【SEO対策】最短で上位表示を目指すキーワード完全攻略法
運営者のレベルによってキーワード攻略は左右される
SEO対策で重要なのはキーワードです。
どのキーワードを選ぶかでアクセス数が決まってきます。
また、キーワードによって難易度があり、アクセス増大を目指してむずかしいものを選んでしまうと成果が出るのが遅くなります。
知識のないSEO初心者が難易度の高いキーワードを攻略しようとすると、極めて高い確率で失敗します。
やはり、運用者のレベルに段階によって、狙うべきキーワードはあります。
高い頂を攻略するのも、まずは基礎からです。
キーワード攻略の基本を解説します。
サイト全体のキーワードの選び方(サイトのジャンル選び)
サイトのジャンルとなるキーワードの選び方です。
いわいる「<title>」タグに入れるキーワードになります。
たとえば、「鳥取駅から徒歩5分の美容院」と入れると、「鳥取駅付近にある美容院のサイト」と検索エンジンから認識されます。※最近の検索は、ローカル検索なので、店舗ビジネスの場合地域名を入れておくことは重要です。
ニーズのあるテーマを選ぶ
SEOを行う上で大事なのがテーマ選びです。
ここでいうテーマとは、サイト全体のテーマです。
- ペットのサイト
- リフォームのサイト
- 旅行のサイト
などです。
専門サイトほど検索に強くなる
SEO対策で考えた場合、ニッチジャンルほど、そのキーワードでは上位表示されやすくなります。
「ペット」という大きな括りより、「犬」「猫」「ハムスター」などの細かくジャンル分けしたキーワード。
さらに、「犬」より、「柴犬」「秋田犬」「シベリアンハスキー」といった、犬種に特化したサイトほど、そのキーワードで検索された際、上位表示されるサイトになります。
ただし、自分の好きなことやりたいことを優先させても、ニーズのないテーマならアクセスは集まりません。
インターネットは検索される媒体ですので、ニッチジャンルでも成立するでしょうが、それにしてもニッチであればアクセスが集まりにくいですし、細かく絞ってもそれが求められているかどうはか別です。
売れないものは何をやっも売れません。
最初からキーワードに正解はない
ただし、運営しながらアクセスの状態を見て修正していくのも方法です。
アクセスが大量に集まってから行うサイトタイトルの変更はリスクがありますが、アクセスが集まってない段階での修正は積極的に行うべきです。
要は、はじめから正解でスタートできるわけではないので、とにかく運営してみるのが肝心です。
テーマ選びはサイト成長のカギ
また、サイトは長く運営していくものです。
そのため、そのときだけのニーズで選んでしまうと危険です。
「ネタ切れ」を起こしたり、旬でないテーマでなくなるため、記事の更新が滞ってしまいます。
長い成果を得られ続けるテーマを選びましょう。
知らない言葉は検索されない
ニッチジャンルといえど、知っている言葉を使いましょう。
キーワードは検索する人が知っていて、はじめて検索されます。
たとえば、独自の商品名や店舗名の場合、その名称を知っている人しか検索してきません(それだけに見込み度の濃い検索者なので、独自名称でのSEO対策しておくことは大事です)。
仮に、「大畑電気店」というお店なら、「大畑電気店」という名称を知らなければ、このキーワードで検索する人は0なのです。
つまり、「大畑電気店」で検索結果が1位になっても、知っている人が少なければあまり意味がないのです(繰り返しますが、直接キーワードで上位表示されるようにしておくことは大事です)。
キーワードは、検索されるのもを選びましょう。
競合の存在も調べる
どんなに良いキーワードがあっても、競合サイトが強い場合、上位表示させるのは難しくなります。
そんなキーワードで上位表示を狙うと、時間も労力も大きくかかります。
長期戦覚悟ならいいのですが、最悪な展開なら、いつまでも上位表示されないことになります。
その場合、キーワードをずらすなどして、競合の弱いキーワードを狙うようにしましょう。
ページごとのキーワード攻略ポイント
ページごとのキーワードの、基本的な攻略の仕方です。
いわゆる「<h1>」タグに入れる、ページのタイトル(記事タイトル)のキーワードです。
当たり前ですが、サイトのテーマに沿ったページタイトルほど、上位表示されやすくなります。
また、上位表示されると、関連キーワードでも上位表示され、さまざまなキーワード(いわゆるロングテール)で、細かくアクセスを集めてきます。
