地域で一人勝ちする工務店のSEO対策
工務店のためのSEO対策
工務店もWeb集客を当たり前に取り入れる時代となりました。
むしろ一億スマホ検索時代に、Web集客に取組まない理由なんてないくらです。
そのWeb集客の中で主力となるのが「SEO対策」です。
SEO対策の特徴は
- 無料で行えるアクセス集客法
- キーワードによって濃い見込み客を集められる
- 一度上位表示されるとその効果は長期間続く
と集客においてメリットが多いのが特徴です。
しかしそれだけにSEO対策を取入れる工務店や不動産専門のポータルサイトも多く、現在のSEO対策は難易度が上がっています。
それだけに正しい知識と正しい方法でSEO対策を実施しなければ、いつまでも上位表示されないよいったことが起こります。
この記事では工務店のSEO対策について解説します。
※現在の日本の検索エンジンは9割がGoogleです。したがってここでいうSEO対策とは、Googleの検索エンジン向けの対策となります。
工務店のSEO対策とは
SEO対策とは「サーチエンジン最適化」のことをいい、「新築住宅」のようなキーワードで検索されたときに、ユーザーの見る検索結果に上位表示させることをいいます。
工務店の場合、営業範囲は限られていますので、
- 地域名+工務店
- 地域名+家造り
- 地域名+住宅
- 地域名+住まい
- 地域名+新築
- 地域名+分譲
- 地域名+ローコスト住宅
といった地名と絡めたキーワードで上位表示されることが目的となります。
現在ではスマホが1人一台の勢いで迫り、スマホを使って検索する人がほとんどですから、以前よりSEO対策の重要性が増しています。
ローカル検索によりチャンス拡大
さらにスマホの普及により、現在のGoogleでは「ローカル検索」が導入されています。
ローカル検索とは、検索ユーザーの位置に合わせて検索結果を変えるシステムのことです。
たとえば鳥取県倉吉市の人(またはその周辺地域)が「工務店」で検索すれば、倉吉市内の建築業者の情報が表示されるようになっています。
このようなローカル検索が登場したことで、地域の検索にヒットしやすくなりましました。
これは工務店にとっては大きなチャンスです。
しっかり上位表示されるローカル検索対策を取ることで、見込み客を獲得できます。
そしてローカル検索で重要になることは、「地名」を必ず入れることです。
WebサイトのタイトルやWebページのタイトルに地名を入れることで、Googleが「〇〇地域にある工務店」としっかり認識してくれることが、ローカル検索で上位表示される条件なのです。
ですから地名を入れることを忘れないようにしましょう。
SEO対策を構成する3つの施策
SEO対策は次の3つの施策から構成されています。
1・クローラー対策
クローラーとはGoogleから世界中に放たれている情報収集ロボットです。
このロボットがあなたのWebサイトに訪れ、情報を収集してGoogleのデータベースに持ち帰ります。
SEO対策の第一段階とは、クローラーにWebサイトに来てもらい、情報を持ちかえってもらうことです。
クローラーをサイトに巡回させるには
- 他サイトとリンクでつながる
- サイト内を巡回できるよう内部リンクを張り巡らす
といった施策を行います。
2・インデックス対策
第二段階はインデックス対策です。
インデックスとはクローラーが持ち帰った情報を、Googleのデータベースに「登録」してもらうことです。
データベースに登録されないと、Webサイトが検索順位に反映されませんので、インデックスされることも重要です。
3・ランキング対策
そして最後にランキング対策です。
ランキング対策とは、データベースにインデックスされたページが、他ページと比較されて検索ランキングが上にくるための施策です。
クローラーが来て情報を持って帰り、無事インデックスしてくれたとしても、検索順位が上に来なければほぼアクセスは見込めませんので、ランキング対策も超重要です。
そしてランキング対策とは、「コンテンツ」と「被リンク」の2つで8割は決まるといっても過言ではありません。
究極でいえば、コンテンツ内容が充実していて、リンクがたくさん付くWebページは検索順位が上にきます。
したがって検索順位を上げたければ、小手先のテクニックより
- コンテンツ対策
- 被リンク対策
に焦点を当ててWebサイトを作らなくてはいけません。
工務店のSEO対策を成功させる具体的な手順
