Webサイトのドメインパワーを上げる方法
ドメインパワーアップで検索順位アップ
ドメインパワーとはWebサイトの強さを示す指標のことです。
このドメインパワーが上ると、各ページの検索順位が上がり結果としてアクセスも増えていきます。
検索順位が上がらないときやWebサイトにアクセスが集まらないときは、ドメインパワーが不足している可能性があります。
ドメインパワーとは?
ドメインパワーを平たくいうと検索エンジンからの信頼度を表す指標です。
信頼度の高いWebサイトは、ドメインパワーの低いサイトに比べ、検索結果で上位表示されやすくなります。
基礎の点数が高いと、後から投入するコンテンツでも検索順位で有利に働きますので、Webサイトの運営者はドメインパワーが強くなることを意識しなくてはいけません。
ドメインパワーを上げる2つのメリット
1・公開したページが上位表示されやすい
Webサイトが検索エンジンから信頼されることで、投入したページの順位が上に来やすくなります。
また公開してからトップページに表示されるスピードも速くなります。
2・検索エンジンにインデックス(登録)される期間が短い
コンテンツを公開してから検索エンジンにインデックスされるまでの期間が短くなります。
ドメインパワーの強いサイトには、クローラーと呼ばれる情報収集ロボットが頻繁に訪れるようになります。
そのため記事公開後にすぐにインデックスしてもらえるという効果が生まれるのです。
情報の鮮度が命になるようなサイトの場合、インデックスまでのスピードは大きなメリットになります。
とはいえドメインパワーの弱いサイトでも数日経てばインデックスしてもらえるので(インデックスの基準を満たしていれば)、早さ自体は大きなデメリットにはなりません。
ドメインパワーを上げる6つの方法
ドメインパワーを上げるには、次の6つの施策が有効です。
- ドメインの運用期間
- 記事数を増やす
- 高品質のコンテンツを投入する
- 更新頻度を保つ
- 外部からの被リンク
- ユーザー体験を上げる
1・ドメインの運用期間
ドメインの運用期間も関係しています。
新規で取得したドメインの場合は、やはり検索エンジンからの信頼は低いです。
新たにWebサイトを開設して、すぐに信用してくれというのは虫が良すぎるでしょう。
新規で開設するWebサイトにはさまざまな目的があります。
中には被リンクを送る目的だけに作られた、低品質のWebサイトもたくさんあります。
このようなサイトと一般的なサイトの違いを見極めるには、運用期間がポイントになってきます。
そのためドメインの運用期間が最低でも3ヵ月は経たないと、検索エンジンから評価はされません。
実際新規で立ち上げたWebサイトのアクセスは、3カ月間ほぼ閑古鳥が鳴く状態です。
お試し期間の3カ月間を経て、ようやく信頼の第一歩を進むことができます。
2・記事数を増やす
記事数を増やすこともドメインパワーを上げることに役立ちます。
サイトと関連性のある情報が満載のWebサイトは、検索エンジンからの評価が高くなります。
ただしやみくもに記事を増やしても効果はありません。
記事数を増やして効果的なのは、高品質な記事を投入したときです。
記事数を増やすことと矛盾しているようですが、低品質の記事を100記事投入するなら、高品質記事を30記事投入した方がドメインパワーは上がります。
逆に低品質記事が多いと、サイトの評価を落とすので気をつけましょう。
3・高品質のコンテンツを投入する
先ほども書きましたが、投入するページは高品質なコンテンツでないと意味がありません。
検索エンジンがユーザーに提供したいのは、「ユーザーにとって有益な情報」です。
ですから中身が薄いコンテンツをたくさん投入しても、ドメインパワーが上がることはないのです。
参考までにGoogleの品質基準をご紹介させていただきます。
3.1. ページ品質の評価:最も重要な要素
ページ全体の品質を評価するのに、最も重要なファクターが、下記です。
- メインコンテンツの品質、そして量
- ウェブサイトの情報、もしくは、ウェブサイトの責任者についての情報
- ウェブサイトの評判
- 専門性、権威性、信頼性(E-A-T)
上記にあるように「コンテンツの量」も高品質と認められる基準です。
なぜなら、検索ユーザーの疑問に詳しく答えるためには、やはりそれなりの文章量が必要になるからです。
文字数の少ない記事は、基本内容が薄いものが多いです。
そのため「コンテンツの量」も一つの基準になっているのです(検索クエリにもよります)
