【保存版】「地名+歯医者」で集患する歯科医のSEO対策全手法
「地域+歯医者」キーワードで集患する
コンビニより多いといわれる歯科医院、そこで生き残るにはWebによる集患は欠かせない方法となりました。
ご存知でしょうが、今やスマートフォンは一人一台の時代です。
そのスマートフォンを使って歯医者を探すときは、ユーザーは必ず検索しています。
検索→情報収集→他院との比較→ご予約
という流れが定番化しつつあります。
この流れを見てもわかるように、最初の段階の「検索」時点で露出することが、Web集患を成功させるポイントになります。
そのためには「地域+歯医者」などのキーワードで検索されたときに、上位表示されるようにしておかなくては集患につながりません。
いわゆるSEO対策です。
この記事では歯医者さんのための「地域名+歯医者」で上位表示されるSEO対策について解説していきます。
歯科医のSEO対策はむずかしい?
結論からいってしまえば、歯科医のSEO対策はむずかしくありません。
とはいえ、どんな条件でもとはいきません。
まず現在の検索は「ローカル検索」というものが取入れられています。
これもスマホの普及が関係していて、ユーザーの位置情報を元に検索結果を変えるシステムがローカル検索です。
極端な話、スマホから鳥取市で歯科医を探している人に、新宿駅付近の歯医者さんの情報はいらないでしょう。
スマホユーザーは移動しながら検索しています。
その人に最適な検索結果を返すには、位置情報が重要になるというわけです。
そしてこの記事の冒頭に書いたように、現在の歯科医院はコンビニより多いといわれています。
ではコンビニより多いといわれる歯科医院で、検索で上位表示されるのはむずかしいことなのかといえば、そんなことはありません。
歯医者さんがコンビニより多いといっても、それは人口の集中している地域や利便性の高い駅周辺(こちらも大都市圏)の話です。
多数の院がひしめく地域で検索上位に入ることは難易度は高くなりますが、地方都市や人口の少ない地域では検索上位に入ることはむずかしくありません。
それに先ほどお話したように、現在の検索エンジンは「ローカル検索」が取入れられています。
したがって「地域+歯科医」のようなキーワードなら、その地域で表示されやすい状況があり、全国的なビックキーワードで検索順位を上げる必要はないのです。
要は、院の商圏内の地域で検索1位になればいいというだけの話です。
歯科医院の検索順位を決めるSEO対策3つのポイント
地域の歯科医院の場合、SEO対策がそれほどむずかしくないといっても、SEOの効果を発揮するにはポイントを押さえてWebサイトを作らなくてはいけません。
現在の検索順位は
- キーワード
- コンテンツ
- 外部リンク
の3つでほぼ決まります。
逆にいえば、この3つ以外の施策は、それほど検索順位に影響しないといえます。
1・歯医者さんのSEOキーワード対策
重要なキーワード(上位表示を狙っているキーワード)は、「タイトルタグ<title>」と「<h1>タグ」の中に入れるようにします。
歯科医で集患につながるキーワードといえば
- 歯医者(または歯科医院)+地域名
- 歯医者(または歯科医院)+駅名
- 歯医者(または歯科医院)+インプラント
- 歯医者(または歯科医院)+虫歯
- 歯医者(または歯科医院)+子どもの虫歯
- 歯医者(または歯科医院)+入れ歯
- 歯医者(または歯科医院)+治療
- 歯医者(または歯科医院)+歯周病
- 歯医者(または歯科医院)+医院名
などがあります。
これらのキーワードを使ってWebサイトを構築していきます。
タイトルタグ:<title>
タイトルタグは、主にWebサイト名を表すタグです。
検索結果に大きく表示され、検索ユーザーの一番目に付く部分です。