SEO対策が3つの施策から構成されていることは、ご理解いただけたかと思いますが、具体的にどのように進めてSEOに強いWebサイトを構築していくかその手順をご説明させていただきます。
1・キーワードの設定
まずキーワードの設定を行います。
ここでいうキーワードの設定とは、あなたが上位表示させたいキーワードです。
ポイントとしては、「家を建てたいお客様が検索するキーワード」を設定することです。
家を建てたいお客様を集客するキーワード
家を建てたいお客様が検索するキーワードには次のようなものがあります。
- 新築住宅
- 家造り
- 注文住宅
- 分譲住宅
- ローコスト住宅
- 見学会
これらのキーワードに、「地域名」「工務店」「建築」「会社名」などを組み合わせていきます。
例)地域名+工務店+新築住宅 地域名+注文住宅など
ポイントとしては「新築住宅」のようなキーワードを単独では狙わないことです。
必ず地域名やその他のキーワードと組合わせて、複合型のキーワードを狙います。
理由は「新築住宅」のようなキーワードは、「競合が強く攻略難易度が高いため」です。
新築住宅のような多くのアクセスを見込めるキーワードをビックキーワードといいますが、このようなキーワードはライバルも多く、SEO対策も充実しているため、その中で上位表示されるには難易度が高く、攻略できたとしても長期間かかってしまいます。
SEO対策は無料とはいえ、そこに費やす労力には当然ながら費用が発生します。
そのためビックキーワードはよほど費用対効果が見合わないと狙うべきではないのです。
以上の点を踏まえて、キーワードをピックアップしていきます。
2・キーワードの振分け
ピックアップしたキーワードをサイトの構造に合わせて振分けていきます。
タイトルタグ:<title>
タイトルタグはWebサイトのタイトルに付けるタグです。
<title></title>の間に入れます。
入れるキーワードは
- 地域名
- 工務店・建築・住宅
などです。
タイトルタグで囲むWebサイトのタイトルは、Googleにこのサイトが何のWebサイトかを伝える大切な役割があります。
そして繰り返しますが、必ず地名キーワードを入れるようにします。
「地域名+工務店」のようなキーワードで上位表示させる意図もありますが、ローカル検索で検索にヒットさせる狙いもあります。
h1タグ:<h1>
次に2層目のページを作っていきます。
狙っているキーワードを<h1></h1>タグの間に入れてコンテンツページを作ります。
ここでのキーワードの振分けは、タイトルに入れられなかったキーワードで、関連性の強いキーワードを横展開していきます。
2層目のコンテンツページにも必ず地名キーワードを入れます。
例)地名+木造住宅 地名+二世帯住宅 地名+家造り など
それ以外にも、
- お問合せ
- 事例紹介
- 施工の流れ
- お客様の声
- スタッフ紹介
- Q&Aコーナー
- アクセス
などのページを作ります。
SEO対策を強化するにはサイト構造を3層にする
サイトを2層構造にしたら、次に3層構造にして、SEOに強いWebサイトを構築します。
もちろん2層構造でもSEO効果を発揮しますが、より検索に強いWebサイトにするなら、3層構造にすることをお勧めします。
たとえば「地名+木造住宅」を例にとると、2層目のページに「地名+木造住宅のカテゴリページ(目次の役割を果たすページ)」を作ります。
その下に「地名+木造住宅」に一言キーワードを加えたページを作っていきます。
例)地域名+木造住宅+価格 地域名+木造住宅+耐震 地域名+木造住宅+耐熱 地域名+木造住宅+住み心地 地域名+木造住宅+白アリ など
このようにして関連キーワードを含んだコンテンツを増やしていくことで、さまざまなキーワードで検索ヒットするようになり、その結果アクセスも増えていきます。
ただしサイト構造は3層までにします。
理由はそれ以上深い構造だと、ユーザーが使いにくいWebサイトになってしまいますし、最初に説明したクローラがサイト内を全部巡回しないということが起きてくるからです。
ユーザーにもクローラーにも、Webサイトはシンプルな方が親切なのです。
濃い見込み客を集めるアクションキーワード
キーワードを設定するときは「アクションキーワード」を入れるようにします。
アクションキーワードとは、今すぐ客が検索しそうなキーワードのことです。
