チラシの集客率を最大値にする方法
チラシは「期限」と「回数」
チラシは「期限を切る」ことで、反響数を最大限に高めます。
それも日付の期限が効果的です。
「このチラシを受取ってから1週間以内の方に限り」
よりも
「○月○日~■月■日までにお申込みの方に限り」
の方が効果があります。
その上で、「タイミングによる外れ」を防ぐために、期限までに「回数」を撒きます。
これがチラシの反響数を最大値にする方法です。
コピーライティングやデザインといった紙面上のノウハウにこだわっても、当たる確率はそれほど高くならないのです。
「限定」は効果の実証されているノウハウ
昔からあるノウハウですが、「限定」には人の心を動かす効果があります。
通販番組がその証左です。
今も昔も変わらず、限定、限定と謳ってます。
それつまり、効果があるということなのです。
わたし自身も美容院チラシで改めて体感しました。
最初に撒いたこのチラシは1/5000でしたが
日付の限定を入れることで
4/5000まで数字が伸びました。
もちろん、日付だけが反応を上げた原因ではありませんが、日付の限定を入れることで、さらにおもしろい効果があることがわかりました。
申込みのピークを意図的に作れる
それが、「反響の出るポイントを2つ作れる」です。
通常の締切り期限のないチラシは、チラシを撒いた直後で反響はほぼ決まります。
稀に配布から3ヵ月後とかにお問合せがあることもありますが、それは本当にレアなケースで、大概は一週間で反響数は決まります。
しかし、「○月○日~■月■日までいお申込みの方」と日付を区切ると
- 配布直後
- 期限間際
の2つでお申込みがあることがわかったのです。
要するに、締切り期限を作ることで、お申込みのピークを2つ意図的に作れるのです。
気になっている人も、期限があることで「今申し込まなくてはいけない」と思わせ、背中を後押しできます。
よーく考えてくださいね。
ほしい人や悩んでいる人にとっては、日付を切られた「今しかない」特典なのです。
「どうせ買うなら特典のあるうちに」、そう考えるのは自然な流れです。
そしてここからが大事なのですが、限定が効く人は、「買う気のある人」以外に
- 申込みしようか悩んでいる人
- 次回にと先送りしようか悩んでいる人
といった方たちなのです。
こういった方たちに「日付の限定」を見せることで、何とか決心していただけるのです。
限定をすれば、誰でも彼でも効果があるわけではないのです。
限定が効く見込み客には、「濃度」があることをお忘れなく。
日付けを入れるのがポイント
そしてここからが反響を最大限に高めるポイントですが、同じ期限でも
「このチラシを受取ってから1週間以内」
と限定をあやふやにすると効果が薄れます。
日付が切られてないと、「いついつまでに申し込まなければいけない」と強く印象付けすることができないのです。
ですから、限定が後押しにならず、そのまま忘れられてしまいます。
これは非常にもったいないことです。
チラシを使いまわしたいという気持ちがあるかもしれませんが、返って費用対効果が悪くなってしまいます。
デザイナーに依頼しているのなら、1回1回修正費用がかかりますが、きちんと日付を入れるべきです。
それがチラシの費用対効果を高める結果につながります。
ノウハウよりもタイミング
チラシの反響は、コピーライティングやマーケティングといわれるいわゆるノウハウよりも、「タイミング」に影響されます。
このことを理解してください。
コピーライティングでの言い回し、何の項目を載せるかのチラシの構成、デザインの良し悪しにこだわるよりも、単純にチラシの回数を撒いた方が反響につながるのです。
いまだにキャッチコピーがどうのという人がいますが、そんなものは反響を決める一要素でしかありません。
これまでのわたしの経験ですが、同じチラシでもタイミングによって反響数に大きな変動がありました。
タイミングの違いで反響数が4分の1になった美容院チラシ
たとえば先ほどの美容院のチラシの場合、
タイミングが違うだけで4/5000から1/5000まで落ちました。
しかも上記のチラシは、オファーでいえば2000円割引から3000円割引に割引を強化したにもかかわらずです。
もし、コピーライティングやマーケティングノウハウで反響が決まるなら、こんな事態にはならないわけです。
何なら割引の分だけ、反響数が上がってもいいくらいです(その目論見だったわけですが・・・)。
この反響数のガタ落ちの原因は、紙面のノウハウは同じである以上、タイミングによるものだと考えられます。
タイミングによる外れをなくすには、「回数」を撒くしかありません。
人がいつほしくなるかなんて予測ができないわけで、それなら回数を撒いて、ほしいタイミングに当たる確率を上げるしかないです。
ですから、仮に1回に1万枚撒く予定なら、1回の配布枚数を3000枚して、それを3回に分けて同じ地域撒きます。
これで、タイミングで外れる可能性を極力低くすることができます。
※3000枚という数字は、業種・業態によって変わります。枚数設定は、最低限反響が取れる数にするのがポイントです。
閑散期に撒くチラシは覚悟して
余談ですが、閑散期に撒くチラシも反響が悪いです。
整体院のチラシですが、閑散期には1/3000の反応率でした。
しかし同じチラシを4月に撒くと、3/3000まで数字が戻りました。
現在の整体チラシは1/1000出れば上出来なので、3/3000は、憚りながらそれなりに優秀です。余談までに付け加えておきます。
チラシの反響を最大値にする方法
そして今回の方法では、「日付の限定効果」と「回数による外れを防ぐ効果」をミックスさせます。
具体的には
総配布枚数が10000枚で、仮に12月20日を締切日としたします。
- 1回目は、期限の14日前の12月6日に3300枚を配布。
- 2回目は、期限の1週間前の12月13日に3300枚を配布。
- 3回目は、期限の3日前の12月17日に3300枚を配布。
という感じで同じ地域に撒いていきます。
こうすることで、
- 忘れられない
- タイミングによる外れ防止
- 限定による切迫感
- 後押し
- 配布時と期限前の反響ポイントを4回作る出すことができる
などの効果を得ることができます。
まとめ
現在、チラシの反響率自体落ちてきていますので、1人でも多く反応してもらうには、緻密に計算されたノウハウと、それを活かす計画的な方法を行うことが大事です。
むやみやたらに撒くだけ、コピーライティングやマーティングノウハウ頼みでは、ギャンブルと同じです。
運頼みで数字が上がるほど、経済環境は甘くはありません。
チラシの配布は計画的に。
それが反響数を最大値にする方法です。
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