【保存版】地名SEO対策「地域名+業種」キーワードで集客する方法
集客に圧倒的有利な地域名SEO対策
地域名を含んだSEO対策は、店舗や地元密着の会社にとっては、どしても上位表示させたいキーワードです。
地域名を含んだSEO対策とは
- 地域名+業種(鳥取市+中古車、鳥取駅+美容院)
- 地域名+悩み(鳥取市+腰痛など)
- 地域名+固有名詞(鳥取市+白髪染め、鳥取駅+店舗名など)
- 地域名+人気(鳥取市+評判)
といったものです(駅名も含んでいます)。
キーワードによっては難易度の高いものもありますが(ホットペッパービューティなどのポータルサイト)、意外に簡単に上位表示できるキーワードもあります。
とはいえ、そこは上位表示されるためのポイントを抑えたコンテンツの作り方をしないといけません。
ポイントを抑えれば、高確率で「狙って」上位表示できます。
※ここでいう地域SEO対策とは、自然検索の検索結果であって、Googleマイビジネスのローカル検索とは別です。別といってもGoogleマイビジネスは大きな集客経路となりつつあるので、とても大事なことには変わりありませんので、きちんと対策しておきましょう。
地域名SEO対策を行うことのメリット
地域名SEO対策を行う利点は、そのものズバリ、集客に直結することです。
店舗や地元密着型のビジネスは、「地域名+業種」「最寄り駅名+業種」「地域名+悩み」「地域名+店舗名」などの検索キーワードでサイトに訪れる人がほとんどです。
逆にいえば、地域名を含んだキーワードで上位表示されなければ、ホームページへのアクセスは見込めないことになります。
ですから、店舗ビジネスや地域密着ビジネスでは、是が非でも地域名を攻略しておきたいところです。
ところがです。
そうしたおいしいキーワードを、ホットペッパービュティーや食べログなどを代表とする大手ポータルサイトが見逃すはずもなく、「地域名+美容院」といったキーワードでは上位表示を独占している状態です。
そう聞くと上位表示させるのはむずかしいように感じますが、実は地域SEO対策はそれほど難易度は高くない場合が多いのです。
※検索ランキングは競合サイトとの「相対性」で決まります。競合が強ければ難易度は高くなり、競合が弱ければ難易度は低くなります。
きちんとした方法でコンテンツを作れば、あっさりと上位表示されることもあります。
地域名SEO対策の基本
地域名SEO対策用のコンテンツを作り前に、地域名SEO対策の基本を抑えておきましょう。
基本ができてないと、コンテンツを作り込んでも上位表示はむずかしくなります。
地域名SEOを攻略する第一歩は「情報を正しく入力する」こと
ます地域名で上位表示されるには、あなたの会社の情報を漏れなく正しくホームページに入れておきましょう。
ポイントは
- <title>タグや<h1>タグに地名を入れる
- 地域についてや地域名を含んだコンテンツ(ページ)を作る
- 店舗名または会社名、住所、電話番号をインターネット上で統一する(Googleマイビジネスも統一)
- Googleマイビジネスに登録
です。
なぜこれらの情報を記載しておくことが大事なのか?