たとえば住宅関連なら、「価格」「見学会」「資料請求」などがあります。
このようなキーワードを使ったページを作っておくことで、濃い目の見込み客が集まるようになります。
3・コンテンツを作る
キーワードの振分け(Webサイトの設計図)ができたら、次はコンテンツを作っていきます。
冒頭でもお話しした通り、現在の検索順位はコンテンツの内容によって大きく左右されます。
他サイトからの被リンクも検索順位に大きく影響しますが、それでもコンテンツの中身のクオリティが低ければ、検索順位は上がってきません。
品質の高いコンテンツに被リンクされることで、はじめて検索エンジンから評価されるのです。
それぐらい今は「コンテンツの中身が重視される」と覚えておきましょう。
ですからSEO対策の中のランキング対策とは、「コンテンツ対策」といってもいいくらいです。
Googleが高く評価するコンテンツとは?
ではGoogleから高い評価を得られるコンテンツとはどんなものをいうのでしょう?
いろいろ基準はあるのですが、主に次の3つを満たした記事はGoogleからの評価が高くなります。
- 検索意図を満たすコンテンツ
- 専門性が高いコンテンツ
- オリジナル性のあるコンテンツ
1・検索意図を満たすコンテンツ
まず第一にユーザーの「検索意図」を満たしたコンテンツは、高確率で上位表示されます。
検索意図とは、「ユーザーが何を知りたくてその検索キーワードを入力したか?」、その意図です。
Googleは検索の黎明期から
- ユーザーの検索意図を的確に把握すること
- その意図に対し正確な答えを返すこと
を目標にしています。
なぜなら、自分の知りたいことが正確に返ってくる検索エンジンなら、新規・リピーターを含め利用者が増えるからです。
したがって、検索ユーザーの意図を理解し、その意図に対して正確な答えを含むコンテンツなら、Googleの方から勝手に上位表示してくれるのです。
ですから、ユーザーの検索意図を満たすコンテンツを作る必要があります。
2・専門性が高いコンテンツ
Googleの検索エンジンは専門性の高いコンテンツを好みます。
2018年には「検索に関するガイドライン」の一部が変更され、次の3つのことを満たすコンテンツを高く評価すると公表しました。
- Expertise(専門性があること)
- Authoritativeness (権威があること)
- TrustWorthiness (信頼できること)
上記の3つを略して「E-A-T」と呼びます。
「E-A-T」とはつまり、「誰が書いたか」によってコンテンツの評価が決まるということです(誰が書いたかを評価するということは、Googleは執筆者の情報まで見ているということです。匿名はSEO対策上不利となります)。
だとしたら、専門性が高い記事を発するWebサイトは高評価になります。
コンテンツの評価が高くなるということは、検索順位も上がるということです。
<コンテンツは1ページ2000文字以上で作る>
ちなみにGoogleがどのようなコンテンツを評価するか、「E-A-T」以外に次のものがあります。
3.1. ページ品質の評価:最も重要な要素
ページ全体の品質を評価するのに、最も重要なファクターが、下記です。
- メインコンテンツの品質、そして量
- ウェブサイトの情報、もしくは、ウェブサイトの責任者についての情報
- ウェブサイトの評判
- 専門性、権威性、信頼性(E-A-T)
上記はどれも大切な項目ですが、ここで「メインコンテンツの品質、そして量」という項目に注目して下さい。
Googleの品質ガイドラインには、「何文字以上だから評価する」という基準はありませんが、長文のコンテンツを評価する傾向にあります。
その反対に400文字程度コンテンツは評価されにくいです。
ですからコンテンツを作るときは、1ページ2000文字以上になるようします。
文量が少ないと検索順位の上は狙えません(狙って順位獲得するならなおさらです)。
Webサイトを作るときは、Googleの品質基準と共にコンテンツの文字量を必ず意識しましょう。
3・オリジナル性のあるコンテンツ
そのWebサイト(またはページ)にしかないオリジナルコンテンツをGoogleは高く評価します。
理由は単純です。
希少性は価値だからです。
少し想像してみればわかりますが、検索して1位~10位までのページが、同じ情報ばかりならどうでしょう。
ユーザーは「ほかの違う情報も知りたい」と思うのではないでしょうか?
