Googleが検索順位を上げる6つの要因
なぜ起こる?順位変動
Googleの検索結果の順位変動は毎日起きています。
サイト管理者はこの順位に一喜一憂してしまいますが、しかし日々の変動では大幅に検索順位が上がることはありません。
Googleが検索順位を上げるには、何かしらの要因を満たす必要があります。
現在のSEO対策でもっとも効果的なのは
- コンテンツ対策
- 被リンク対策
の2つです。
具体的には、ユーザーの検索意図を満たしたコンテンツで、被リンクを獲得しているページが最強です。
この2つを兼ねそなえるページなら、間違いなく検索順位は上に来ます。
ですから、Googleが検索順位を上げる基準も、ほぼこの2つに絞られます。
ただし検索順位は相対的な要素で決まることも忘れてはいけません。
たとえば同程度の品質のコンテンツなら、被リンクを多く獲得しているページの方が上にきます。
被リンクはGoogleから見れば支持票という考え方なので、1票でも多く獲得しているページの方が有益性が高いと判断できるからです。
したがって他サイトとの相対関係で順位が決まることも念頭においておきましょう。
検索順位が上がる6つの要因
1・コンテンツの強化
検索順位を上げるもとっも効果的な施策が「コンテンツの強化」です。
コンテンツの強化は新たなページを投入するだけでなく、すでに投稿した既存の記事の修正・付足しでも効果を発揮します。
コンテンツによるSEO対策は比較的短期間で効果の出る施策です。
とくにドメインパワーのあるサイトなら、基礎の評価が高い分、早ければ1週間以内にはトップページに入ってくることもあります。
ただしどんなコンテンツでもOKとはなりません。
Googleが評価を上げるのは「ユーザーの検索意図を満たしたページ」です。
そのため新たにコンテンツを投入するときはもちろん、記事の修正・付足しをするときも、「対策したい検索キーワードとコンテンツの内容が合っているか」を考えながらコンテンツ作成を行わなくてはいけません。
最近ではGoogleの検索エンジンは人工知能の進化により、検索キーワードだけでなく、その言葉の背景にある意味まで理解しようとしています。
たとえばユーザーが「このテレビ変なんだけどなぜ?」といった質問をした場合、この文章の中に検索キーワードは含まれていません。
しかし対象となるページを返すようになってきているのです(現在では検索クエリの30%にも影響)。
つまりこれらかの検索エンジンは、「ページにどのようなキーワードが含まれているか」より、ユーザーが入力したキーワードに対して「そのページにはユーザーの検索意図を満たす情報があるか」をさらに重視するようになってくるのです。
ですからコンテンツを作成するときは、前より増して「ユーザーの検索意図を満たすこと」を意識しなくてはいけません。
2・リンク対策をした
先にも述べましたが、被リンク対策は今でも重要な検索順位を決める要素です。
2018年8月にあったコアアルゴリズムのアップデートでは、高品質なコンテンツで上位表示を保っていたページでも、リンクがないことで順位が急落したという事例があるくらいです。
ただしアルゴリズムの変更には、コンテンツ寄りと被リンク寄りのアップデートがあるようです。
コンテンツ寄りのアップデートのときは、コンテンツが強いページが上に来て、被リンク寄りにアップデートのときには、コンテンツが良くてもリンクが付いているページの方が上にくる、というサイクルを繰り返しているのです。
ですから今回のアップデートで被リンクのないページが飛ばされたからといって、一概に今後も飛んだページの順位が戻ってこないとはいえないのです。
ですがここで注意点が一つあります。
リンクが順位を決める大事な要素だといっても、リンクの「質」に左右されます。
フェイスブックのいいねやツイッターのシェアはリンク効果はありませんし、自動ツールで張ったリンクも効果はないどころかペナルティの危険さえあります。
Googleが認める被リンクは、普通に運営しているサイトからのナチュラルリンクです。
ナチュラルリンクをしてたいだくことは簡単ではありませんが、基本はリンクをしてもらえるようコンテンツを磨くことが大切です。
3・Googleの評価基準が変わった
Googleのアルゴリズムのアップデートで、これまでの評価基準が変わり、とくに手を加えなくても検索順位が上がることがあります。
この原因の一つには「検索クエリに対する回答の変化」が考えられます。
ユーザーが求める回答は、時代と共に微妙に変化していきます。
