音声検索のSEO対策。音声検索で上位表示されるには?
音声検索が主流になる?
これからの検索は文字によるSEO対策だけでなく、音声検索にも対応して行く必要が出てきました。
音声検索に対する調査データによると、次のような予想が出ています。
- 音声検索の普及のカギは「99%の精度」
- 2020年までに検索の半数は音声または画像検索に
- Windows 10タスクバー検索の25%は音声検索
- 2020年までにウェブ閲覧の30%はスクリーンを介さない音声主体へ
- 2022年までに半数の消費者が音声ショッピングを利用する
- スマートスピーカーは信頼される必要がある
引用元:トラフィック激増「グーグル砲」を生む「おすすめ記事」は、2019年注目の機能【SEO記事12本まとめ】
スマホの画面は操作しづらく、タップして文字を入力するのは面倒です。
その点音声検索は、スマホに向かって話しかければ検索結果が出てきます。
スマホでの利便性を考えれば、調査データも頷けます。
それに加え、AppleのSiriやamazonのAlexa、GoogleのGoogleアシスタントといったデジタルアシスタントを利用する人が増えたことも、音声検索を加速させる要因として挙げられています。
音声検索を可能にしたハミングバードアップデートとは
Googleの音声検索への対応は、「ハミングバードアップデート」と呼ばれるアルゴリズムの変更ですでに実施されています。
ハミングバードアップデートにより何が変わったかといいますと、「会話型検索」の処理能力が上がったことです。
ハミングバードアップデートが導入されるまでの検索エンジンは、入力されたキーワードに該当する情報が表示される辞書的な検索方法でした。
たとえばユーザーが「鳥取駅近くのホテル」を探していた場合でも、「鳥取駅近くの泊まれる場所」と検索したのなら、必ずしもホテルの情報が表示さるわけではありませんでした。
なぜなら検索キーワードに「ホテル」というキーワードが入ってないためです。
しかしハミングバードアップデートにより、ホテルというキーワードが入っていなくても、「ユーザーは鳥取駅近くの宿泊施設を探している」という検索意図まで読み取るようになったのです。
その結果「鳥取駅近くの泊まれる場所」と検索しても、文脈の意図を読み取り、鳥取駅近くのホテルや宿泊施設を検索結果に表示されるようになりました。
まとめると
- ハミングバードアップデートによりキーワードの背景や文脈まで読み取るようになった。
- 会話型検索を行ったユーザーの意図や文脈に沿った検索結果を表示できるようになった
ということです。
ローカル検索で上位表示されるために必要なSEO対策
では音声検索に備えてWebサイト運営者は何をすればよいのでしょうか?
地域集客の場合、Googleに店舗や会社の位置を的確に把握してもらわなくてはいけません。
またスマホの位置情報と関連性があることも、Googleに認識してもらう必要が出てきます。
そのため、
- Googleマップの埋め込み
- 構造化データをきちんと行う
- 自分のビジネスと関係する地域に関するコンテンツを作る
- titleタグに地名を入れる
- H1タグに地名を入れる
- コンテンツ内に地名を入れる
- コンテンツ内に地域を感じさせもの(〇〇公園、○○市役所など)を入れる
- 市外局番から電話番号を掲載する(構造化データでマークアップ)
といったことが必要になってきます。
引用元:ローカルSEOを制するものは音声検索SEOを制する #BrightonSEO
音声検索にはこんな文章が好まれる
そしてもう一つ音声検索の対策として重要なことは、コンテンツの中に「音声検索の回答に利用される文言」を入れるということです。
ユーザーが会話の中で自然に使うであろう文言を想定し、それをコンテンツの中に入れておきます。
たとえば「鳥取駅近くの美容院は?」という会話帳の文章をWebページのタイトルやコンテンツ内に入れておくことで、音声検索の際に表示されやすくなるというわけです。
音声検索の回答として使われるような文を用意しておくことが重要です。
音声検索対策の2つの注意点
ただし次の点に注意しましょう。
- 音声検索のためだけの簡素な回答だけをしたページ
- 文脈の意味が通らないキーワードを詰め込んだページ
音声検索のためだけの簡素な回答のページは、逆に低品質ページとみなされる可能性があります。
キーワードを詰め込んだページもユーザーにとって役に立たないコンテンツですので、Googleが評価することはないでしょう。
音声検索であれGoogleがユーザーにとって有益なページを表示したいということは変わりありません。
1万件の音声検索の結果からわかった傾向とは?
ちなみに「Google Home」を使った1万件の音声検索の検索結果として、以下のような傾向があるようです。
- ページ表示速度がSEOに大きな役割を果たしてる
- 音声検索で表示されるサイトは主にHTTPSサイトである
- 音声検索クエリの回答には簡潔なものが選ばれやすい(シンプルで読みやすいコンテンツ)
- 構造化データはあまり関与してない
- オーソリティが高いサイトが採用されやすい
- ソーシャルで人気のコンテンツが採用されやすい
- titleタグに検索クエリが無くても採用される
- 文字数が多いコンテンツから回答を抜き出して採用するケースもある
- PC検索で上位表示されてるコンテンツが採用されやすい
- 強調スニペットに表示されてるサイトが採用されやすい
引用元:10,000件のGoogleホームの結果を分析しました。これが音声検索SEOについて学んだことです。
一つの参考にしてみてはいかがでしょう。
まとめ
検索の世界もどんどん進んでいます。
音声検索はまだはじまったばかりですが、これから検索の主流になるというデータもあるくらいですから、取組んでおくべき課題です。
とくにローカル検索の場合、地名をコンテンツやタイトルにきちんと入れることが大切です。
Googleに店舗や会社の位置を正確に認識してもらわなければ、検索結果に表示されず、機会損失を起こしてしまいます。
立ち遅れないために今からしっかり音声検索対策をしておきましょう。
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