それはあなたのお店や会社が現実に存在し、そこでリアルに営業しているのなら、その情報をユーザーに届けるのがGoogleなどの検索エンジンの役目だからです。
仮に「地域名 水漏れ」「地域名 車 故障」のようなキーワードで検索されたとき、その地域で営業している会社が表示されなければ、何のための検索エンジンかということになります。
もし「鳥取市 屋根修理」で検索して、広島県の業者やアフィリエイトサイトが上に出てくるようなら、そんな検索サイトを使う人はいなくなるでしょう。
ですから、「地域名+業種」などの地域キーワードで上位表示されないなら、何かが足りてないか、検索エンジンからペナルティを受けている可能性があります。
ここでは、トップページではなく、個別のページごとに上位表示される方法を解説していきます。
サイトの属性とキーワードの一致
地域SEO対策が比較的簡単だといっても、どんなキーワードでも上位表示されるかといえば、そんなことはありません。
「上位表示されやすいキーワード」と「上位表示されにくいキーワード」の2つにわかれます。
上位表示されやすいキーワードとは、そのサイトの属性と合ったキーワードです。
美容院のサイトなら、美容院に関するキーワード(パーマ、白髪染め、ヘアカラーなど)を含んだコンテンツを作ると、そのページが上位表示されやすくなります。
その反対に上位表示されにくキーワードとは、そのサイトの属性と関係ないキーワードです。
極端にいえば、美容院のサイトなのに温泉旅行のキーワードを入れたコンテンツを作っても、そのページはなかなかランクが上がってこないです。
現在のSEO対策は、コンテンツの内容の良し悪しが大きく影響してきます。
上位表示には、まずコンテンツの内容の品質が高いことが絶対条件で、コンテンツの品質が低ければ、外部からリンクを受けたとしても上位表示されません(外部リンクはSEO対策において今でも重要な評価ポイントです。それがあっても上位表示されないということは、それだけコンテンツの中身が問われるということです)。
それくらいコンテンツの出来が上位表示を左右するわけですが、サイトの属性と違うキーワードでは、中身の濃いコンテンツを作ったとしても検索ランクが上がらないのです。
狙って上位表示するためには、それほどサイトの属性と各ページのキーワードの属性を合わせておくことが大事になります。
あらためて聞くと「そんなの当たり前だろう」と思われるかもしれませんが、意外と分かってない人が多いです。
また、サイトの属性とキーワードを意識しないでアクセスアップしても何の意味もないことはよくわかるでしょう。
旅行情報を探している人に、美容院の情報を提供しても、コンバージョンなんて発生しません。
検索エンジンがどう認識するかが重要
そしてこの場合大事なのが、あなたがどう感じるのではなく、「検索エンジンがどう見ているか」になります。
あなたが「これは美容院のサイト」と意識していても、Googleの検索エンジンが同じように「美容院のサイト」と認識しているとは限りません。
大事なのは、検索エンジンが「これは美容院のサイト」と認識していることで、検索エンジンが認識してな以上、美容院の情報として探してくれないのです。
美容院のようなサイトで認識のズレが起こる確率は低いと思いますが、一つのサイトの中に雑多な情報を詰め込んでいる場合は注意が必要です。
ドメインの運営歴と検索順位
上位表示にはドメインの運営歴も影響してきます。
わたしも経験ありますが、「サイトの属性とマッチしたコンテンツを作った」「コンテンツの内容も充実している」という2つの要素を満たしているのに、検索結果の上にページが来ないことがあります。
これはドメインの運営歴も関係しています。
一般的にGoogleの検索エンジンは、ドメインの運営歴の長いものを評価します。
誤解しないようにいっておきますが、ドメイン歴の長いことが重要ではりません。
コンテンツの質が高くドメイン歴の長いものが、高スコアを得られるということです。
検索エンジンからの評価が高くなると、あらたに投入したコンテンツも評価されやすく、順位も比較的早く上にきやすくなります。
しかし、ドメイン歴が短いと、コンテンツの評価も上がりにくく、ボリュームのあるコンテンツを投入してもなかなか上に来ないのです。
そういった意味では、ホームページは早く持っておいた方がいいです。
サイトを持つことを長引かせても、SEO対策上は何のメリットもありません。
検索エンジンの仕組み
Googleの検索エンジンの仕組みを知っておくことも地域名SEO対策には必要です。
実はSEO対策といっても、行うべきことは次の3つしかありません。
- クローラ対策
- インデックス対策
- ランキング対策
SEO対策で行うべきは、この3つです。
検索エンジンの仕組を知ることで、無駄な作業を行わず最短で上位表示を狙うことができます。
本格的にSEO対策に取り組むまえに、検索エンジンの仕組みを知っておきましょう。
1・クローラ対策
サイトの初期には必ずクローラ対策を行っておくことをおススメめします。
1日でも早くGoogleに登録してもうらうことができます。
2・インデックス対策
もしも公開したページがGoogleからインデックスされていないときは、その原因を調べて対処しましょう。
クローラーがあなたのWebサイトに来ても、Googleのデータベースにインデックスされなければ検索結果に表示されることはありません。
インデックス対策は重要なSEO対策になります。
3・ランキング対策
クローラー対策、インデックス対策ときて、最後にランキング対策です。
いかにしてGoogleが検索ランキングの順位を決めるのか?これを理解しておくだけで、「地域名+業種」キーワードで上位表示させることができます。
下記記事をしっかりご覧くださいませ。
地域名SEO対策:上位表示を狙うコンテンツの作り方
今のSEO対策の主流は、先にも書きましたが「コンテンツの質」で決まります。
外部からのリンク(以下、被リンク)も、検索ランキングを決める上で重要な要素ですが、被リンクがSEO対策として効果を発揮するのは「コンテンツの質」が伴ってはじめてとなります。
被リンクが集まっていても、「コンテンツの質」がしょぼければ、順位は上にこないアルゴリズムに現在はなっています。
その反対に、コンテンツの質が高いページは、被リンクが集まっていなくても上位表示されることがよくあります。
※繰り返し書きますが、検索順位は競合との「相対性」で決まります。2つのページのコンテンツの質が同等と検索エンジンが判断したなら、被リンクの多いサイトが上にきます。ですから、被リンクが大事ではないということではけっしてありません。
では、「コンテンツの質が高い」というのはどういったものをいうのでしょう?
