SEO対策に効くユーザーファーストのコンテンツの作り方
SEO対策の中心はコンテンツ
現在のSEO対策でもっとも効果的なのはコンテンツ対策です。
コンテンツがダメなら基本的に検索順位は上にきません。
それはもう一つのSEO対策のリンクがあってもです。
Googleはコンテンツを中心に評価しているといっても過言ではないのです。
ではGoogleが評価するコンテンツとはどんなものでしょう?
それはユーザーファーストを意識したコンテンツです。
この記事では具体的なコンテンツ対策について解説していきます。
SEO対策におけるコンテンツ対策とは
SEO対策におけるコンテンツ対策とは、平たくいえばGoogleが評価するコンテンツを作ることです。
誤解しないでいただきたいのですが、コンテンツは本来Googleに向けて作るものではなく、ユーザーに向かって作るものです。
ユーザーに向けて作るコンテンツだからこそ、後から検索エンジンが付いてくる、これがあるべき姿です。
しかしそうはいっても検索で見つけてもらうには、まずGoogleに評価されないとユーザーの目にも触れないという現実があります。
したがってコンテンツを作る際は、Googleに評価されるようにしないといけないのです。
とはいえ検索エンジンは進化していて、以前よりユーザー目線に近づいていますので、Googleを意識するより、ユーザーに向かって作られたコンテンツが上位表示されやすくなっています。
つまりSEO対策におけるコンテンツ対策とは、ユーザーに向かって作られたコンテンツ、ユーザーファーストのコンテンツを提供することです。
ユーザーファーストのコンテンツを作る5つのポイント
Googleから高い評価を得られるコンテンツ対策とは、ユーザーファーストのコンテンツを作ることです。
ユーザーファーストのコンテンツを作るために抑えておくべきポイントは次の5つです。
- 検索意図を満たす
- 競合している上位のページの傾向を調べる
- 専門性を高める
- ユーザービリティを向上させる
- オリジナルのコンテンツを作る
1・検索意図を満たす
検索ユーザーの検索意図を満たすコンテンツは、間違いなく上位表示されます。
検索意図とは「ユーザーは何を知りたくてその検索キーワードを入力したか?」その意図です。
たとえば「地域名 マンション 相場」と検索キーワードを入れた人は、いったい何を知りたくてそのキーワードを入力したか?ということです。
Googleがほしいコンテンツ(つまり上位表示させたいコンテンツ)は、検索ユーザーの疑問に対し的確な回答をしてくれるコンテンツです。
検索意図に的確な回答をしてくれる便利な検索エンジンなら、新規・リピーターを含め利用者はどんどん増えていきます。
だから検索意図を満たしたコンテンツを提供することが、上位表示にはとっても重要なのです。
検索クエリに対して検索意図を満たさないコンテンツは、内容が素晴らしくても上位表示されないくらいです。
より検索意図を満たすコンテンツが重要になる
ちなみに「ニューラルネットワーク」という人工知能的な機能の登場で、今後は検索キーワードより「検索意図」をさらに重視しなくてはいけない時代になりました。
ニューラルネットワークの機能により、ユーザーの「検索意図を理解する能力」がかなり向上したからです。
それは「これからの 20 年にむけて ~ より良い検索を目指して~」と題した、Googleの記事の中で解説されていました。
そして今、私たちはニューラルネットワークが「単語の理解」から「概念の理解」を可能にする、大きな飛躍の局面を迎えています。
ニューラルネットワークの分野で開発された neural embedding と呼ばれる手法は、言葉をより曖昧な、根本的な概念へと変換することで、検索クエリの概念と文書の概念を対応づけることができます。私たちはこの手法を「ニューラル マッチング」と呼んでいます。
これにより、たとえばユーザーが「テレビが変なんだけどなぜ?」といったような質問をした場合、質問の単語がページに含まれていなくても、対象となるページを表示することができるようになります。 (なお、テレビの写りが変な理由としてソープオペラ効果という現象が挙げられます)。
上記の引用文からもわかるように、Googleは検索キーワードそのものでなく、検索キーワードの背景にあるものまで、理解する能力を身につけているということです。
つまり今後のSEO対策では、検索キーワードに焦点を当ててコンテンツを作ることに大して意味はなくなり、それより「検索意図を満たす」ことがもっと重要になるのです。
わたし自身も何となくですが「最近のページの評価は内容そのものが評価されいるのでは?」と感じていたのですが、それは検索エンジンの機能が飛躍的に進化していたからなのです(そして進化は今後も続きます)。
2・競合している上位のページの傾向を調べる
あなたが上位表示させたい検索キーワードで、実際に上位表示されているページを調べて、その傾向を自分のページに取り入れます。
Googleが現在上位表示しているページは、その検索クエリに対し「検索意図を満たしている」と評価しているページです。
したがって上位表示されているページの内容を読めば、「その検索クエリに対し、Googleが何が検索意図と考えているのか」がわかります。
たとえば「腰痛 治療」と入力したときに、どんなページが上位表示されますか?
