ホームページの成約率が悪くなる理由とその対処法
なぜホームページの成約率は落ちるのか?
「昔はホームページがあれば集客できていた」というような店舗でも、今は全盛期の1/5程度まで集客数が減ってしまったといったケースがあります。
リスティング広告でも以前は3000円程度で一人獲得できていたものが、今は5000円以上獲得単価がかかってしまうこともあります。
なぜこのような現象が起こるのか、それにはきちんとした原因があります。
それが「集客媒体の分散」と「ホームページの高レベル化」です。
この2つの原因が重なることでホームページからの集客数は落ちていきます。
ホームページの成約率が落ちる理由
理由1・集客媒体の分散
集客媒体は技術の進化やツールの登場で、さまざまに増えていきます。
10年前で考えてみれば、地域での集客はチラシとホームページがメインでした。
あとは看板や地域誌の広告といったところでしょうか。
そのホームページの集客の柱となるのは「SEO対策による集客」と「Yahoo!とGoogleのリスティング広告による集客」の2つでした。
この2つを抑えておけば、インターネットでの集客はほぼまかなえました。
それが10年経った現在はどうでしょう?
オフラインでの集客媒体はそれほど変化はありませんが、インターネットはたくさんの集客媒体が登場しています。
広告でいえば
- リスティング広告(Yahoo!、Google)
- ディスプレイネットワーク広告(Yahoo!、Google)
- フェイスブック広告
- ツイッター広告
- Youtube広告
- LINE@
- ポータルサイト(エキテン、ホットペッパービューティー、楽天ビューティーなど、まだまだ新たに出てきています)
など、媒体はこれからも増えていくでしょう。
無料の方法なら
- SEO対策
- MEO集客(ローカル検索)
- 独自ドメインブログ
- フェイスブック
- アメブロ
- ツイッター
- インスタグラム
- LINE
など、10年前より集客に利用できる媒体は増えています。
そして現在はパソコンは家庭に1台、スマホは一人に1台となっていて、自ら積極的に情報を探しにいけます。
検索で調べるにしても、Yahoo!Googleの検索エンジンのみならず、SNSを検索に使う人も増えています。
こうなってくると、SEO対策とリスティング広告さえやっておけば一人勝ちしていたものが、集客媒体が増え集客経路も分散され、それだけでは間に合わなくなってしまいました。
すべての集客媒体に対応させるには、お金も人員も足りません。
その結果、以前よりホームページの集客数の減少を招いています。
2・ホームページの高レベル化
最近のホームページのデザインは高レベル化しています。
以前はしょぼいホームページの方が多くありましたが、今では見栄えのいいホームページが当たり前にあります。
そしてそのホームページも集客ノウハウを取入れています。
このようにホームページが高レベル化すると、選ぶ方はどれも似たり寄ったりで、違いがわからなくなります。
つまり、ホームページそのものでの集客率に差が出なくなってきているのです。
ホームページがあるだけで貴重なころは、しょぼいデザインでも集客できていたかもしれません。
そこでデザインの違いで成約率に違いを出そうとする人が現れます。
そうすればそれを真似する人も出てきます。
となればまたまた成約率に差を出そうと、次は集客ノウハウを取入れて高成約率を狙う人が出てきます。
するとそれも真似てと、歴史はグルグル回っていき、多数のホームページは高レベル化し、成約率も徐々に落ちていきます。
まさに歴史は繰り返す、このスパイラルを抜けることはむずかしいでしょう。
ホームページの成約率が落ちるのは自然の理
集客媒体はたくさん増え、お客様の選択肢も同じように増えました。
そしてホームページ自体で差別化することもむずかしくなってきています。
さらに情報を取捨選択する主導権はお客様が握っています。
こうなれば集客力のあったホームページも、その力をなくしていくのは必然の流れです。
集客経路を長期に渡って安定的に保つことは、いわば自然の理に反することなのです。
広告では割引は必須
ちなみにインターネットは比較が簡単にできます。
これがとくに顕著なのが広告です。
初回割引などの条件は、他店としっかり比べられます。
先述したように、ホームページのデザインや集客ノウハウはどこも同じようなものです(広告の場合はランディングページ)。
そしてお店のアピールポイントも大抵同じになります(実績が○○、お客様の声、選ばれる理由など)。
そうすると割引があるかどうかが、大きな比較ポイントになってきます。
はっきりいえばLPのデザインが良くても集客ノウハウが施してあっても、割引のない広告はとても反応が悪くなります。
ただでさえ比較される媒体なのに、ランディングページも同レベルで違いがわかりにくいので、条件によって選ばれてしまうのです。
ですから広告の場合はオファーをつける(効果的なのは割引)ことは必須です。
コピーライティングでやデザインだけで反応させるなんて、甘い考えです。
ホームページの成約率を高める2つの対処法
ではホームページの反応が落ちる中、これに対処する方法はないのでしょうか?
これはもうそっくりそのまま、「集客できる媒体を探し続ける」「ホームページの改善」これしかありません。
集客できる媒体を探し続ける
集客媒体が次々出てくるなら、その中で反応の良いものを探し続けなくてはいけません。
最近ではMEO経由が注目されています。
MEOとは「マップエンジン最適化」のことで、「地域名 業種」などの検索キーワードで探したときに、Googleマップと一緒に表示される店舗情報です。
この店舗情報に表示されることをMEO対策と呼びます。
2年くらい前まではMEO対策は、集客経路としてそれほど注目されていませんでした。
検索画面での集客経路の主役はリスティング広告と自然検索の2つでした。
しかし今やMEO対策経由のアクセスがどんどん増えてきているのです。
・今すぐできるMEO対策!ローカル検索で集客効果を3倍にする方法
このように時代によって新たな集客媒体は出てきます。
それを逃さずキャッチしておくことが大事になります。
ホームページの改善
反応が落ちてきたなら、ホームページの改善は常に必要になってきます。
今なら動画を使うこともできます。
やはり動画での情報は説得力が画像や文章と圧倒的に違います。
またスマートフォンへの最適化ももはや必須の施策となっております。
スマホは一人一台は持つ時代で、その人たちがスマホであなたのホームページにアクセスしてきます。
にもかかわらずホームページがパソコンのみの対応なら、失客し続けることになるでしょう。
使いにくいWebサイトはユーザーから嫌われます。
それに何度もいいますが、代わりのお店はいくらでもあるのです。
ユーザーが求めるものを提供できなければ選ばれなくなるのは必然です。
常にホームページを改善し、ライバルより一つでも露出を増やす、この地味で地道な作業しか対処方法はないのです。
もうインターネッの世界では「放ったらかし」なんてありえないと認識しておきましょう。
まとめ
ホームページの成約率が悪くなるのもあるいみ自然の理です。
ですから何もしないままでいると、さらなる悪化を招きます。
繰り返しますがホームページの成約率を上げるためには、常にホームページを改善し、ライバルより一つでも露出を増やす、これしかありません。
手を抜けばやがてライバルが奪っていきます。
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