ここでは、上位表示を狙うコンテンツの作り方を解説していきます。
検索意図を満たしているコンテンツ
上位表示のために絶対にクリアしておかなといけないのが、「検索ユーザーの検索意図を満たしている」ことです。
GoogleはSEOの黎明期から
- ユーザーの検索意図を正確に把握すること
- それ対し的確な答えを返すこと
の2つを意識し続け、今もアルゴリズムを改善しています。
検索意図とは、「検索ユーザーが何を知りたくてそのキーワードを入力したか?」、その意図です。
その意図を正確に把握すれば、その疑問に対する適切な回答を持ったページを返すことができます。
このようにユーザーの知りたいことを的確に返してくれる検索エンジンなら、リピーターも含め利用者はどんどん増えていきます。
現にそのようになってますが、利用者が増えればGoogleの広告収入も増えます。
しかし、知りたいことに答えてくれない検索エンジンなら、利用する人は少なくなってしまいます。
それだけ、
- ユーザーの検索意図を正確に把握すること
- それ対し的確な答えを返すこと
は、Googleにとって至上命題なのです。
だとしたら、ユーザーの検索意図を満たしたページを作ることができれば、必然的に上位表示されるということです。
だからこそ、コンテンツが「検索ユーザーの検索意図を満たしている」が大事になるのです。
「鳥取市 リフォーム」と入れた人は何が知りたいのか?
「鳥取市 車検」と入れた人は何が知りたいのか?
SEO対策は、まずこの部分をしっかり理解する必要があります。
【追記】地域SEO対策の場合は、コンテンツ内に地域名を入れるようにしましょう。
検索意図を調べる方法
検索意図を調べるのは簡単です。
上位表示させたいキーワードをGoogleの検索窓に入力して、その結果表示された1位~10位のページに何が書かれているか調べます。
その検索キーワードに対してGoogleが返したページは、それがGoogleが適切な答えと認識しているコンテンツとなります。
その1位~10位までの内容を網羅し、それを独自のコンテンツに作り直せば、検索意図を満たしたコンテンツとなります。
たたし、1位~10位までのコンテンツをコピペしても意味ありませんので注意してください。
重複したコンテンツ(とくに後からアップしたもの)を、Googleの検索エンジンが評価することはありません。
上位表示されるには、コンテンツに「オリジナル性があること」も大変重要な要素となります。
コンテンツのボリューム
現在の検索エンジンは、「網羅性のあるコンテンツ」を好む傾向にあります。
網羅性とは、たとえば「腰痛」といキーワードに対し、「腰痛の原因」「腰痛の種類」「腰痛の症状」「腰痛の解消法」など、腰痛に関するコンテンツを網羅していることです。
現在のGoogleの検索エンジンは、網羅性を持ったページを主に上位表示します。
したがって1ページの文字量も、2000~4000文字、多いときには10000文字ということになります。
誤解しないでいただきたいのですが、Googleの検索エンジンには「何文字以上だから評価が高くなる」という基準はありません。
検索意図を満たすと認識されているページなら、1000文字以下の少ない文章量でも上位表示されます。
たとえば、「整体 予約」という検索キーワードに対して、2000文字も3000文字も使って説明する必要ないでしょう。
検索ユーザーが知りたいのは、「整体院の予約の仕方」かもしれません。
それなら500文字もあれば十分説明できます。
しかし、検索エンジンが文字量の多いコンテンツを評価する傾向は間違いなくありますので、確実に上位表示を狙うなら、断言はできませんが1ページにつき2000文字以上、さらに確実性を高めたいなら4000文字以上のコンテンツを作っていきたいところです。
※上記に書きましたが、キーワードによっては短いコンテンツの方が、検索ユーザーにとっては利便性が高いページの場合があります。どのキーワードも文章量が長い方が良いわけでなく、キーワードによって文章量の長短を使い分けましょう。
※網羅性を持った長い文章が好まれるは2018年現在のことです。アルゴリズムの改善によって、今後も長い文章が好まれるとはいえないことは意識しておきましょう。
集客力を高める文章の書き方
ちなみにSEO対策に上手な文章は関係ありません。
ある程度意味の通じる日本語文章なら、検索順位に影響はありません。