むしろ他サイトと違う情報を探し出してくる検索エンジンは、便利で使えると思いませんか?
このようにユーザーにとって有益なものを提供してくれるWebサイトをGoogleは好むのです。
したがってオリジナル情報があるコンテンツは高く評価されます。
以上のように、検索意図を満たすコンテンツ、専門性が高いコンテンツ、オリジナルのコンテンツがGoogleから高評価を得るポイントです。
その他にもSEO対策に効くコンテンツの作り方は下記記事を参考にしてみて下さい。
4・Webサイトをスマホへ最適化する
BtoCビジネスの場合、8割から9割はスマホからのアクセスになります。
したがってWebサイトの構造を、スマートフォンへ最適化しなくてはいけません。
具体的にいえば「レシポンシブ・WEB・デザイン」のWebサイトにします。
レシポンシブWEBデザインとは、ユーザーの端末に(スマホ・タブレット・PC)合せて表示画面を最適にするというものです。
レシポンシブ・Web・デザインであれば、PC用のページ、スマホ用のページ、タブレット用のページと、それぞれ持たなくても1つのWebサイトですべてまかなうことができます。
検索エンジンもモバイルに合わせる
またGoogleのインデックス基準も、モバイル・ファースト・インデックス(以下MFI)に移行しています。
MFIとは、たとえばPC用のページとモバイル用のページがあった場合、モバイルページの情報をインデックスするということです。
ということは、PCページのコンテンツの品質が優れていても、モバイルページのコンテンツの質が低ければ、検索順位を落としてしまうことになります。
したがって、現在PC用とモバイル用のページがあるなら、モバイルページのコンテンツを充実させるか、「レシポンシブ・WEB・デザイン」を導入して、すべてを統一するかしておく必要があります。
スマホユーザーの操作性に配慮したWebサイト
スマホユーザーが8割以上ということは、サイトの操作性もスマホに合わせておかなくてはいけません。
これも直接の検索順位には関係ありませんが、間接的に検索ランキングに関係してきます。
たとえば表示速度が遅いサイトの場合、ユーザーの離脱率が高くなります。
また操作性が悪ければ誤タップが起こったり、文字が読みづらくスクロールもしにくくなります。
このようなWebサイトの場合、滞在時間が短く、直帰率が高くページビューも伸びないという現象が起こります。
こういったユーザー体験を損なうサイトの評価は、数値としてGoogleにカウントされ、結果として検索順位を落とすことになるのです。
ですから、スマホユーザーがサイト内を快適に巡回できるよう、Webサイトを構成しておかなくてはいけないのです。
5・ローカル検索対策。Googleマイビジネスへの登録
ローカル検索対策として、Googleマイビジネスへは必ず登録しておきましょう。
ローカル検索とはユーザーの位置によって検索結果が変わる仕様のことで、地域ビジネスでは今ローカル検索経由の集客が大きくなってきています。
ローカル検索は、たとえば「鳥取市 工務店」と入れたときに、Googleマップと一緒に表示される工務店の情報です。
この会社情報は3つまでしか上位表示されなく(それ以下は「さらに表示」とされる)、この上位3位に入ることがクリックされるポイントになります。
このGoogleマップ上で表示されるには、「Googleマイビジネス」への登録が必須です。
ローカル検索で表示される仕組み
ローカル検索で工務店の情報が表示される仕組みは
- 検索キーワードとGoogleマイビジネスの登録情報との関連性
- 検索キーワードに含まれる地域名と工務店の所在地までの距離
- 工務店の知名度や人気
で決まります。
工務店の知名度や人気というのは、Web上での露出度を指します。
頻繁にWeb上で名前が出てくる工務店は、基本知名度があり、たくさんの人から支持されていると考えられます(悪い意味でも出てきますが)。
またSEO対策で上位表示されることもWeb上の知名度には関係してきますので、しっかりSEO対策で上位表示させておきたいところです。
それ以外でも重要なのは、Googleマイビジネスに投稿される口コミです。
やはり口コミはお客様が工務店を選ぶキーポイントになります(少なくとも初期の接触段階では)。