検索エンジンがそのWebサイトが何のサイトかを知るための重要な部分になります。
第一に狙っているキーワードはタイトルタグの中に入れます。
狙っているキーワードが「鳥取市」「歯医者」なら
・<title>で囲むタイトル:鳥取市の虫歯治療の歯医者なら〇〇歯科医院
のように入れていきます。
タイトルタグについての注意点
タイトルに入れる文字数は32文字以内にしましょう。
長すぎると検索エンジンに途中で切られてしまう可能性があります。
またキーワードはあれもこれも入れないようにし、キーワードが重複することも避けますます。
キーワードを詰め込んだり重複すると、文章が不自然になってユーザーから見てよくわからない歯科医院のサイトになってしまいます。
そしてタイトルはキャッチコピー要素があることも忘れないで下さい。
上位表示されてそこからクリックされるには、魅力的なタイトルが大切です。
h1タグ:<h1>
「h1タグ<h1>」とは本でいえば「大見出し」に当たるもので、「タイトルタグ<title>」に続き、Googleに重要なキーワードを伝える役目があります。
そのため上位表示を狙っているキーワードをh1タグに入れ、各ページのタイトルに使います。
h1タグには、Googleに重要なキーワードを伝える役目はありますが、だからといって検索順位に大きく影響するほどの事柄ではありません。
あくまでSEO効果を「正しく伝える」ために使うものであって、それほどシビアに使わなくてはいけないものではないことは覚えておいてください。
狙っているキーワードが「インプラント」「治療」なら
・h1タグで囲むタイトル:当院が満足度の高いインプラント治療ができる理由
といった感じでページの見出しタイトルを付けていきます。
SEO対策に強いWebサイト構造
その他の狙っているキーワードも横展開していきWebサイトを構築していきます。
このような2層構造のサイト構成でもSEO効果は得られますが、さらにSEO効果を強くするためには、もう一段階深い3層構造にします。
先ほどの「インプラント」なら、2層目に「インプラントのカテゴリーページ」を作ります。
カテゴリーページとは本の目次と同じ役割を果たすページです。
その下に各種インプラントのコンテンツページを作っていきます。
- インプラント+治療
- インプラント+値段
- インプラント+評判
- インプラント+保険
- インプラント+メリット
- インプラント+リスク
【追記】できれば地域名も入れるようにしましょう。
3層目もh1タグを使ってページタイトルを付けます。
ただし、Webサイトの構造は3層までにしましょう。
それ以上深いと、ユーザーの使いにくいサイトになりますし、SEO対策上も不利になります。
アクションキーワードを入れる
キーワードを付ける際は必ず「アクションキーワード」を入れるようにしましょう。
アクションキーワードとは、その名の通り行動につながるキーワードです。
インプラントなら、インプラント治療をしたい人が入れそうな検索キーワードのことです。
たとえば
・インプラント+メリット・デメリット
は検討段階の人が入れるキーワードです。
しかしインプラントを今すぐしたいという人は
・インプラント+値段
など、治療にいくら必要かを調べてきます。
このような今すぐの患者さんが打ち込むキーワードを、「アクションキーワード」と呼びます。
アクションキーワードの種類
- 治療
- 値段(価格、料金、費用)
- 予約
- 安い
- 保険適用
などがあります。
2・歯医者さんのSEOコンテンツ対策
SEO対策の中でもっとも重要なのがコンテンツです。
キーワードやリンク対策をしても、コンテンツの中身の伴ってないページは上位表示されません。
それだけ検索順位に影響を及ぼすのがコンテンツです。
ではどのようなコンテンツを作れば上位表示されるのか?