しかしそれはあくまでSEO対策上の話です。
Webサイトに訪れて読むのは人です。
SEO対策要用コンテンツと集客用コンテンツとでは文章の書き方は違います。
人の気持ちを動かすためには、やはりテクニック的な文章を書き方も抑えておいた方がいいでしょう。
集客力をアップするWebライティングの書き方は下記記事を参考にして下さい。
地域SEO対策で上位表示を狙うサイト構造
次は地域名を使ったサイトの構造について解説していきます。
「地域名」と「業種」「固有名詞」「評判」「悩み」などを組み合わせたサイトの構成の仕方です。
地域名とキーワードを組み合わせることにより、細かいキーワード、いわゆるロングテールキーワードでアクセスが集まるようになります。
たとえば整体院なら次のような構成でサイトを作ります。
属性を決める<title>タグ
このときサイトの属性を決めるキーワードは「<title>」タグに入れます。
- 地域名
- 業種
- 店舗名
例:鳥取駅から徒歩5分、腰痛のことなら〇〇整体院
これで、サイトの大きな属性が決まります。
Googleから見れば、「鳥取という地域の整体院のサイト」と認識されます。
ここで「腰痛」のような専門性のあるキーワードを<title>タグに入れると、鳥取で「腰痛」検索された場合、上にきやすくなります。
検索エンジンは特化された検索キーワードに対しては、専門性のあるサイトを上位表示しやすいです。
【追記】タイトルタグ内には必ず地域名を入れましょう。
上位表示させたいキーワードは<h1>タグに入れる
検索で上位表示させたいキーワードは、各ページの「<h1>」タグに入れます。
「<h1>」タグは、そのページの「ページタイトル(ブログでいえばブログ記事のタイトル)」になります。
Googleから「鳥取の整体院のサイト」と認識されていますので、そのカテゴリーに属するキーワードは上位表示されやすくなります。
- 腰痛 治療
- 肩こり 施術
- 骨盤矯正 ダイエット
など
悩み系のキーワードは、見込み客を集めることに優れています。
【追記】h1タグ内には必ず地域名をいれるようにしましょう。
アクションキーワードを必ず入れる
見落としがちですが、「アクションキーワード」の入ったページを必ず作りましょう。
アクションキーワードとは、行動につながる意味を含んだキーワードです。
簡単にいえば、買う気のある人が入力しそうなキーワードのことです。
たとえば
- 予約
- 配達
- 修理
- 料金
などです。
こういったアクションキーワードが入ってないと、買う気のある今すぐ客を逃してしまうことになりますので、必ず入れておきましょう。
サイトは滞在時間が長く回遊率が高くなるようにする
サイトはアクセスした人の滞在時間が長くなり、さらにたくさんのページを見てもらえるよう(回遊率)にしておきましょう。
1人の人が何ページも開いて記事を読んでくださればPV(ページビュー)も上がります。
何ページも見ていただければ、滞在時間も長くなります。
これはSEO対策上、間接的ですがプラスに働きます。
また、成約を取る上でも、多くの情報に触れたり、接触時間が長くなる方が有利に働きます。
サイトは、滞在時間が長く、PVが多くなるよう設計しましょう。
検索順位を上げるには記事のリライトを行う
多くの人がそうですが、記事をいったん作ってしまうと、後は何もしないという人がほとんどです。
これ、実はすごくもったいない行為です。
記事を一回作ってしまったら、その後順位は変動しないということはありません。
最初は100位くらいでも、その後の記事の修正でトップページに入ってくることもあります。
ですので、これは順位が伸びそうだ、これはどうしても上位表示させたいというコンテンツがあれば、定期的に記事に修正を加えます。
追記で文字数を増やすことも有効です。
ちなみに、記事は修正を加えないまま、何もしないで放置しておくと、だんだん順位は落ちてきます。
今のことろその基準は1年です。
今後はもっと早くなるかもしれません。
そういう意味では、定期的に記事に加筆や修正を加えることは、立派なSEO対策といえます。
外部リンク
外部からリンクを張られることを被リンクといいます。
被リンクは検索順位を決める上で重要な指標になります。
一般的にいって被リンクが多いWebサイトは検索順位も上にきます。
地名SEO対策でも外部からリンクを張られることで、検索順位が上昇し、さらにその順位を安定的に保つことができます。