それに対しサイトのテーマから外れたキーワードは、ページのコンテンツ力が高くても、上位表示される可能性は低くなります。
また、ロングテールキーワードが効きにくく(単一のキーワードしか上位表示されない)、上位表示されてもそれほどアクセスは集まりません。
ページごとのキーワードには、このような特徴があるのを踏まえ、攻略したいキーワードを選定します。
関連キーワードの洗い出し
サイトやブログのテーマが決まったら、そのテーマに関連した対策用のキーワードリストを作成します。
リスト化できるキーワードが少ない場合は、コンテンツ作成に困ると共に、サイトも大きく成長させることができませんので、再度テーマを練り直しましょう。
まず関連キーワードの洗い出しを行います。
関連キーワードは、テーマを選ぶ際にキーワードプランナーで取得したデータを使ってもいいですし、Googleサジェスト一括ダウンロードというサービスを使ってみるのもいいです。
Googleサジェストとは、Google検索時に入力した語句の関連キーワードを表示してくれる提案機能のことです。
Googleサジェスト一括ダウンロードのツールを使うと、調べたいキーワードを入れて検索ボタンを押すと、キーワードのサジェスト候補を取得してくれます。
サジェストは良く検索されるキーワードの候補なので、対策したいキーワードに対してニーズのある言葉の組み合わせといえます。
ビックキーワードで1単語を狙わない
「工務店なので「新築住宅」で1位表示させたい」と、ビックキーワードかつ1単語を選んでしまうと、失敗する可能性が高まります。
まずビックキーワードは、競合が多く、ライバルサイトもSEO対策を万全に行っているので、新参が簡単に上位表示できる状況ではありません。
ビックキーワードは検索する人が多いのキーワードなので、アクセスも集まりやすいですが、その反面、ライバルが多く上位表示の難易度も高いです。
ためしに「新築住宅」で検索してみてください。
広告がたくさん出てくるなら、「お金を出してでも上位に表示させたい」ということであり、それつまり、「新築住宅」が集客しやすいキーワードということなのです。
こういう1単語のキーワードに、割り込んでランクインさせるには、時間と労力を相当かけないとできないです。
最低半年はじっくり腰を据えての攻略になります。
攻略ポイントはロングテールキーワード
アクセスが集まりやすいのは、ビックキーワードではなく、ロングテールキーワードを狙います。
ロングテールキーワードとは、検索数の少ないキーワードのことで、検索数は少ないですがライバルも少なかったり、競合サイトのSEOも弱いことが多いので、早い段階で上位表示されやすい特徴があります。
ロングテールキーワードは、Googleサジェスト一括ダウンロードサービスを使ったりしてリストアップします。
ロングテールキーワードは、「温泉旅館」なら、「温泉旅館」1単語ではなく、「温泉旅館 家族連れ おすすめ」「温泉旅館 カップル 人気」「温泉旅館 夕食 口コミ」など、ビックキーワードと組み合わせたキーワードです。
ロングテールは検索ユーザーの意図がはっきりしやすいという特徴があります。
そのあたりが、単一のビックキーワードとの違いです。
ビックキーワードは、検索ユーザーの意図が多く含まれているため、アクセスは集まるが、行動につながりにくいという特徴があります。
また、ニーズをキーワードプランナーで調べるのも方法です。
キーワードプランナーを使ったニーズ調査方法は下記動画で解説しています。
検索ユーザーの意図を考える
ロングテールキーワードでも明らかなように、検索キーワードにはユーザーの意図が含まれています。
検索意図は大きくいって3つあります。
調べる系キーワード
「~とは」のように言葉の意味を調べているキーワードです。
調べるキーワードは検索者は多いですが、答えがわかったらそれで終わりです。
比較系キーワード
インターネットの特性上しょうがないことですが、「価格」「比較」などの値段の比較やサービス内容の比較を目的にしたユーザーです。
お問合せがあっても、比較のための問い合わせなので、購入にはつながりにくいです。
アクション系キーワード
「修理」「予約」「送料」「通販」「即日」「激安」など、買うことを前提にしたキーワードです。
今すぐ客が入れりキーワードなので濃いアクセスです。キーワードプランナーで調べればわかりますが、「競合性」に「高」がつくキーワードです。
必ず入れておきましょう。
何の反応もないなら
