集客チラシのデザインはここにこだわる!反応を上げる3つの改善ポイント
チラシの3つのポイント
毎日運ばれてくるチラシの束の中からあなたのチラシを探し出してもらうには、チラシのデザイン(見た目)の次の3つのポイントが大切です。
- チラシのタイトル
- お得情報
- 目立つ紙面構成
このデザインの3つのポイントを見直すことで、反響の取れるチラシへと変貌できます。
【チラシデザイン改善ポイント1】チラシのタイトル
まずタイトルとなるキャッチコピーでお客様の関心を引き寄せます。
キャッチコピーの役割は「興味付け」です。
キャッチコピーで興味付けを行い、その下に続く文章を読んでいただきます。
キャッチコピーの役目とは何か?
未だにこんな人はいないと思いますが、チラシでもホームページでも「キャッチコピー一発で決まる」なんてことはないです。
キャッチコピーは、当たる要素の一つでしかありません。
キャッチコピー一つで売れるというアホな信仰があるせいで、長い広告は読まれないなてなんて平気でいう知ったかが出るんです。
たしかに「そうだ。京都に行こう」のように、良くできたキャッチコピーで売れた例もあるでしょう。
しかしそんなキャッチコピーを誰でも捻り出せるわけでもありませんし、ましてやバカ売れキャッチコピーを連発となると、それこそそれは天才の所業です。
真似したくてもできませんし、目指すだけ時間の無駄です。
それよりキャッチコピーの働きを考えましょう。
キャッチコピーの働きとは、
見込み客の関心を引きその下に続く文章を読ませること
です。
これ以上でもこれ以下でもありません。
キャッチコピーに過剰に期待するのはお角違いです。
【チラシデザイン改善ポイント2】お得情報
「創業祭」「開店記念」「クーポンチケット」を目立つ位置に配置にして、お得情報が来たと認識してもらいます。
ポイントは「絶対に見落とされない位置」に持ってくることです。
お得情報は、それ自体がお客様の行動を促す大切なパーツです。
万が一見落とされでもしたら、反響に即影響してきます。
たまにクーポンチッケトをチラシの裏面に配置しているチラシがありますが、これだと見落とされる危険があるので絶対にやらない方がいいです。
広告の掟。Zの法則
クーポンはキャッチコピーの上、それも「Zの法則」を意識して左上に配置します。
Zの法則とは、たとえば人がチラシを手にしたとき最初に目にするのが左上。
そのまま右に流れて右上を見、さらに左下へと続き、そして最後は右下にいくというまさにZを書くがごとく流れる目線のことを指してそう呼びます。
チラシを作るときは、この人の目線の流れ考えて配置を決めていきます。
こういう細かなテクニックというか人間心理は、広告の反応率を上げるうえで影響は微々たるものです。
Zの法則を取り入れなくても反応のいいチラシはできますし、その反対に、法則があったからといって必ず反応率が上がるわけでもありません。
しかし広告の反応率を最大限に高めたいなら、こういう細かなテクニック(人間心理)の積み重ねが大切です。
勝つために定石を持つって大事じゃないですか?
お得情報には大義名分を作る
お得情報に興味を持ったお客様は、何がどれくらいお得に買えるのかを調べます。
お得が伝わればそれが来店動機になります。
また「創業祭」「オープン記念」など、「大儀名分」を作っておくことは大事です。
こういった大義名分があることで、割引する明確な理由ができるからです。
理由のない割引は「客層の悪化」を招きますし、何よりせっかくの割引が「ただの客寄せ」に見えてしまいます。
「ただの客寄せ」に反応するほど人は甘くはありません。
ただし、無理やり大義名分をくっつけるのはおススメしません。
無理やりだと不自然なので、これも「ただの客寄せ」だと思われます。
クーポン券・割引チケットの本領を発揮するには見た目の価値を上げる
余談ですが、あなたはクーポン券をきちんと作り込んでいますか?