ただし文字数が多いだけでは意味がないことは注記しておきます。
あくまで必要なのは「ユーザーの役に立つ記事です。
ドメインパワーを上げるには高品質なコンテンツを投入しましょう。
4・更新頻度を保つ
更新をしてないWebサイトの評価はやがて落ちていきます。
運用期間の長いドメインは、検索エンジンからの評価も高くなることは先述しましたが、期間が長くても更新がないとドメインパワーは落ちていきます。
わたし自身も運営していたサイトを3年放置していたことがありました。
そのときは徐々にアクセスは落ちて、3年目には全盛期の1/3以下になりました。
これはドメインパワーが落ちて、検索結果に表示される機会が少なくなったからです。
やはり「情報の鮮度」と「情報の信用度」は関係しています。
古い情報だとユーザーは「それは本当に信用できるか?」という疑問を持ちます(検索クエリによります)。
信頼性の低い情報を検索結果に出してしまうことを検索エンジンは嫌います。
そのため更新頻度もドメインパワーに影響しています(ただし毎日更新や1週間に1回の更新といった短期間の更新は必要ないです)。
5・外部からの被リンク
被リンクが集まることもドメインパワーを上げます。
被リンクとは、あなたのWebサイトが他のサイトからリンクされることです。
被リンクは第三者からの「支持票」と考えられているので、リンクが集まるWebサイトのドメインパワーは上がります。
とくに、ドメインパワーの大きいサイトからのリンク、関連のある専門サイトからのリンクなどから被リンクされると、Webサイトの信頼性が向上します。
ただ被リンクをもらうのは簡単なことではありません。
基本はコンテンツの質を上げて、被リンクをいただけるようがんばるしかないです。
6・ユーザー体験を上げる
訪れたユーザーの滞在時間、直帰率、ページビューなどのユーザー体験が向上するとドメインパワーもアップします。
そのためにはコンテンツばかり目を向けていてはいけません。
ユーザーが使いやすいWebサイトにすることも大事です。
スマートフォンへの最適化、画面の表示速度、文字を読みやすくする文字の大きさや行間、誤タップを招かないリンクの配置なども同時に改善しなくてはいけません。
これらの施策と高品質のコンテンツが組み合わさることで、ユーザー体験は向上します。
・【鉄板】サイトの滞在時間を長くする「読まれる」コンテンツの作り方5選
使いにくいWebサイトでは、ユーザー体験は向上することはなく、滞在時間は短くなり、直帰率は上がり、ページビューも少なくなります。
ユーザーファーストのサイト作りに取り組みましょう。
ドメインパワーを上げるためには時間がかかる
ただしここまでドメインパワーを上げる方法を実行しても、なかなかそう簡単に検索エンジンは認めてくれません。
それは基準が上がったということかもしれませんが、SEO対策は相対的な要素で決まることも関係しています。
現在の検索エンジンはコンテンツを評価することは周知の事実です。
それに伴って皆も同じように高品質のコンテンツを投入してきます。
当然ながらここで挙げたドメインパワーを上げる施策も実行しています。
そのため同レベルのドメインパワーを持つサイトがたくさんあると推測されます。
となればそのような群生地帯で飛びぬけて評価が高くなることは考えにくいでしょう。
高品質なコンテンツを投入しても、なかなかアクセスが集まらないという現象が起こります。
したがってある程度のボリュームのアクセスを集めるためには、どうしても時間がかかってしまうのです。
ビジネスにおいて時間がかかるのは大きなデメリットです。
このデメリットを克服するためには、やはり広告を使ってアクセスを集め、すぐに収益化できるよう設計しておくべきです。
SEO対策は長期で取組む施策であって、短期で結果を求めるのは間違いです。
まとめ
ドメインパワーを上げると検索上有利に働きます。
サイト運営者としては絶対に欠かせない施策となります。
ただ他サイトでも同じように取組んでいますので、その中で差をつけるには、長期の運用が必要になります。
長期の運用をすることで
- 記事数(高品質な)が他サイトより多い
- 他サイトよりリンクが多い
という違いが生まれます。
この一つ一つの違いがドメインパワーの評価の違いとなって、検索順位に好影響をもたらします。
今日明日に効果が出るものでありませんが、ドメインパワーを上げる恩恵は大きいです。
しっかり取り組みましょう。
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