サイトのアクセスは増えたのに、購入や問い合わせがない、こんな場合は、アクションにつながるキーワードを入れているか見直してみてください
アクションキーワードとは、
- 旅館 予約
- 屋根 修理
- デジカメ 相場
- キャッシング 即日
- 中古車 安い
など、緊急性の高い言葉を含んでいるキーワードです。
一方アクションにつながらないのは、「屋根」のような単語で何を意図して入れたかわかりにくいキーワードや、「アクセスアップの方法とは」といった調べる系のキーワードです。
アクションにつながるキーワードとは、検索ユーザーの意図がはっきりしていて、かつ、購入やお問合せにつながる言葉を含んでいます。
「単一キーワード+動機を表すキーワード」の組み合わせです。
キーワードリストの中に、組み合わせできるものがないか確認してみましょう。
成約につながりやすいキーワードの組み合わせ
願望タイプ
- キャッシング(お金を借りたい)
- ダイエット(痩せたい)
- 浮気調査(浮気調査を依頼したい)
購入タイプ
- ●●+販売
- ●●+購入
- ●●+激安
- ●●+最安
- ●●+中古
- ●●+予約
- ●●+在庫
- ●●+相談
比較タイプ
- ●●+比較
- ●●+ランキング
- ●●+オススメ
- ●●+人気
- ●●+メリット
- ●●+ デメリット
依頼タイプ
- ●●したい
- ●●+代行
- ●●+見積
- ●●+依頼
学びタイプ
- ●●+学びたい
- ●●+講座
- ●●+学校
- ●●+スクール
- ●●+教室
- ●●+セミナー
コンバージョン率をアップするキーワードの組み合わせ方
コンバージョン率を上げるためにすることはシンプルです。
それは「属性の濃い人」をサイトに集めること。
「属性の濃い人」とは悩みが深く、具体的なニーズがあり、その問題解決のためにすぐに行動に移りたい人です。
問題解決のためには、お金を払ってもいいと考える人たちです。
そういう人たちを自分のサイトに集められれば、必然的にコンバージョン率は上がります。
SEOで属性が濃い人たちに検索してもらうポピュラーな方法は、メインキーワードに「アクションキーワード」を複合させることです。
「アクションキーワード」とは、上記でも触れましたが、入会、購入、申込、登録など、具体的な行動を意味するキーワードです。
たとえば、英会話教室なら
【メインキーワード】 【アクションキーワード】
- 英会話教室 + 入会
- 英会話教室 + 申込
- 英会話教室 + 資料請求
というように、入会・申込・資料請求といった「行動」をとるキーワードをメインキーワードのコンテンツを作るのが(とくにコンテンツタイトルにキーワードを入れる)、属性の濃い人たちにアプローチする基本セオリーです。
ただし、この手法はポピュラーであるがゆえに、キーワードの難易度も上がります。
もちろん、周りのお店や会社がこのことに気づいてないなら一人勝ちですが。
難易度が高いと感じたなら、別のキーワードの組み合わせを考えます。
先ほどの英会話教室なら、英会話教室の入会を考えている人は他にどんなキーワードで探すかを考えましょう。
年会費、体験入学、体験レッスン、駅前、いろいろあります。
それらをメインキーワードに組み合わせます。
- 英会話教室 + 年会費
- 英会話教室 + 体験入学
入会、申込、資料請求といった直接的なアクションキーワードこそ入っていませんが、どれも「英会話教室に入会」を前提として調べているキーワードです。
その属性の濃さは、直接的なアクションキーワードと比べて劣りますが、それでも購入に対する意欲は含んでいます。
コンバージョン率を上げるキーワードは、メインキーワードとアクションキーワードを組み合わせてください。
競合サイトのリサーチ法
キーワードに目星をつけたら、そのキーワードで上位表示されている競合サイトをリサーチしましょう。
チェックポイントは3つです
- リスティング広告
- 大企業のサイト
- 専門サイト
の3つです
1・リスティング広告が多く表示されるか?
リスティング広告は一種のバロメーターです。
広告を出してまで表示させたいわけですから、売上に直結するキーワードです。
それは他の人にとっても同じなので、リスティング広告が多いなら、「難易度が高いかもしれない」と予測できます。
2・大企業や有名なWebサイトがあるか?
誰でも知っているような大企業のサイトがあった場合、この企業を押しのけて上に上がれるかを考えてみてください。
大企業は予算もあるので、SEO対策も力を入れるていると考えるのが妥当です。
3・専門サイトはあるか?