これは一言でいって、「検索ユーザーの検索意図を満たしたコンテンツ」です。
検索意図とは「何が知りたくてユーザーはそのキーワードを入力したか?」その意図です。
この検索意図を満たしたコンテンツは、高確率で検索順位が上に来ます。
各コンテンツページが上位表示されるようになれば、本命ともいえる「地域名+歯医者」というキーワードでも検索順位が上がってきます。
検索順位が上がるドメインパワー
ちなみになぜこのような現象が起こるかというと、これから解説する検索意図を満たした質の高いコンテンツを多く投入していくことで、ドメインパワーが上がるからです。
ドメインパワーを簡単にいうとGoogleから信頼評価で、これが高いと「価値あるサイト」と認識してくれ、検索順位がアップしやすいくなります。
検索順位は他サイトとの相対的関係で決まりますので、ドメインパワーが他より高ければ、検索順位も上に来ます。
検索意図を満たしたコンテンツが上位表示される理由
なぜ検索意図を満たしたコンテンツが上位表示されるかといえば、端的にいえばGoogleがそれを求めているからです。
理由は単純です。
ユーザーの知りたい答えを正確に探してきてくれる検索エンジンなら、便利で利用者が増えるからです。
逆にユーザーの知りたい回答を返してくれない検索エンジンなら、利用者はどんどん減るでしょう。
収益を上げ続けたい企業なら前者であろうとするのは当然です。
したがって、ユーザーの検索意図を満たしたコンテンツは、必然的に上位表示されるのです。
検索意図を満たしたコンテンツの作り方
検索意図を満たしたコンテンツを作るには、まずユーザーの気持ちになってみましょう。
「インプラント 治療」と検索した人はどんなことを知りたくて入力したのでしょう?
2つのキーワードの組合せながら、いろいろなことが想像できます。
- インプラントはどのような治療方法なのか?
- インプラントの治療期間はどのくらいなのか?
- インプラントの治療は痛くないのか?
- インプラントの治療は危なくないのか?
など、いろいろなことがイメージできます。
これらを一つ一つ抽出し、コンテンツ化していきます。
たとえば上記の疑問を見出しにすれば、文章構成が簡単にできます。
実はこのように一つのキーワードに対して網羅性を持ったページもGoogleは好みます。※検索キーワードによる
「インプラント 治療」という検索キーワードの中にはさまざまな意図があることはご覧の通りですが、それを2つのキーワード組合せだけで、「どの事柄を知りたいか?」を正確に検索エンジンが把握することはかなりむずかしいといえます。
そのため、多くの検索意図を含んだ網羅性のあるコンテンツが、現状では上位表示されやすくなっています。
さらに確実に上位表示を狙うなら
検索意図を満たしコンテンツであることだけでも上位表示にはアドバンテージですが、さらに検索順位を確実にするなら、コンテンツの文字量を2000文字以上にします。
このコンテンツの文字量も先ほどお話した網羅性と関係しています。
検索意図に対する答えを多く含むコンテンツは、必然的に文字数のボリュームが多くなります。
そのため現在の検索エンジンは文字数の多いコンテンツを上位表示させる傾向にあります。
その文字数の目安が2000文字以上です。
誤解していただきたくないのですが、Googleには「何文字以上だから検索順位を上げる」という基準はありません。
1000文字以下でも「検索意図を満たすコンテンツ」であれば、上位表示されています。
しかしながら繰り返しになりますが、網羅性を持ったコンテンツが上位表示されやすい傾向があるので、順位の上を狙うなら2000文字以上が必要なのです。
オリジナル性も大事
またコンテンツはオリジナル性も評価の対象になります。
他の歯科医院のWebサイトにないオリジナル情報はGoogleからの評価が高くなります。
そのためコピーコンテンツを使うことは避けましょう。
コピーが必要なときは「引用タグ<blockquote>」で囲って、「これは引用文です」とGoogleに伝えるようにします。
コンテンツ対策のまとめ
歯医者さんのコンテンツ対策をまとめると
- 検索意図を満たしたコンテンツ
- 網羅性のあるコンテンツ
- 文字量が2000文字以上あるコンテンツ
- オリジナル性のあるコンテンツ
を作ることで、検索順位の上がるコンテンツになります。
【追記】コンテンツにも地域名を入れるようにしましょう。
3・歯医者さんのSEOリンク対策
検索順位を決める上で、コンテンツと同じように重要なのが外部からのリンクです。
外部からリンクされることを「被リンク」と呼びます。
被リンクは第三者からの支持票とみなされますので、被リンクが多く付いているWebサイトはGoogleから高く評価されます。
