【リスティング広告】リード獲得のコンバージョン率0.9%を2.2%まで改善した3つの方法
コンバージョン率0.9%→2.2%に改善
リスティング広告のリード獲得広告で、0.9%のコンバージョン率を2.2%まで引き上げることができました。
獲得単価も5000円台から3000円台まで下げることができました。
そのコンバージョン改善策は主に3つです。
ランディングページのコンバージョン率改善で決まって出てくる定番の、キャッチコピーやヘッダー画像がなんちゃらという施策ではありません。
行ったのは
- ランディングページのSSL化
- コンバージョンタグの設置
- 動画の設置
の3つです。
リード獲得広告の注意点
まずリード獲得広告がわからない人のために、リード広告とは見込み客を集める広告のことです。
「Lead」は「見込み客」という意味を表します。
要するに見込み客のメールアドレスを集める広告です。
良くあるパターンとして、無料レポートをプレゼントするかわりに、見込み客のメールアドレスを登録してもらう手法があります。
ここで一つ注意点があります。
無料だからといって何でもいいといきません。
無料でも「反応のよいもの」と「反応の悪いもの」の2つにわかれます。
反応の悪いものは、たとえ無料でも反応がとりにくいです。
その原因の一つとして「無料だから」という考えがあります。
無料で反応が取れるのは、「それが無料!」というギャップです。
通常は3万円するものが無料、あるいは「レポートの中身がどうしても知りたくなるもの」、このどちらかを満たすことで無料レポートで反応を取ることができます。
ただ単に「無料だから反応が取れる」という認識は間違いです。
リード獲得広告のコンバージョンを改善した3つの方法
前置きが長くなりましたが、それではコンバージョン率を改善した3つの施策について解説してきます。
1・ランディングページのSSL化
SSL化とは、インターネット上でのデータの通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防ぐ仕組み(プロトコル)のことです。
要するにWebサイトの安全性のことです。
WebサイトのSSL化を行うには、「http」を「https」に移行しなくてはいけません。
これが広告のコンバージョン率と何の関係があるのかといいますと、現在GoogleのプラウザChrome(クローム)は、「https」に移行してないWebサイトに「保護されてない通信」という警告文がアドレスバーに出るようになっています。
この警告文がユーザーの行動をストップさせてしまう原因になります。
気にならない人は気にならいでしょうが、仮にも個人情報のメールアドレスを登録しようというときに、「保護されてない通信」と出れば、いったいどんな気持ちになるでしょう。
第三者に情報が盗まれるのではないかと、気持ち悪くて躊躇してしまいます。
ある意味企業の信頼性にも関わる問題です。
ちなみに、Chromeの日本国内でのシェア率は約43%でダントツです。
その中で警告文が表示される意味は大きいです。
また広告の反応を上げるには、当たる要素を探すより、外れる要素を潰した方が確実に数字は上がります。
SSL化による安全性はまさにそれです。
こういったセキュリティに関することは、絶対押さえておかなければいけないポイントです。
2・コンバージョンタグの設置
リスティング広告でコンバージョン率を上げるには、コンバージョンタグの設置は必須です。
コンバージョンタグは広告の成果を確認するための設定で、リード広告でメルアドの登録が発生するとコンバージョンがカウントされます。
このコンバージョンタグを設置することで、AIがどういった傾向を持つユーザーがコンバージョンになるかを学習してくれます。
傾向とは
- どのような検索キーワードを入力した人がコンバージョンになるか
- どの曜日・時間帯がコンバージョンにつながりやすいか
- どの広告文を表示したユーザーにコンバージョンが発生したか
といったことです。
これをAIが学習し、似たような傾向のユーザーに重点的に広告を表示するようになります。
その結果獲得単価は下がり、コンバージョン率は上がる効率的な広告運用ができるというわけです。
リスティング広告は競合の参入で競争が激しくなってきています。
その中で成果を出すには、このような基本を抑えて運用をしなくては、思うような結果は出ないでしょう。
タグを設置してユーザーの傾向を把握し、そこでコンバージョンを得られるということは、いわば川上で顧客を掬い上げられているようなものです。
そのような状態で川下で起きるのは、残り少ない顧客の争奪戦です。
必然的に獲得単価は上がり、コンバージョン率も下がります。
リスティング広告は、もう勘で勝負する時代ではないのです。
3・動画の設置
動画をトップ画像の代わりに設置しました。
動画といっても凝ったものではなく、セリフを話して(しかも棒読み)、画像をスライドさせるだけの簡単なものです。
ダイレクト出版でおなじみの、いわゆる動画セールスレター形式の動画です。
それでもコンバージョンに好影響をもたらしました。
動画を視聴する人は、それなりに関心度が高いので、そのユーザーに動画で何らかのメッセージで訴えかければ、登録を促す効果があります。
これは以前にも教材を販売したときに動画セールスレターで実証済みで、動画の視聴回数は少ないながらも16%のコンバージョン率が出ました。
動画を視聴する人はそれだけ濃い見込み客ということです。
ちなみに成果が出るか出ないかわからない段階で、凝った動画を作ろうとするのは危険です。
たとえ凝った動画を作っても、それでどれだけコンバージョン率が改善するかは未知数です。
そんなことにお金も労力もかけるなんてナンセンスです。
お金や労力をかけるのは、反応が取れることがわかってからです。
まずはコストをかけずにテストしてみるのをお勧めします。
まとめ
リード獲得広告で、コンバージョン率を0.9%から2.2%に改善できた手法を解説してきました。
正直いって、3つ同時に変更したので、どれがどの程度効いたのかはわかりません。
とくに動画の導入は少し微妙です。
しかしながら、ランディングページのSSL化とコンバージョンタグの設置の影響は大きいです。
よくいわれる、キャッチコピーがなんちゃらとか、トップ画像がどうたらよりも、コンバージョンに影響すると断言できます。
キャッチコピーやトップ画像は、基本の基本を抑えてから行うべき施策です。
順番は間違えないようにしましょう。
リスティング広告のコンバージョンが上がらないときは、
- ランディングページのSSL化
- コンバージョンタグの設置
- 動画の設置
を取入れてみてください。
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