反応がザクザク取れる求人チラシの作り方
集まる求人チラシの作り方
新規集客用のチラシの考え方を身につけると、求人用のチラシにも応用できます。
対象が新規のお客様か求職者の違いだけで、考え方は基本的に同じです。
反応の取れる求人チラシの作り方のポイントを5つにまとめました。
【反応の取れる求人チラシの作り方その1】ターゲットを絞る
基本中の基本ですが、チラシで反響を取るにはターゲットを絞らなくてはいけません。
この求人チラシは、居酒屋の求人用のチラシで、700件ポスティングして2件申込みがありました。
反響率0.28%です。
反響が出た理由は、
- オファーを付けたこと(3ヶ月間無料のまかない料理付き)
- ターゲットを学生さんに絞ったこと
があります。
おもしろいことにターゲットを絞ったからといって、学生さんだけが申込んできたわけではありません。
学生さんの他に30代の方から申込みがありましたした。
ターゲットを絞ったからといって、それ以外は反応しないかといえばそんなことはありません。
この求人チラシでターゲットを絞って成功した理由は
- 住んでいる地域を絞れたこと
- 文章が学生の気持ちに響いたこと
です。
チラシの配布方法はポスティングでした。
ですから、学生(大学生)の住んでいる地域に集中して撒きました。
さらに学生さんの気持ちに響くような文章にもしています。
ポイントは
- お小遣いの足しにしたい方。
- 家計の足しにしたい方。
- 学費の一部を稼ぎたい方。
という文章です。
こういう潜在的に抱えている欲求を載せることで反応が取れるようになります。
理由は「自分のこと」と認識してくれるからです。
「わたしのこと」と思ってくれないと、求人チラシを手に取ってくれません。
【反応の取れる求人チラシの作り方その2】オファー
オファーはアクションを起こしてもらうのに重要なポイントになります。
何も利点がないとやはり行動が鈍くなります。
それは、新規集客チラシも求人チラシも同じです。
このチラシのオファーは
「3ヶ月間まかない料理が無料」
です。
ただし、メリットを強調しすぎたり、メリットのみしか伝えてないと、それ目当ての人が集まってしまいます。
これも新規集客チラシと同じで、割引のみを強調すると客層が悪くなるのと同じです。
ですから、それ以外の仕事に対する
- 理念
- 信念
を伝えることが大事になります。
【反応の取れる求人チラシの作り方その3】働く意欲の高い人材を集める方法
アルバイトでも正社員でもスタッフに働く意欲の高い人材を集めたいなら、
- 自分の理念や仕事に対する姿勢
- 価値観
を事前に伝えなくてはいけません。
- 時間
- 時給
- 週休何日
- 社会保険の有無
などの「条件」だけしか伝えてないから、「条件」に反応する人しか集まってこないのです。
だってそれしか検討する情報がないのですから。
しかし理念や価値観に反応する人は、「条件」以外に何事か感じた人です。
仕事に対する姿勢だって違ってきます。
つまり「良い人材が集まらない」のは、集め方自体が間違っているのです。
【反応の取れる求人チラシの作り方その4】動画活用法
余談ですが、動画は求人に活用できます。
あなたの理念や価値観を、チラシの求人スペースや職安の求人票で表現するのは、スペースが足りな過ぎて無理があります。
そこで「動画」です。
動画なら十分すぎるほどあなたの理念を述べることができます。
また
- スタッフ
- 社内の雰囲気
も伝えることができます。
その動画にQRコードを使ってアクセスを飛ばすようにしておけば、興味ある人はスマホで観てくれます。
スマホと紙と動画、この3者は非常に相性が良いです。
販促だけでなく求人にもどんどん活用しましょう。
価値観や理念を伝えれば、スタッフもお店に合う人が集まってきます。
【反応の取れる求人チラシの作り方その5】不安の解消
求人用のチラシで反応を出すポイントは「不安の解消」です。
これも新規集客チラシと同じです。
人は不安を感じる以上行動を起こしません。
求人チラシの場合、時給などの待遇をアピールするよりも、求職者の「不安」を解消することを心がけてください。
たとえばアルバイトの求人ですと
「丁寧(怒らず)に指導してもらえるだろうか…」
「時間通りに終わるのかな…」
「制服以外に支給してもらえるものってあるのかな…」
といったことに不安を感じます。
なので、事前に求職者の不安を解消する情報を載せておくのです。
「Q&A」を使うと、簡素でわかりやすく伝えることができます。
求人チラシの作り方で最大のポイントはここ
そして最大のポイントは、
どんな職場でどんな人が働いているのか?
です。
「厳しい人が指導役だったら嫌だな」
「暗い雰囲気の職場なら嫌だな」
と、ひどい場合は妄想が妄想を呼び、自分がこっぴどく先輩から罵られる様を思い浮かべて、やっぱやーめたとなるのです。
この妄想をさせるのが、チラシの情報不足です。
そういった妄想をさせないためには、
- 働いている人の顔出す(笑顔)
- 明るい職場の雰囲気であることを伝える
- 社内・店内の雰囲気がわかる写真を載せる
などして、より多くの情報を提供することことが大事になります。
それが申し込もうとしている人の安心につながります。
暗くて厳しい環境に、自ら望んで入ってくる極度のM体質の人は、そうざらにいるものじゃないです。
飲食店が潰れる意外な理由。それは求人の失敗
余談ですが、飲食店が潰れる理由は意外ですが、
- 従業員が続かない
- 集まらない
だそうです。
これはわたしも経験があるので「なるほどな」と感じました。
わたしの場合は居酒屋でアルバイトしていたのですが、最初は繁盛店でスタッフもたくさんいました。
しかし月日が経つごとにスタッフが一人辞め二人辞めと減っていき、それと並行するように売上も下がっていきました。
人が足りないと慌てて求人を募集しても集まらず、最終的にお店を回しきれないほどスタッフが居なくなり、売上不振と人手不足というダブルパンチで閉店を余儀なくされていました。
その間たったの2年です。
いわれてみればそりゃそうで、従業員が辞めていくということは、義務感で働いている面が強く、必要最低限の接客です。
そんなところで食事したって、旨くも楽しくもないでしょう。
またスタッフが足りないということは、接客も料理の品質も、どこかおざなりになってきます。
こうして悪循環がはじまり、お客様も離れていく。
そもそも飲食店の労働条件(休日に働く、夜遅くまで働くなど)は、一般的にみても良くないですから。
そんな環境で活き活き働いてもらうには、労働条件以外に、やりがいとか情熱とか、何事か感じる部分が大事です。
やっぱり人を大切にしないところは続かないです。
集客ができても、スタッフがいなければお店は回らないですから。
人を集めるスキルは、経営にとって必要不可欠なスキルです。
まとめ
求人チラシも新規集客チラシも、反響を取る考え方は同じです。
ただ良い人材を集めたいなら、時給や労働時間などの条件以外に、あなたの仕事に対する想いをぶつけることが大事です。
そういう意味で「動画」の利用価値は高いです。
求人チラシで反応を取るポイントは「不安の解消」ですので、求職者が何に不安を感じているかリサーチしておくとレスポンスの取れる求人チラシになります。
人不足で廃業に追い込まれないように、求人チラシのスキルも身につけましょう。
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