リスティング広告、費用を抑えて運用する7つのポイント
リスティング広告のパフォーマンスを最大値にする
リスティング広告に参入する企業は増え、クリック単価は上がっています。
リスティング広告はキーワードによって濃い見込み客が集まるため、それに気づいた企業はどんどん参入してきます。
そのため、いかにクリック単価を抑えるかは、リスティング広告運用者にとって一つの課題になります。
この記事ではリスティング広告のクリック単価を抑える方法をご紹介します。
リスティング広告の費用を抑える7つのポイント
1・除外キーワードを設定する
クリック単価を低くし広告予算を抑えるには、除外キーワードの設定は欠かせません。
除外キーワードとは、指定したキーワードでユーザーが検索した場合、そのキーワードでは広告を表示させない設定のことです。
たとえば「国内旅行」に関心あるユーザーを集めたいのに、「海外 旅行」で旅先を探している人に広告をクリックしてもらっても意味ないですよね。
そういった場合に「海外 旅行」と検索されても広告を表示させないようにする設定です。
このような無駄なクリックを防ぐことでクリック単価を抑える効果が、除外キーワードの設定にあります。
広告を運用して調べてみると、意外に関係ないキーワードでクリックされていることがわかりますから、除外キーワードの設定は必ず行っておきましょう。
2・品質スコアを上げる
リスティング広告には「品質スコア」という項目があり、品質スコアが高いほどクリック単価を抑えて広告配信を行うことができます。
品質スコアはキーワードごとに自動で設定されます。
ランクは1~10の数値で評価され、品質スコアが高いほど
- 同じ入札価格でも広告の掲載順位が高くなる
- キーワードの実際のクリック単価が低くなる。
- 1ページ目の最低入札価格が低くなる
- 広告表示オプション(サイトリンクなど)が表示されやすくなる。
- 広告が表示されやすくなる
といった有利な運用を行うことができます。
品質スコアは
- 広告の推定クリック率
- キーワードと広告の関連性
- リンク先ページの利便性
の3つが大きく影響しています。
つまり、広告のクリック率の高かさ、ユーザーの検索したキーワードと設定したキーワード・広告の関連性との密度、リンク先ページの見やすさや使い勝手などが総合的に評価され、そこで高得点がつくと品質スコアも高くなるのです。
リスティング広告は入札単価だけで掲載順位が決まるわけではありません。
掲載順位は
・入札単価×品質スコア
で計算され、そこで広告ランクが決まります。
たとえばA社の入札単価が100円、それに対しB社の入札単価が300円であっても、品質スコアの数値によっては、入札単価の低いA社の方が掲載順位は上に来るのです。
- A社:入札単価100円 品質スコア8 広告ランク800 掲載順位1位
- B社:入札単価300円 品質スコア2 広告ランク600 掲載順位2位
その結果、クリック単価を抑えて広告のパフォーマンスも上がるというわけです。
品質スコアを上げる3つの方法
1・タイトルに検索キーワードを入れる
たとえば、「鳥取市 整体」といったキーワードの場合、広告に「鳥取駅から徒歩5分の整体院」というふうに検索キーワードを広告文の中に入れます。
2・広告表示オプションを設定する
広告表示オプションとは、広告にリンクや電話番号などを追加で表示できる機能のことです。広告表示オプションの設定することで画面占有率が高まり、クリック率が上昇します。

3・除外キーワードを設定する
品質スコアの改善にはクリック率を上昇させることが重要なので、無駄インプレッションを防止することで品質スコアは改善します。
3・キーワードごとに入札単価を調整する
運用当初はできませんが、コンバージョンが発生するようになれば、キーワードごとに入札単価を調整します。
たとえばコンバージョンが取れるのに上位表示できてないものは、入札単価を上げて広告の露出を高めます。
逆にコンバージョンが取れないキーワードは、広告単価を下げるか配信を停止します。
4・配信先を限定する
コンバージョンの取れる配信先を限定して、無駄な広告の表示を停止します。
リスティング広告は、地域、時間、デバイス(スマホ・タブレット・PC)といった配信先を限定することができます。
このような配信先を限定することで、コンバージョンの発生しない、地域、時間帯、デバイスで広告を表示させない設定にします。
5・リマーケティングを利用する
リマーケティングとは追尾広告のことで、一度Webサイトに訪れたユーザーに対して追いかける形で広告を配信する方法です。
あなたもご経験あると思いますが、興味があって広告をクリックすると、しばらくの間何度も同じ広告を見るあれです。
リマーケティングによる効果は大きく、リスティング広告では欠かせない広告手法です。
Googleの公開したデータによると、その日のうちに購入を決めるユーザーは10%もないそうです。
ということは、その瞬間は購入しなかったけど、後日購入しているユーザーが90%も占めているということです。
つまりそれだけリマーケティング広告が効果があるということです。
6・SEO対策に力を入れる
SEO対策とリスティング広告が何の関係があるかと思われるかもしれませんが、現在のユーザーの行動は複雑化しています。
広告で興味を持って、そこからその会社のWebサイトを探し、申込み
SNSで興味をもって、その会社のサイトを訪れ、その後リスティング広告をクリックし申込み。
など、さまざま経路をたどってコンバージョンが発生します。
リスティング広告はリスティング広告で完結とはならないのが現状です。
さらにGoogleのads広告の場合は、アナリティクスと連携させることで、自社サイトに訪れた人にリマーケティング広告で追っていくこともできます。
要は検索して自社サイトに訪れた人をも広告で取り込んでいくことができるのです。
自然検索で自社サイトに訪れてくれたユーザーは、それなり興味関心が深いので、コンバージョンも取れやすくなります。
7・ランディングページの改善
コンバージョンはやはり広告となるランディングページの出来で決まる部分が大きいです。
リスティング広告の役目は、いかに濃い見込み客を集めるかの部分で、その集めた見込み客を成約に導くのはランディングページの役目です。
濃い見込み客を集めても、ランディングページがダメならコンバージョン率も低下します。
ですから、常に改善、改善でランディングページのコンバージョン率を高める努力が必要になります。
まとめ
リスティング広告の費用を抑える方法について解説してきました。
リスティング広告はパフォーマンスの高い広告方法です。
しっかりマスターすれば、自社にとって大きな売上げをもたらしてくれます。
その際にクリック単価をいかに抑えるかが運用者の腕の見せどころです。
広告費用をおさえて、リスティング広告のパフォーマンスを最大値まで引き上げましょう。
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