クーポン券だからといい加減に作ると反響を落す原因になります。
人間は見た目に左右されることを忘れちゃいけません。
中身より何よりまず見た目です。
ある人曰く、見た目の価値70%。
実質価値30%だと仰っていました。
つまりどれだけ実質価値があっても、それを超える見た目の価値を感じさせない限り、クーポン券自体に価値を感じてはくれないのです。
たとえ1000円の割引券であっても、1000円の価値を感じないと、せっかくクーポン券を配っても利用されなくなってしまうのです。
もし人が実質価値だけで判断しているなら、コピー用紙を適当なサイズに切って、1000円割引と書いて渡してもいいわけですが、そんなクーポン券に人は価値を見出さないでしょう。
商品券を見て下さい。
額面金額に見劣りしないデザインになっています。
これは人間の価値観が、見た目に左右されることを十分理解しているからです。
クーポン券のデザインも手を抜かない方がいいです。
反響を落す原因になります。
男性のヒゲ写真は注意が必要
見た目に関していうと男性のヒゲ写真は注意が必要です。
チラシに使う顔写真は、本当に気を遣った方がいいです。
とくに、男性が女性を集めたいなら、絶対に「清潔感」があるようしておかなくてはいけません。
チラシを見た人の評価は減点方式です。
意識して「あそこがダメ」と評価はしませんが、ただ何となくでも、100点からマイナス評価し、基準点を下回ると、問合せがなくなります。
知らないお店や人に対して温情的な目で加点してくれることはないのです。
そういう意味で、ヒゲを生やした顔写真は使わない方が無難です。
たとえば、30代女性300人にアンケートを実施した次の結果をご覧下さい。
Q.男性のヒゲは好きですか?
- 大好き 1%
- まあまあ好き 22%
- あまり好きではない 63%
- 大嫌い 14%
※出典:ニコニコニュースより
ヒゲの男性を好ましく思わない女性が70%以上もいるのです。
つまり、ヒゲの写真をチラシに載せることで、7割以上の女性に、マイナス評価をされてしまいます。
だから、ヒゲの写真は使わない方が無難なのです。
実際に、整体院さんですが、ヒゲを生やした先生の顔写真を使って反響が0だったことがありました。
顔写真だけが原因ではないでしょうが、好ましい印象を与えていないのは事実です。
チラシから反響を出す可能性を高めるには、減点の対象となるマイナス要因は、できるだけ排除しておいた方がいいですよ。
※ヒゲを生やしていることを非難しているわけではありませんので、誤解なきようお願い致します。
【チラシデザイン改善ポイント3】目立つ紙面構成
そして最後に見た目です。
見た目の重要さはいくつかあるのですが、まずはチラシを「目立たせる」ことがとても大切です。
理由は目立たないと「手に取ってもらえないから」です。
手に取ってもらわないと、チラシの内容がいかに優れていても、そのままゴミ箱にポイとされてしまいます。
チラシの効果は見込み客の「手に取ってもらってから」ということを考えると、チラシを目立たせるかがどれだけ重要かわかります
チラシ目立たせるには
- 紙を大きくする。
- 紙質を厚くする。
- チラシの帯にしてもらう(折り込みの場合)。
- 手書きにする
- 漫画を使う
- お店の人の写真を載せる
などあります。
<手書き漫画チラシ>
<チラシの帯>
ポスティングなら
- ポスティングする時間帯を変える。
- チラシとわからない封筒に入れてポスティングする。
おススメなのは人の大きな写真を載せるです。
これはチラシが一発で目立ちますし、大きく載せると何故か反響が良くなる傾向があります。
チラシが目立つ以外にも、その人を信用しやすくなるとか、良い人そうにみえるとか、別の効果があるからかもしれません。
いずれにせよ、チラシを作るときは目立たせることをお忘れなく。
チラシは「何屋」かわからないと見込み客を失います
見た目に関連してですが、チラシを一目で「何屋」かわかるようにしておくことも忘れないでください。
これはチラシだけでなく、ホームページでも同じことがいえます。
広告において何屋か分かることは、それくらい共通して大切なことなのです。
では、なぜ何屋か一目でわかることが大事かといいますと、「潜在的濃い見込み客を逃さないため」です。
たとえば腰が痛い人は常に「この腰の痛みを何とかしたい」と考えています。
そういう人たちにチラシを手に取ってもらうには、「腰の痛みを取ってくれるお店」でわかる必要があります。
要するにチラシをパッと見た瞬間、
- 整体
- カイロプラクティック
- 治療院
のチラシであるとわからなくてはいけないのです。
何屋かわからなければ、気づかすスルーされてしまいます。
こうして貴重な見込み客を失い続けることになるのです。
ホームページでも、何屋かわからなければ1秒程度で×ボタンポチッで終わりです。
これがどれだけの損失になるのか?