ただしどんなリンクでも良いかといえばそんなことはありません。
リンクにも質が問われるようになっています。
評価されるリンク
Googleから評価されるリンクは次の通りです。
- あなたのWebサイトと関連性のあるサイトからのリンク
- リンク先のサイト自体が他サイトからリンクを張られている
- リンク先も価値あるコンテンツがある
- 権威性のあるサイトからのリンク
などです。
逆に次のようなWebサイトからのリンクは評価されません。
- 価値のないコンテンツばかりのWebサイトからのリンク
- 更新されてないWebサイトからのリンク
- 関連性のないWebサイトからのリンク
上記のようなWebサイトからのリンクは評価されないばかりか、下手をすればペナルティを受けることもありますので、自作自演でリンクを張る場合は注意しましょう。
Googleマイビジネスへの登録は絶対
SEO対策用のコンテンツを作ることができないという場合は、Googleマイビジネスへの登録を必ずしておきましょう。
Googleマイビジネスとは、無料で登録できる店舗や会社のPRができるツールです。
「地域名 業種」のようなキーワードで検索すると、地図と一緒に表示される店舗や会社の情報です。
Googleマイビジネスに登録しておけば、ホームページにSEO対策を施さなくても、自然検索の結果より上位表示されます。
これをローカル検索、ローカルSEO、MEO(Map Engine Optimization、地図エンジンの最適化)などと呼びます。
検索の世界では、一つでも上に表示されることは重要で、それによりクリック率も変わりますし、結果として集客につながります。
自分のお店や会社がローカル検索で上位表示されるかは、大きくいって次の3つで決まります。
- 検索者の位置
- 検索キーワードとの関連性
- 口コミの数
Googleマイビジネスは、無料でできてかつ集客の大きな経路になりますでの、絶対に活用しましょう。
ただし、ローカル検索で上位表示されるからといって、自然検索のSEO対策がいらないということではありません。
自然検索によるアクセスは、Googleマイビジネスではカバーできない見込み客を集めることに優れています。
また、Googleアドワーズ広告と連動させることで、さらなる売上アップを見込めます。
自然検索による地域名SEO対策は、長期的に見て必ず行うべき施策です。
モバイル端末に合わせる
地域で検索されるローカルSEOは、その特性上スマートフォンやアンドロイド携帯、タブレットなどのモバイル端末のユーザーがほとんどです。
したがって、サイト構成やSEO対策をモバイル端末に合わせて設定しなくてはいけません。
モバイル・ファースト・インデックス
Googleはスマホユーザーの増加を受け、検索順位の基準もモバイルサイトの評価にするとしています。
これをモバイル・ファースト・インデックス(以下MFI)といいます。
インデックスとはこの記事でも述べた通り、Googleのクローラーがあなたのサイトにやって来て、その情報を持ちかえる、Googleのデータベースに登録することです。
そのインデックスされた情報を元に、検索されたときの順位が決まります。
MFIが適用されたWebサイトでは、クローラーはスマホサイトを中心に巡回して検索エンジンのデータベースにインデックスします。
要はMFI適用後のWebサイトでは、パソコンサイトではなくスマホサイトのコンテンツが判定の基準とされるのです。
したがってスマホサイトのコンテンツがパソコンサイトより極端に少ない場合は検索順位を落とす可能性があります。
MFIで検索順位が不利にならないためには、スマホでもパソコンサイトでも同一で運用できる、レシポンシブ・Webデザインでサイトを運用するのが一番です。
レシポンシブ・Webデザインは、アクセスされた端末に合わせて画面調整してくれるプログラムです。
モバイルサイトとパソコンサイトを分けて管理する必要がなく手間がかかりません。
Googleもレスポンシブ・Webデザインを推奨しています(推奨しているからといって検索順位が上になることはありません)。
モバイルフレンドリーに対応させる
モバイル基準がSEO対策に影響するのは、操作性や表示速度も関係してきます。
スマートフォンで見たときに、操作しやすいサイト、見やすいサイト、表示速度が速いサイトは、Googleからの評価が上がります。