Googleも口コミ・レビュー評価がローカル検索で上位表示される要因になるとアナウンスしています。
Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。
しっかり口コミを集めておきましょう。
ローカル検索での集客経路は、すでに大きくなりつつあります。
とくにスマホユーザーに対しては、表示場所が重要で、一つでも上に位置することがクリックされる条件になります。
ローカル検索は自然検索より上に表示され、かつ無料でSEO対策ほど手間もかからず短期間で表示できるメリットがあります。
しっかり対策をして、地域での大きな集客経路なるよう育てましょう。
6・外部リンク対策
コンテンツ対策に続いて検索順位に影響するのが外部リンクです。
外部からリンクされることを被リンクといいますが、被リンクが多いサイトは検索順位が上にきます。
しかもその順位が安定しやすい特徴もあります。
コンテンツのみに頼ったSEO対策だと、一時的には検索1位は取れても、長期間では順位が安定しないというデメリットがあります。
ですから長期のSEO対策を考えたときは、外部リンクはぜひ獲得しておきたい施策なのです。
とはいえ被リンクの獲得は他人様の意思で行われることで、運営者側がコントロールできることは、自作自演の被リンクや業者に依頼することを除いてはありません。
またどんな被リンクでも評価されるかといえば、そんなこともないのです。
Googleが評価する被リンクとは
- たくさんリンクされているWebサイトからのリンク
- 信頼性の高いWebサイトからのリンク
- 同じジャンルの専門性の高いWebサイトからのリンク
- 関連ジャンルのWebサイトからのリンク
です。
逆に、関連んジャンルでもない信頼性の低いWebサイトからの被リンクの評価は0点です。
100個リンクが付いても評価が0点なので、SEO効果も0点のままです。
Googleから評価されるリンクの獲得を目指しましょう。
やってはいけないSEO対策
ここからはやってはいけないSEO対策について代表的なものを解説します。
これからご紹介するSEO対策は、ブラックSEOといわれるもので、下手をするとGoogleからペナルティを受けます。
Googleからペナルティを受けますと、検索圏外に飛ばされますので、検索経由のアクセスはほぼ見込めない事態となります。
絶対にやめておきましょう。
コンテンツの自動生成
コンテンツの自動生成とは、ツールを使って文章を書くことです。
通称ワードサラダといいます。
このツールで作られた文章の特徴は、特定のキーワードを含んだでたらめな文章で、読む人にとって意味不明なものが多いです。
このような文章は意味不明なだけでなく、ユーザーにとっても迷惑な存在です。
したがってツールで作ったコンテンツは、Googleからゴミ同然とみなされます。
このような質の低いページばかりのWebサイトはペナルティの対象となります。
コピーコンテンツも注意
Web上にあるだれかの記事を丸ごとコピーして自社サイトに掲載することは著作権に違反しますが、検索エンジンでもペナルティの対象になります。
たとえば
- Webサイトのページがコピーコンテンツだらけ
- 断片的なコピーコンテンツだけを載せた何の役にも立たないページ
といったものはペナルティを受ける可能性が高くなります。
コピーして引用する場合は、「引用タグ<blockquote>」を使って、これは引用ですとユーザーにも検索エンジンにもお知らせしましょう。
リンクプログラムへの参加
リンクプログラムは、Googleが被リンクの数を評価することに着目し、不正にランキング操作する目的で行われる対策のことです。
ペナルティの対象となるリンクは次の通りです。
- リンクを張るためだけに作られた低品質サイトからのリンク
- 相互リンクを大量に張り合っているリンク
- リンクを買うこと
- プレゼントなどをして張ってもらったリンク
- 質の低いブックマークサイトに登録して張られたリンク