よくわかる例でいえば、10年前までは「東京オリンピック」と検索していた人は1964年に開催された東京オリンピックの情報を求める人の方が多かったでしょう。
しかし現在「東京オリンピック」と検索する人は、圧倒的に2020年のオリンピックの情報を探しています。
それに合わせてGoogleの検索結果も、現在は2020年の東京オリンピックのページが表示されます。
このように同じ検索クエリでも、時代によって求められる情報は変わります。
検索クエリに対し微妙に変化する回答(つまりユーザーの求める回答)に、これまで評価されなたかったコンテンツが、評価されるようになるということが起こります。
ただし評価の低いページがいきなりトップテンに入るようなことは、ほぼありません。
やはりGoogleからの評価を上げるには、ユーザーが知りたいことをコンテンツにするということを意識しなくてはいけないです。
4・被リンクが評価されてきた
被リンクは検索順位に大きな影響を与えますが、リンクが付けばすぐに順位が上がるわけではありません。
リンクが付けられてからGoogleがそのリンクを評価するまでは、約1ヵ月かかるといわれています。
したがってリンクが付いたとしても、急上昇ではなくゆっくりと順位が上がっていくことも珍しくないのです。
要は被リンク対策がじわりと功を奏してきたという感じです。
5・競合サイトの評価が落ちた
検索順位は競合との相対関係で決まることは冒頭でお話した通りです。
したがって競合の評価が落ちれば、あなたのページの順位が上がる可能性はあります。
競合の順位が落ちる理由は
- Googleの品質基準を満たさないと評価された
- ある検索クエリに対し、現在は適切な回答ではないと判断された
- Googleからペナルティを受けた
- サイトを移転した
- サイトを削除した
などが挙げられます。
ただしこのような棚ぼた現象も、そう簡単に起こるわけではありません。
あなたのページが一気に順位を上げるということは、他サイトが軒並み評価を下げるということです。
そんな都合の良い状況はめったに起こらないのが現実です。
順位が上がるにしても、ゆっくりとが多いです。
また他サイトの評価が落ちるのを願うのは他力本願です。
他力本願では再現性はありません。
やはりコンテンツを充実させて高順位を狙う方が、結果として早く上位表示されます。
6・リダイレクトやcanonical(カノニカル)をきちんと設定する
リダイレクト(301リダイレクト)とは、サイトの移転などでドメイン自体が変更になる場合や、サイト構成の変更によるURL変更など、URLが恒久的に変更される場合に使います。
301リダイレクトを行うことで、転送前のURLが持っていた被リンクなどの評価を転送先に送ることができます。
仮に転送前のページにたくさんの被リンクが付いていたなら、301でリダイレクトすることで、移転先のページにそのまま評価を引き継がす※ことができるのです。
※実際はすべてとはいかない。
canonical(カノニカル)とは、ページ内容がよく似ている、もしくは重複しているURLが複数存在する場合に効果を発揮します。
記述の仕方:rel=“canonical”
重複ページや類似ページがたくさんあっても。検索エンジンからのページ評価が分散されないよう、正規のURLがどれなのかを検索エンジンに示すために用います。
なぜ「canonical」が必要なのかといえば、同一サイト内に重複ページが複数ある場合、検索エンジンがどのページを表示すればよいか迷ってしまうからです。
その結果、意図しないページが表示されたり、ページの評価が分散されたりしてしまいます。
このような状況を防ぐために使うのが、「canonical(カノニカル)」なのです。
リダイレクトやcanonical(カノニカル)が正しく設定されたないことで、Googleからの評価が本来の評価より低くなってしまいます。
したがってこの2つを正しく設定するだけで、順位が上昇するということが起きます。
まとめ
Googleが検索順位を上げる要因といっても、突き詰めてみればコンテンツ対策と被リンク対策が十分か、という話になってきます。
この2つが伴っていなければ、検索順位は安定しません。
とくにコンテンツは重要で、Googleからの評価を上げるには、まずコンテンツを整えなくてはいけません。
Googleから評価を上げてもえるようにしっかりポイントを抑えて、コツコツ取り組みましょう。
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