とくに順位変動せず安定的に上位表示されるには、被リンクの効果が大きくなります(コンテンツのみだとむずかしくなります)。
しかしこのリンクの評価システムを悪用し、価値のないWebサイトを上げるように仕込みをする人も現れました。
そこで現在の検索エンジンは、何でもリンクがされていれば良いというわけでなく、「価値あるWebサイト」からのリンクを評価するようになっています。
具体的には
- リンク先が歯科医関連のWebサイト
- リンク先も上位表示されるコンテンツページを有している
- リンク先が価値のあるコンテンツを提供しているWebサイト
- リンク先も複数のWebサイトから被リンクされている
というWebサイトのからの被リンクが評価されるようになっています。
逆にいえば
- 歯科医関連と関係ないWebサイト
- Webサイトの評価が低い(コンテンツの質が低い、更新されてないなどの理由で)
- 被リンクされてない
といったWebサイトからたくさん被リンクされても評価されないということです。
それどころか上記のようなWebサイトからの被リンクは、Googleから「スパム」と認定される危険性があります。
スパムと認定されるとペナルティを受け、検索結果が一気に圏外となってしまいます。
重々気をつけましょう。
グレーゾーンな被リンク対策の注意点
とはいえ、被リンクは第三者の意思によるもので自らコントロールすることはできません。
被リンクをしてもらう基本的な方法は、ユーザーの役に立つ価値あるコンテンツを作って自然にリンクしていただくことです。
そんなの待てないという場合は、グレーゾーンの方法を使うことになります。
グレーの方法としては、サテライトサイトを作って自作自演の被リンクを張るか、または信頼できる被リンク業者に依頼してリンクを張ってもらうことになります。
その場合でも
- 歯科医関連と関係ないWebサイト
- Webサイトの評価が低い(コンテンツの質が低い、更新されてないなどの理由で)
- 被リンクされてない
といったWebサイトからの被リンクは評価されません。
そして同じように評価の低いサイトからの被リンクは、ペナルティの危険性もあります。
この点は留意しておきましょう。
ローカル検索で上位表示されるには音声検索に備える
ローカル検索では音声検索が重要なキーワードを握るようになるとのレポートがあります。
・ローカルSEOを制するものは音声検索SEOを制する #BrightonSEO
具体的な内容はリンク先の記事を読んでいただければわかりますが、
-
- ローカル検索とはスマホ検索そのもの
- そのスマホでは音声検索する人が増えている
ということを挙げています。
そして音声検索の傾向として、発見や購入より情報収集をメインとしていることが、ローカル検索の重要度が増している原因としています。
Googleの検索技術は、今や話し言葉の文脈を理解して、それに最適な答えを返すようになってきています。
音声検索とはまさに話し言葉で、それが利用されるようになってきているスマホ検索(つまりはローカル検索)は、地域の集患をする上で非常に重要なポジションになってくるというわけです。
ローカル検索で上位表示されるために必要なこと
ではローカル検索で上位表示されにるには、どんな施策が有効なのでしょう?
これもリンク先の記事を読んでいただければわかりますが、とくに注目すべきは「地域名」を
- タイトルタグ<title>
- <h1>タグ
- コンテンツ内
- URL
- alt属性
にきちんと入れることです。
ローカル検索なので地域名を入れないと検索結果に表示されないことはたしかですが、その効果を確実にするためには、上記の要素に漏れなく入れることです。
もちろん、この記事で述べたコンテンツ対策の条件が揃っていることはいうまでもありませんが。
まとめ
この記事では、歯医者さんのためのSEO対策について解説してきました。
地域のSEO対策はしっかり行えば、まだまだ検索上位を狙えます。
検索順位のアップは商圏内での集患につながります。
とくにキーワードによっては濃い見込み患者さんを集めることができます。
手間はかかっても実行する価値はありです。
SEO対策に取組んで、Web集患を実現しましょう。
下記に一つでも思い当たるなら集客屋にお任せください。
・ランディングページのコンバージョン率が低い。
・オンラインで商品・サービスを販売したい。
・オンライン広告をはじめたい。
・販売不振を解消したい。
・オンラインで集客できる仕組みを作りたい。
高いパフォーマンスを発揮するランディングページを提供して、「売れない」悩みを解決いたします。
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