1位~10位まで調べていき、治療方法、腰痛の原因、腰痛の種類、応急処置、慢性の場合の処置など、具体的な内容を拾い出していきます。
ただしこの方法で調べられるのは、「現在の検索意図」です。
ユーザーの知りたい答えは、時代によって少しずつ変化していきます。
なので、アルゴリズムアップデートが行われば、検索順位もまるで変ってしまうこともあります。
上位サイトを調べて検索意図を探る方法で長期間上位表示されるには、検索意図を定期的に調べて、その結果に合わせてコンテンツの修正が必要になります。
3・専門性を高める
Googleは専門性を好みます。
ある検索キーワードに対して上位表示を狙うには、専門性の高いWebサイトの方が優位になります。
Webサイトの専門性を上げるためには、サイトのテーマに沿ったコンテンツページを増やしていきます。
美容院のWebサイトなら、「白髪染め」「パーマ」「〇〇カット」「カラー」「トリートメント」などの関連するテーマで下層ページを作っていきます。
このようなページが増えることで、Googleは「美容院のWebサイト」と認識するようになり、「地域名 美容院」で検索されたときに上位表示されやすくなるのです。
専門性は評価の対象
ちなみにGoogleは検索品質ガイドラインにおいて
- Expertise(専門性があること)
- Authoritativeness (権威があること)
- TrustWorthiness (信頼できること)
を重視すると公表しています(上記の頭文字を取ってE-A-Tといいます)。
このことにいろいろと解釈はあると思いますが、要は「誰が書いたか」を重視するということです。
専門性を持ったコンテンツが評価されることに違いはありません。
一応Googleが評価する高品質コンテンツの定義をここで紹介しておきます。
3.1. ページ品質の評価:最も重要な要素
ページ全体の品質を評価するのに、最も重要なファクターが、下記です。
- メインコンテンツの品質、そして量
- ウェブサイトの情報、もしくは、ウェブサイトの責任者についての情報
- ウェブサイトの評判
- 専門性、権威性、信頼性(E-A-T)
Webサイトを作るときは、上記のことを意識して作りましょう。
4・ユーザー体験を向上させる
検索順位にはコンテンツの中身が大きな影響を与えますが、その他にもページに訪問したユーザーの行動も影響してきます。
これをユーザー体験といいます。
たとえば、検索ユーザーの知りたい内容が詰まったWebサイトなら、訪問したページ以外のページも読んでしまうでしょう。
その結果、直帰する人が少なくなったり、滞在時間が伸びたり、ページビュー(PV)が増えたりといった変化が現れます。
このようなユーザー体験の向上が、SEO対策上好影響をもたらすことはたしかです。
そのためコンテンツの内容だけを注視するのではなく、ユーザーが読みやすい記事の構成にしたり(改行を入れる、見出しを入れる、文字の大きさを読みやすいサイズにするなど)、関連記事をリンクでつないだりして、滞在時間やPVがアップするよう施策を行います。
・【鉄板】サイトの滞在時間を長くする「読まれる」コンテンツの作り方5選
そうすることで、コンテンツ対策がより効果を発揮するようになります。
Googleにとってもユーザーファーストは重要なテーマです。
ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。
5・オリジナルのコンテンツを作る
他のWebサイトにはないオリジナル性をGoogleは評価します。
検索結果に同じ情報しかなければ、ユーザーはガッカリしてしまいます。
ユーザーが検索するのは、比較も含まれますし、多様な情報を集めていることもあります。
そんなときに、あなたのWebサイトにしかない情報があれば、ユーザーの満足度はあがります。
そのためGoogleからオリジナル情報が評価されるのです。
オリジナル情報とは自分の体験やその体験をもとに生まれた考え方などです。
またお客様の感想もそこにしかない情報です。
お客様の声を使ったSEO対策用コンテンツの作り方はこちら↓
・整体院のコンテンツSEO用の記事とは?上位表示と集客を実現する記事の作り方
コンテンツを作るときのポイントで「競合している上位のページの傾向を調べる」ことは先述致しました。
そのときの注意していただきたいのが、競合サイトのコンテンツダブってしまうことです。
検索意図に標準を合わせると、どうしても競合のコンテンツとかぶってしまう部分が多く出てきます(コピー文章は元よりダメです)。
そうするとコンテンツのオリジナル性が失われてしまいます。
そこで検索意図を満たしつつオリジナル情報を入れることが他との差別化になってきます。
検索意図を満たして、なおかつオリジナル情報まである、こうなると検索エンジンからの評価は必然的に上がります。
コンテンツ対策でドメインパワーがアップ
ここまで説明してきたようなコンテンツページを投入していけば、GoogleからのあなたのWebサイトへの総合評価も高くなります。
これを「ドメインパワー」と呼びます。
ドメインパワーが高くなると、各ページの検索順位も上がりやすくなるという相乗効果も生まれます。
現在のSEO対策はページごとに行いますが、その一つひとつのページの評価が高いと、サイト全体へ恩恵が広がるのです。
SEO脳には注意
ただしSEO対策に頭がいってしまうと、高確率で「SEO脳」になってしまいます。
SEO脳とは検索順位ばかり気になって、記事の構成もSEOを意識したものになってしまうことです。
SEO対策のために行うのだからそうりゃそうだろうと思われるかもしれませんが、その弊害として集客や収益につながらないということが挙げられます。
アクセスは集まるが申し込みがないような状態です。
アフリエイトやアドセンスなら、アクセスを一定数集めれば収益も発生するかもしれませんが、一般的なビジネスなら集客を意識したコンテンツ作りも必要になってきます。
SEO対策にハマり過ぎるSEO脳には注意しましょう。
まとめ
SEO対策の主流はコンテンツです。
コンテンツで高評価を得るには、Webサイトやページの品質向上が重要です。
それにはユーザーファーストを心掛けてコンテンツを作りましょう。
この記事をSEO対策に効くコンテンツ作りの参考にして下さい。
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