「キャッシング 即日」などで検索してみればわかりますが、キャッシング専門サイトが出てきます。
専門サイトは何でも取り扱っている総合サイトよりSEOに有利な面がありますので(検索されたキーワードに対しての話です)、専門サイトが上位にひしめき合っているのなら、難易度は高いと予想できます。
とくに、アフィリエイターのサイトはSEO対策にかなり力が入っているので(グレーも含めて)、この牙城を抜くのは難しいです。
競合サイトの中身を調べる
競合サイトの内容もリサーチしておきましょう。
あなたは後発組ですが、後発組には利点があり、それは「先駆者の何が評価されているか?」を調べることができることです。
対策したいキーワードで、上位表示されている5サイトは調べましょう。
キーワードに対して上位表示されるサイトを調べる際は、プラウザに「Google Chrome」を使いましょう。
そして右上の点3つのボタンを押して、「シークレットウィンドウを開く」をクリックしてください。
Google検索は、検索したユーザーごとに、個別に変更された検索結果を表示します。
そのため、あなたが見る検索順位と、他の人が見る検索順位は同じではありません。
ユーザーに合わせて検索ランキングを変更するGoogleの機能を、パーソナライズド検索と言います。
シークレット機能を使うと、この「パーソナライズド検索の機能をキャンセル」した検索順位を知ることができます。
※検索したユーザーのいる地域の影響までは除けません。
競合サイトにアクセス
検索結果が表示されたら、トップテンに入っているそれぞの10個のサイトにアクセスしてコンテンツ内容をみて下さい。
そこで、「ユーザーのどんな悩みに答えているか?」をメモしてください。
ユーザーの検索意図を知ることは、検索エンジンで上位表示させるためには超重要です。
Googleの検索エンジンは
- ユーザーの検索意図を正確に知ること
- その検索に対し的確な回答を返すこと
を命題に進化を続けています。
とうなれば、ユーザーの検索意図を満たしたページが上位表示されるのは当たり前だと思いませんか?
だからこそ、ユーザーがどんな意図を持って検索しているかを考えることは重要なのです。
ではあるキーワードに対し、Googleが何を検索意図だと考え、その疑問に対する的確な回答のページがどんなものなかを調べるにはどうすればよいか?
答えは簡単ですね。
そのキーワードで検索してみれば、そこに検索結果が出てきます。
すなわち、それが答えなのです。
そこで客観的な答えが知りたいので、シークレットモードを使うというわけです。
リサーチして、検索ユーザーに提供するべき情報を、上位10ページから漏れなくピックアップしていきます。
それをコンテンツ化していきます。
ここで大事な点が一つ。
必ずオリジナル情報を入れることです。
コンテンツ自体(とくにノウハウ系)は、同じようなものになってしまいますが、そこに事例など入るとオリジナルコンテンツとなります。
ライバルサイトのコンテンツを網羅しつつ、他にはないオリジナルコンテンツを投入する。
Googleが評価するコンテンツは、有益性とオリジナル性です。
他にはない情報を出すことはGoogleの評価の対象です。
検索意図を満たしつつ、上位表示されている10ページにはないオリジナル情報がある、そうなると高確率で上位表示されます(くどいようですが、それこそがGoogleが望んでいるものなのですよ)。
競合サイトのコンテンツのリサーチ手順
- 手順1) 実際に狙いたいキーワードで検索する(シークレットモード)
- 手順2) 1位~位の10中の情報をメモする
- 手順3) 検索ユーザーに伝えるべき情報を漏れなく抜き出す
- 手順4) あなた独自のオリジナル情報を入れる
まとめ
キーワードの選定はSEO対策の要です。
決して「<title>タグ」や「<h1>タグ」やコンテンツ中にキーワードを入れればいいという単純なものではありませんが、基本的に上位表示させたいキーワードをタグや記事中に入れておかないとアクセスは集まりません。
そういう意味では、SEOにおけるキーワード対策は基本中の基本です。
また、ニッチジャンルで少ないアクセスでも収益を上げられるようにする、はたまた、アドセンスのような大量にアクセスを集めて収益を発生させる、など自らのビジネスモデルにも関係してくる部分です。
アドセンスのように大量にアクセスが発生しないと安定した収益がもたらされないビジネスなら、ニッチなジャンルでアクセスが月間1万以下しか集まらなければ、ビジネスは続けられません。
キーワードはしっかり考えて、運営していきましょう。
アクセスを集めても収益につながらなければ意味ない
下記に一つでも思い当たるなら集客屋にお任せください。
・ランディングページのコンバージョン率が低い。
・オンラインで商品・サービスを販売したい。
・オンライン広告をはじめたい。
・販売不振を解消したい。
・オンラインで集客できる仕組みを作りたい。
高いパフォーマンスを発揮するランディングページを提供して、「売れない」悩みを解決いたします。
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