Googleがホームページをスマホ対応しているかどうかを判定する基準を、モバイルフレンドリーと呼びます。
自社のサイトがモバイルフレンドリー対応しているか否かは、以下のページで判定できます。
SEO対策を含めたスマートフォンサイトの作り方は、下記記事を参考にして下さい。
やってはいけない地域名SEO対策
地域名SEOでもやってはいけないSEO対策があります。
アクセスを集めたいばかりに、故意でも故意でなくとやってしまうと、Googleよりペナルティを受ける可能性があります。
フッターやサイドバーでのキーワードの羅列
フッターやサイドバーに地名のキーワードを意味もなく詰め込むとペナルティを受ける可能性があります。
そういったひと昔前のSEO対策は、現在の検索エンジンでは何ら効果をもたらしません。
むしろ、検索エンジンからの評価が下がるだけですから、すぐにやめましょう。
有料リンクの購入
有料で被リンクを購入することは、基本ペナルティの対象となります。
こういったペナルティ覚悟の手法をブラックハットSEOといいます。
ただ、サテライトサイトを使った自演リンクや、有料外部リンクなどのブラックハットSEOが、絶対にペナルティの対象になるとは限りません。
要件を満たせば、それはそれで被リンク効果を得られます。
ですが、ペナルティとなるリスクがあることは承知しておいた方がいいです(正攻法でもペナの可能性があるくらいです)。
基本的にGoogleの検索エンジンからペナルティを受ければ、インターネットの世界では、アクセスはほぼ0です。
ですから有料リンクを購入するときは、被リンク専門の信頼できる業者からの購入以外はやめておいた方がいいです。
またSNSのこんな勘違いもしないようにしましょう。
追記:ローカル検索(地域SEO対策)では音声検索が重要になる
今後音声検索が増えていくと予想されています。
その結果、ローカル検索では音声検索を制する人が検索順位を上げるようになります。
音声検索が増えている理由はスマホの普及と関係しています。
まずローカル検索とは、スマホ検索そのものといっていいことを忘れないで下さい。
スマホで行う検索は、そのユーザーの位置情報が大きく反映されています。
その結果、検索結果にはローカル情報が表示されます。
つまり、乱暴にいってしまえば、本質的にスマホ検索とローカル検索は同義語なのです。
そしてここからが重要なのですが、現在のGoogleの検索エンジンは、すでに話し言葉の文脈を理解して、その答えを返すようになってきています。
要はスマホで音声検索される話し言葉に、Googleの検索エンジンは対応してきているのです。
そういう意味では、今後は音声検索を制する人が、ローカル検索(地域SEO対策)を制するといってもいいでしょう。
何しろ、そのスマホで音声検索する人が増えてきているわけですから。
では音声検索時代に対応するためにWebサイト運営者はどのような点に気をつけてサイトを作るべきでしょう?
- タイトルタグに地名を入れる
- h1タグに地名を入れる
- コンテンツ内に地名を入れる
- URLに地名を入れる
- alt属性に地名を入れる
- 場所を示す用語を入れる
- フリーダイヤルではない電話番号を載せる
- Googleマップの埋め込み
- Googleマイビジネスを活用する
このような基本的なことはきちんと押さえるようにしましょう。
ローカル検索なので、各要素に地域名を入れておくことがポイントです。
もちろん、この記事で解説したコンテンツ対策と一緒に行わなくては意味ないことは付け加えておきます。
まとめ
地域名SEO対策は、店舗ビジネスや地域密着ビジネスでは必ず必要になる施策です。
しかもいったん上位表示されるようになれば、無料で安定して見込み客を集め続けることができます。
しっかり地域名SEO対策を行って、安定収益に結び付けましょう。
下記に一つでも思い当たるなら集客屋にお任せください。
・ランディングページのコンバージョン率が低い。
・オンラインで商品・サービスを販売したい。
・オンライン広告をはじめたい。
・販売不振を解消したい。
・オンラインで集客できる仕組みを作りたい。
高いパフォーマンスを発揮するランディングページを提供して、「売れない」悩みを解決いたします。
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