順にクリックしていきます。

2)セカンダリディメンション>行動>ランディングページ の順にクリックします。

すると、「not provided」の人が、どんなページにアクセスしたのかが、記事のタイトルやURLからわかります。

具体的なキーワードまではわかりませんが、記事のタイトルから、何となく検索されたキーワードを解読することができます。

サーチコンソールの検索クエリとつき合わせてみれば、より検索キーワードがわかります。

ちなみに、セカンダリディメンションとは、アクセスを深堀して解析するためのもので、上記の例のように、項目を組合せることでアクセスを分解して調べることができます。

その3・サイト内検索から解読

3番目は「サイト内検索」から解読する方法です。

サイト内検索とは、サイトに設置した検索窓で検索されたキーワードです。

 

これもオーガニック検索のキーワードと、似たようなキーワードで情報を探していると考えられます。

こちらもGoogleアナリティクスを使います。

左のメニューから 行動>サイト内検索>サイト内検索キーワード の順でクリックしていきます。

すると、検索結果が出ます。当ブログでは、現時点では1個しか検索されてませんでした(照)。

ちなみにですが、ユーザーはわざわざサイト内検索を使って調べるわけですから、ここで出てきたキーワードは、非常に濃いキーワードといえます。

あるレポートでは、サイト内検索したアクセスとそうでないアクセスでは、コンバージョン率に3倍の差があるとの結果もあります。

つまり、サイト内検索で多く出てきたキーワードは、それだけユーザーの関心が高いということです。コンテンツの充実やそれに関連する商品やサービスの強化すれば申し込みにつながりやすいといえます。

サイト内検索は、あなたのサイトのニーズを探るのに必要なパーツです。設置しておきましょう。

「not provided」を解読して活かす3つの方法

「not provided」を解読してキーワードをあぶりだすだけでは意味がありません。

解読したら、サイト運営に活用しましょう。

活用法1・あなたの狙った通りのキーワードが上位表示されているか確認

上位表示を狙ったキーワードで、検索クエリが増えているか確認できます。

需要のあるキーワードなら、コンテンツを増やしていきましょう。

アップ済みのコンテンツの対策としては、「表示回数」を確認してください。

表示回数を見るには、表示回数にチェックを入れます。

表示回数が多い記事ほど、改善効果が大きくなります。記事のリライトをして、コンテンツの充実化を図ればさらなる掲載順位のアップにつながります。

また、上位表示されるということは、Googleがコンテンツの質を認めているということです。

そのような記事を作っていけば、今後のアクセスアップに間違いなくつながります。

活用法2・予想外のキーワードを見つける

検索クリエを調べると、「こんなキーワードが?」というもので検索されていることがあります。

その中には、売上とつながるものがあるかもしれません。

既存のコンテンツで対応できるなら、コンテンツの内容の充実化を検討し、それで不足なら、新しく記事をアップして対策を行いましょう。

活用法3・サイト内検索キーワードで濃いニーズを探る

サイト内検索をつかってわざわざ調べるということは、そのユーザーにとってかなり興味がある表れです。

これはまさに、コンバージョンにつながりやすい「お宝キーワード」といえます。

そのキーワードで記事をアップし、SEO対策を行えば、濃い見込みのアクセスが安定的にもたらされることになります。

※サイト内検索キーワードを調べるには、アナリティクスで設定が必要です。必ず設定しておきましょう。

まとめ

最初にも書きましたが、今後「not provided」が減ることはないと考えた方がいいです。

不便なようにも感じますが、意外に「not provided」の中身を深堀して解読した方が、アクセスアップや集客につながるといえます。

「not provided」の3つの解読法を、サイト運営に役立ててください。

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