賢明なあなたならもうお分かりですよね。
チラシは一発で「何屋」かわかるようにしておきましょう。
高反響チラシは普段の仕事の結果
反応の良いチラシと日ごろの活動はつながっています。
普段からお客様の満足を引き出せるよう接客を頑張ったり、提供するものの品質を高める努力をしていれば、お客様の声や実績など反応を出すための好材料が集まってきます。
とくにお客様の顔写真やインタビュー動画は、「良くしてくれた」という満足がないと掲載のご許可を基本頂けないと思います。
もちろん、普段の活動とは別に、お客様の声を集めたり、掲載のご許可をいただくための努力は必要です。
チラシのノウハウといっても所詮は編集作業なので、好材料があれば反応の出やすいチラシが作れますし、逆になければ状況は厳しくなります。
ないものをあるように見せかけたりすれば、一時は反応が出るかもしれませんが、盛った分だけ解約やクレームなど後々弊害が起こってきます。
コピーライティングのスキルって、たしかに使えば反応が良くなったりします。
ただわたし個人の見解ですが、70%しか価値が伝わってないものをどれだけ100%に近づけるかのスキルであって、100%のものを120%にしたり、150%に見せたりするもんじゃないと思います。
実態以上に大きく見せるのはただの煽りです。
自分もそのことに気づかないで、ご迷惑をおかけしたことがありました。
テクニックはテクニックで大切ですが、お客様の顔写真や声などがたくさんあれば、それほどテクニックに頼らなくとも良いチラシはできます。
反応の良いチラシと普段の活動はつながっています。
チラシだけで何とかしようとしてもそれには限界があるのです。
キレイなデザインだと外れる確率が低くなる?!
コピーライティングを信望する人からは、きれいなデザインのチラシやホームページは、クソミソにいわれることがあります。
きれいなだけで集客できない役立たずだと。
わたしも一時期似たような考えでしたが、今はその考えをあらためました。
結論からいいますと、デザインをきれいに仕上げると、「外れる確率」を低くすることができます。
ホームページはそれが顕著に表れますね。
デザインの悪いホームページは、それだけで信用の棄損になります。
ぱっと見てページを閉じられます。
チラシにしたって、手書きチラシは当たり外れの波がありますし、思うほど大当たりもしないです。
よく「手書きの方が反響よくなりますか?」と聞かれますが、手書きにしたら当たるなんてことはないんで。
デザイン自体も人に好き嫌いはありますが、手書きの場合はその好みがはっきり割れます。
でも、デザインを見栄えよくしておけば、好き嫌いの揺れ幅は小さくなります。
だから、「外れる確率」が低くなるのです。
もちろん、きれいなデザインだけでは集客できませんので、コピーライティング系のノウハウは大切です。
しかしそれだけで訴えるよりも、デザインも一緒に添えて訴えたほうがやはり効果的なのです。
人は見た目が9割といいますけれども、見た目で嫌悪感とはいわないまでも、最低限の合格ラインを突破しておいた方が無難です。
そうしておけば話を聞いてもらいやすいでしょう。
とはいえ、デザインに時間をかけ過ぎるのはいただけません。
デザインにこりだすと、異常なまでに時間を浪費します。
また、すごくこだわったからといって、大当たりチラシやホームページができるってもんじゃないですからね。
何ともいい加減に聞こえるかこしれませんが、ある程度の見栄えが整ってたらいいんじゃないでしょうか。
意味なく時間を浪費するくらいなら。
チラシやホームページで外す確率を低くしたいなら、デザインはきれいに仕上げておいたほうがいいです。
まとめ
チラシは見た目を改善することで、大きく反響に影響してきます。
中でも
- チラシのタイトル
- お得情報
- 目立つ紙面構成
の3つを改善することが反響を出すカギになります。
もちろん、配布エリアの見込み客数やニーズ数を考えてないとすべてが無駄になりますが。
チラシのデザインを考えるときの参考にしてください。
下記に一つでも思い当たるなら集客屋にお任せください。
・ランディングページのコンバージョン率が低い。
・オンラインで商品・サービスを販売したい。
・オンライン広告をはじめたい。
・販売不振を解消したい。
・オンラインで集客できる仕組みを作りたい。
高いパフォーマンスを発揮するランディングページを提供して、「売れない」悩みを解決いたします。
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