「逆算」でリスティング広告の最適な予算を決める5つの方法
リスティング広告の最適な予算は逆算で求める
あなたはリスティング広告の予算をどのような基準で決めていますか?
リスティング広告の予算の決め方のポイントは「逆算」です。
予算ありきではなく、求めている結果から予算を逆算するのです。
逆算で広告予算を求める5つの方法
1・総売り上げから逆算する
現在の売り上げから数%を費用として計算する方法です。
一般的に売上げの5%~10%を設定して運用するのが目安です。
売上が1000万円なら50万円~100万円の広告費用となります。
ただし、安易に売上全体の10%までと決めてしまうことで、事業を伸ばすチャンスを自ら失うことになりかねないケースもありますので注意が必要です。
広告費用は「売上全体の10%まで」が正しいか?
2・キーワード単価から逆算する
キーワード単価から逆算して広告予算を導きだします。
たとえばキーワード単価が100円の場合で、コンバージョン率2%のパフォーマンスを仮定したとします。
目標販売個数が300個なら
・300個販売するために必要なクリック数:300個÷2%=15000回
・広告予算:15000回×100円=150万円
3・売上げ目標から逆算する
これは最初に売上げ目標を設定し、そこから広告予算を求める方法です。
まずクリック単価とコンバージョン率を仮定で設定します。
そして次に売上げたい目標額を設定します。
仮に商品の販売価格が2万円で1000万円の売上を設定し、コンバージョン率1%、クリック単価150円の場合なら次の通りになります。
・目標販売数:1000万円÷2万円=500個
500個販売するために必要なクリック数:500個÷1%=5万回
・広告予算:5万円×150円=750万円
1000万円売上げを上げるのに広告予算が750万円で、これで採算が合うかどうかじっくり検討しなくてはいけません。
4・損益分岐点から逆算する
広告を出稿しても赤字になってしまえば意味がありません。
そこで損をしないラインを引いて、その額内で予算を決める方法です。
たとえば1万円の単価で販売コストが3000円の場合、広告にかけられる予算は7000円です。
このケースだと獲得単価(CPA)が7000円を超えてしまうと赤字です。
獲得単価が7000円を超えないようコンバージョン率をアップする必要が出てきます。
5・ライフタイムバリュー(LTV)から逆算する
ライフタイムバリュー(以下LTV)とは「お客様が生涯でもらたしてくれる総利益」のことです。
たとえば、1件5000円の利益が出る商品があり、その商品を購入してくださったお客様は、平均すると3回購入してくれるとします。
となると、獲得単価を5000円で計算するのではなく、1万5000円で見込んでもよいことになります。
したがって初回の獲得単価が1万5000円を越えなければ採算がとれるというわけです。
この場合仮に販売個数が100個なら、予算枠は150万円までかけても大丈夫ということになります。
まとめ
リスティング広告の広告予算の求め方について解説しました。
「思ったよりもかかる」とお感じかもしれませんが、重要なのはかけた予算に対してどの程度の効果があるのかという点です。
そのためにはリスティング広告の運用やランディングページの改善も必要になってきます。
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