ページランクやグーグルの検索結果でのサイトのランキングを操作することを意図したリンクは、リンク プログラムの一部と見なされることがあり、ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)への違反にあたります。これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。
ページランクを転送するリンクの売買。これには、リンク、またはリンクを含む投稿に対する金銭のやり取り、リンクに対する物品やサービスのやり取り、商品について書いてリンクすることと引き換えに「無料」で商品を送ることなどが含まれます。
不正なリンクはペナルティの対象となりますので、自作自演や業者に依頼する場合は注意が必要です。
ペナルティの対象となる不正SEO対策一覧
ペナルティの対象となる不正SEO対策の一覧を挙げておきます。
下記のものは絶対に行わないようにしましょう。
- 自動で作成されるコンテンツ
- オリジナルコンテンツが少ないミラーサイト
- 隠しテキストや隠しリンク
- ページランクを操作するためのリンクプログラムへの参加
- ページコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- 不正なリダイレクト
こんなSEO業者に依頼してはいけない
ここまで解説してきた工務店用のSEO対策ですが、「何だかむずかしい」「インターネットはやっぱりよくわからない」という理由で、「それなら業者に」と思われるかもしれません。
しかしSEO業者もピンからキリまであり、悪質なSEO業者に引っかかってしまと、何のSEO効果もないことにお金を支払わされたり、最悪の場合はGoogleからペナルティを受けてしまうこともあります。
SEO業社に依頼する場合は、よくよく調べて慎重にしましょう。
ここで依頼してはいけないSEO業者の代表的な特徴を3つ挙げておきます。
1・電話営業してくる業者
SEO対策をうたい文句にしているのに、電話営業してくるところは矛盾しています。
そう、電話営業しなくても、自らSEO対策を施して集客すればよいからです。
それができないから電話営業せざるを得ないのです。
2・「何でもできます」という業者
仕事ほしさに「何でもできます」といって受注しようとします。
それでいて具体的な提案は皆無、「リンクを付ければ」「コンテンツの文字数を増やせば」といったネット上で拾える情報しかいわないのも特徴です。
現在のSEO対策は「これをやったら順位が上がります」というものはないのです。
検索エンジン自体進化していて、単純な施策のみが効くようなことはなくなりました。
「何でもできます」は具体案がない証拠です。
3・ガイドライン違反の対策を行ってくる業者
悪質な場合はガイドラインを承知で、無知な場合はそうとはわからずガイドライン違反の対策を行ってきます。
ガイドライン違反を行えばペナルティのリスクを喰らう羽目になります。
具体的な提案をしないだけなら良いですが、たとえば不正なリンクを張られてペナルティを受ければ、Webサイトは圏外へと飛ばされ、Googleからペナルティ解除を受けるまでその状態が続きます。
ペナ解除後も以前の順位が戻るとも限りませんし、最悪の場合Webサイトを捨てて、あらたに構築し直さなくてはいけなくなります。
そのころにはSEO業者は音信不通となって責任も取ってくれません。
以上の3つに当てはまるSEO業者は、絶対に避けましょう。
まとめ
工務店のSEO対策について解説してきました。
自然検索に加えてローカル検索の登場により、Web集客の重要性はますます増しています。
住宅のような大きな買い物なら、間違いなく「検索」というアクションが間に入ります。
このような状況を鑑みれば、SEO対策に取組まないのは、大きな機会損失を起こします。
SEO対策を取入れて、Web上に盤石の集客経路を築きましょう。
下記に一つでも思い当たるなら集客屋にお任せください。
・ランディングページのコンバージョン率が低い。
・オンラインで商品・サービスを販売したい。
・オンライン広告をはじめたい。
・販売不振を解消したい。
・オンラインで集客できる仕組みを作りたい。
高いパフォーマンスを発揮するランディングページを提供して、「売れない」悩みを解決いたします。
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